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どの日に突っ込む? 突っ込みの言葉



■ 2016年 先月 来月

7月31日

 創造のコツは、それがどこから得たものかわからないようにすることだ。
私が関白である


 ゲーム酒場とは何か。
ゲームを肴に酒を飲むという企画で、うる星あんずことマトリックス大堀氏、高田馬場の某有名ゲーセン関係者、基板を触っただけでタイトルを当てる「利き基板士」のキバンゲリオン氏、そして慶應KMDの杉浦一徳准教授がトークし、客席で用意されておるふるまい酒やオードブルを楽しむという夢のような企画である。しかもそれでいて追加料金ナシ。素晴らしいではないか。

 今回は大堀氏が体験した昔のゲームセンターの記録を貴重な映像でお届けしたと共に、キバンゲリオン氏のコピー基板の話しが行われた。コピー基板にまつわる話しはそれこそあの時代の闇であるから、誰かが伝えなければ永遠に消えてしまう。この講演を聞けた者は幸いだったろう。

 さてここで関白、次の日の予定が気になってきた。明日も場所をおたコスに移して講演があるのじゃ。
普通のスタッフであればもう閉会式後はゆっくり帰るとか観光するとかだけれども、翌日も提携イベントで一コマ、KMD杉浦准教授の講演があるのである。一体誰がこれを組んだのかと思っても仕方ない。ともかく翌日も早い。そしてもう午前3時だから、講演者を残して寝るとしよう。
後で聞いたところ、企画は4時半頃に終わったらしい。残った飲み物は、全部PXと呼ばれる酒場企画に寄贈されたそうである。

 起きて朝である。
遂に大会も終盤となった。これから閉会式なのだが、その流れで次回大会などの紹介、暗黒星雲賞の発表などがある。並行して本部では撤収準備が始まっておる。関白も2体のロボットを片付け、発送準備をする。これはヤマト便でしか送れず、また時期的にお中元シーズンだから取りに行けないと後に断られる事になった。

 であるので、担当者が車を出して営業所まで持ち込んだのだぞよと言いつつでは関白は帰るぞ。


7月30日

 現実は幻想に過ぎない。非常にしつこいものではあるが。
私が関白である


 毎日割り込みが続くが、いよいよ明日投票日となった都知事選にまた新しい逸材が出てきた。
それは後藤輝樹候補である。選挙ポスターに旧大日本帝国陸軍の制服で写っておる者がおるから一体どこの極右かと思っておったのだが、もももの父に送る為に録っておる政見放送をうっかり見てしまい、関連する検索でその彼だと分ったのであった。
ただ内容は右でも左でもなく、強いて言うと反体制かも知れんが、全文書き起こしがここにあったので貼るものである。

 大会の話しに戻る。
企画名として「ハイスクール・フリートとワルシャワツアー」と名乗ってはいるものの、はいふりの話しはごく一部で、あらかた先日の「ミリタリー探検団 in ワルシャワ」の話しばかりであった。だが写真や動画もあるわの豪華な講演で、現地では博物館で実際に戦車を動かしてもらったりしたらしい。ワルシャワの物価はかなり低く、今回ツアーが落としたお金で結構な期間の維持費に相当するとの事。勿論食事なども安くでき、好評であったらしい。
Esenthel Engine作者のGregがポーランド出身なので、フレンドがワルシャワに行くんだよーと伝えたところ、彼は、ポーランドは寒い(のでニュージーランドに移住した)と言っておった。だが、幸いかどうか分らんけどツアーの頃の気温は大体東京と同じだったのである。
ツアーの模様は、同行した声優さんである中村桜氏のblogにあるので、見てみるといいだろう。

 で、そのワルシャワ現地ツアー。確か40万近かったパックツアーながらも人気だったそうで、これに味をしめた日本旅行、第2回開催も決定したとの事である。興味のある者がおれば、注意しておるとよいであるぞよ。

 そして担当企画はまだ続く。
次は24時からの、「ゲーム酒場」である。

 では関白は帰るぞ。


7月29日

 重要なことは、疑問を止めないことである。探究心は、それ自身に存在の意味を持っている。
私が関白である


 割り込みだが、現時点で8/11東京発金沢行きの北陸新幹線グランクラスは全席満席となってしまっておった。

もももの父「そもそも席が少のうございますので

 それでも一車両連結されておるはずではないか。
だが、まだ帰りの方は空いておる。今のうちに何とか押さえておかねばならぬのぅ。

 大会の話しに戻る。
その鈴木貴昭氏のコマは「ハイスクール・フリートとワルシャワツアー」という。4~6月に放映され人気を博したハイスクール・フリート。なんと2話からタイトルが変更されるという前代未聞の戦略で、「予約録画ができなくなった」とか、「もう『はいふり』ロゴグッズを作ってしまったのに」など各方面に波紋を投げかけたアニメである。
ストライクウィッチーズの時も、どんなに苦労していいものを作っても、まず見てもらえなければしょうがない。あいつらバカだと言われてもまず見てもらおう、という設定が、後に「パンツじゃないから恥ずかしくない」という宣伝文句が付いたあのズボン設定であった。

 「はいふり」というタイトルで、ゆるふわ日常系かと思わせて、それからのハード展開である。ストライクウィッチーズも最初角川から「ばとぷり!」というタイトルを提案されて速攻で黙殺したという話しもあるが、そのようにひらがな四文字のタイトルは「みなみけ」、「よつばと!」、など、これまで日常系アニメが多かったのじゃ。

