Zero-CON Detail #2

The 39-th Annual Science Fiction Convention of Japan
Official Internet Web Pages

5(Sat.)-6(Sun.) August 2000 AD
at Pacifico Yokohama, Yokohama JAPAN
English pages are under construction.

第39回 日本SF大会

西暦2000年8月5日〜6日(日)

於・横浜 パシフィコ横浜

Zero-CONについて(その2)

Zero−CONの理念と目的

 SF及びその周辺ジャンルにおける可能性を追求し、啓蒙する場がZero-CONです。
分科会形式による多種多様な小イベントと、集客力のある大イベント、そして、ファン活動としての作品・制作物の、展示研究発表会という形をとります。

 またZero-CONは,SF及び周辺ジャンルで活躍する人々、それを研究したり楽しんだりするファン活動を行う人々、そこにおいて新しい形での表現を求めて行く創作活動を行う人々に出会いの場を提供します。
すなわち、プロフェショナル、アマチュアを問わないコミュニケーションの場、社交場としての意味を持つのです。
それは同時に互いに刺激を与え合い、SF及びその周辺ジャンルを活性化する場、あるいは新たな可能性を生み出す場でもあります。
Zero-CON実行委員会はそうした場を用意し作りあげます。

 Zero-CONは、SF及び周辺ジャンルに関わる全ての人々のために用意され開かれたイベントであるだけでなく、一般に向けて広く開かれ、あらゆるSF及び周辺ジャンルの自由な活動及び創作活動の構築展開に向けて、SF及び周辺ジャンルの中核たるムーブメントとして自らを規定し、世界までを視野に入れた形での展開を目指します。

Zero-CONのスタイル

 Zero-CONのスタイルは、分科会形式、すなわち、多種多様なプログラムがタイムテーブルに従い同時並行で行われていくものです。
それらのプログラムの総体として、Zero-CONという一つの大きなコンベンションが形成されるのです。

 Zero-CONでは、この分科会形式のプログラム一つ一つのことを『企画』と称しています。
 “企画”は2時間を一単位として行われ、各々が自らの趣味・嗜好により自由に選択し、見て回ることができます。
これにより、“企画“一つ一つとしては他の参加者と共通体験を持ちながら、全体としては自分だけのイベントを構成することができるのです。

 代表的な企画としては

  • 各種パネルディスカッション
  • マスカレード(コスプレ)
  • 作家とファンの交流会(お茶会)
  • デモンストレーション展示即売会
  • イラストレーターの原画展
  • ハイテク機器の展示
  • 上映会
  • サイン会
  • トークショー
 などがあります。 これらが数十の会議室やホールにて同時並行で行われます。
 そして、特筆すべきは多彩なゲスト陣であり、作家、翻訳家、漫画家、イラストレーター、脚本家、映画監督、学者、タレントなど100名以上の参加を予定しています。

 Zero-CONでは、こうした“企画”を過去最大の200以上行います。

企画

 ここでいう企画とは、Zero-CON開催中に同時並行的に行われる多種多様なプログラムのことです。

 Zero-CONの企画は、実行委員会が企画運営するものと、参加者有志が企画運営するものがあります。
 特に後者の存在により、企画は敏感に世相を反映した、あるいは世相を先取りしたものになります。

 例えば、現在では社会現象にまでなっているコスプレ(コスチュームプレィ)も日本SF大会が“発祥の地”です。
まだ、コスプレという名称すら存在しない時代から、マスカレードという名で、特定の作品中の登場人物の衣装を纏うことで行う自己表現として行われてきたのです。

 あるいは、“トンデモ本”という「現代用語の基礎知識」に掲載されるほどの流行語を生み出し、大ベストセラーとなった「トンデモ本の世界」シリーズは、「日本トンデモ本大賞」という、大会で毎年行われている企画そのものが本になったものです。


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