まずはディスクからデータを抽出する必要があります。
抽出方法はググると出てくると思います。
モデルデータの抽出といっても2パターンありますが、自作のモデルビューワーをつくって、それに合わせたデータに変換する。
または一般にあるモデリングソフトのデータフォーマットに合わせて変換する必要があります。
今回のドリクラのデータは非圧縮なのでデータ的には生の数値が入っています。
1つのファイルには複数のファイルが連結されています。
まずはそれをバラバラするデータ解析とツールを作成します。
キャラが入っているファイルにはドリクラやお姉チャンバラで使用されているTamSoftのオリジナルフォーマット?のCAN形式が複数入っています。
まずはCANファイルに分離しCANファイルを展開します。
アーカイブされたファイル構造は多階層になっているので最下層まで追うようにしてください。
アーカイブにはファイル名が含まれているのでファイル名を紐付けておくと良いです。
ヘッダでは何のデータがわからないものがあるので拡張子で判別します。
モデルデータは.tgfファイルです。
tgfファイルには複数のオブジェクトが入っています。
オブジェクトは現在7種類確認しています。
オブジェクトの先頭に頂点数やインデックス数、オフセットアドレス、マテリアル番号、フラグ等が入っています。
ヘッダのサイズは変化します。
ヘッダサイズやオブジェクトの構造はフラグで判別可能です。
日記にも書きましたがボーンが入っていないデータは32bitのfloatで格納されていますので、ヘッダ情報通りデータを抽出すれば抜き出せます。
頂点、法線、ウイエト、UVが基本でデータによって他に必要な数値が入っています。
その後に頂点インデックスが入っています。
頂点インデックスはトライアングルリストとトライアングルストリップの2種類あります。
どちらを使っているかはヘッダ情報から判別が必要です。
オブジェクトの後にはテクスチャのリストがあり、その後にはマテリアルなどがありますが、自分はまだそこまで追っていません。