 そんな訳でこのコマは、そのハイスクール・フリートと、大会直前に行われた「ミリタリー探検団 in ワルシャワ」の報告会なのである。

 では関白は帰るぞ。


7月28日

 如何なる問題も、それを作り出した時と同じ意識によって解決することはできない。
私が関白である


もももの父「関白、温泉ツアーにつきまして、北陸新幹線の指定席が取れましてございます

 うむ。

もももの父「それも窓際でございます

 関白も日頃窓際族と言われておるから、場所的に親和性が高い。これで北陸新幹線の、見事な眺望を楽しめようぞ。
だが、セキュリティ的にグランクラスにランクアップしておくかも知れんよって、チケットは早めに送ってくるがよいのである。確か片道当たり1万くらい上がると思うが、君の方で議会は抑えてもらうとして、時期的に席が取れない可能性もあるのでな。

 大会の話しに戻る。
東大の講演が終わったら、片付けをしてすぐ次の、22時からの「ハイスクール・フリート(はいふり)」の講演の準備じゃ。
この間に、24時からの講演に出る、株式会社マトリックス社長の大堀氏も到着した。酒のある場所などを伝えて、関白ははいふり企画の方へ向かう。
はいふりの、というかストライクウィッチーズやガルパンの、と言った方が通りがいいかも知れんが鈴木貴昭氏は、この日東京で、10月から始まる次回作の「ブレイブウィッチーズ」のイベントだったというのにそっちをすっぽかして来てくれた。そこまでSF大会を、いや関白を大事にしてくれるとはありがたい事である。

鈴木「角川からイベントに来てくれと言われたのが数日前でございまして

 それじゃ仕方ないな。

 そういえば、イベントには関白も声がかからんかったなと思いつつでは関白は帰るぞ。


7月27日

 昨日は偶像視され、今日は憎まれ、唾を吐かれ、明日には忘れ去られ、明後日には聖人に列せられる。
私が関白である


 ここで割り込み情報である。
いま都知事選まっさかりだが、東京には優秀な人材がおる。マック赤坂も勿論そうで、ゆみゆみもマック赤坂の政策にいたく感動し、自分に投票権があったら入れると言っておるらしいのじゃ。ちなみに今回マック赤坂の政見放送は、ドナルド・トランプのコスプレらしい。どっちも差別主義者という類似点があるからかな。
しかし彼に並ぶ逸材も登場した。NHKから国民を守る党の立花孝志その人である。NHKの経理を経て、不正経理告発のあと依頼退社し、その後ジャーナリストとしてNHKと闘っておるらしい。同じジャーナリストと言えど鳥なんとかというボケ老人とは大違いである。
NHKについては関白とも考えの一致するところもある。本人は落ちると分ってやっておるらしい事もいいではないか。どこまで善戦するか、楽しみにしよう。ちなみに氏の政見放送はNHKで見る事ができるのじゃ。

 SF大会の話しに戻る。
そして次は20時に次の企画がある。例の東大の、ロボットによる遠隔講演である。講演者本人もロボット参加だし、スライド表示に使うMacもChromeリモートデスクトップによる遠隔操作である。今回これのセッティングが一番難儀した。だが、その甲斐あって講演は立ち見も出るほどの満員で、大好評だったと言えよう。
この講演は大会の公式記録として撮ってあるので、どこかで見られるようになるかも知れん。楽しみにするがよい。

 では関白は帰るぞ。


7月26日

 平和は力では保たれない。平和はただ理解し合うことで達成できるのだ。
私が関白である


 一応だが、赤福側も申し訳ないと思ったのかスタッフに赤福を何箱も差し入れをしてくれた。次の機会があれば、今度はなんとかコラボしたいものである。

 プログラムの話しに戻る。
刻すでに夕方になり、戸田家の中では本格的にプログラムが始まった。吹き抜けではライブペインティングや手作りプラネタリウムが行われておる。どちらも毎度のエキジビションだけれども、近年ではここにSF作家クラブ藤井太洋氏のライブライティングというのが加わった。
ライブライティングとは、その場で小説を書いていくのである。こんな事をやっておるのはSF大会くらいではないか。しかもSF作家クラブ会長じきじきにである。しかもライブペインティングは、数々のイラストでお馴染みの加藤直之氏じゃ。そして手作りプラネタリウムは、石川県金沢市を拠点に活動する工房ヒゲキタである。それらがこの場所に介しておる訳で、なんと豪華な事であろう。

 それらを見つつ、関白の最初の担当企画、SF大会チャンネルサミットへと赴く。これはSF大会チャンネルに関わっておる者達が、これからの大会チャンネルを語るというものである。
大会チャンネルサミットは1時間で終わらせ、次のコマまでの1時間でみんなで食事を摂る。大会当日の展望レストランは名だたる著名人が集まっておるではないか。どっちを向いてもきらびやかな作家、漫画家などである。

 サミットの司会で、レストランに同行した某出版社のお偉いさんは、出演が終わったらみんなで食事に行こうというのに一人だけ先に行ったというではないか。だがこの日は昨日のようなチケット制ではなく、首から登録証をかけておる以外はノーチェックであるから、しれっと入ってしまえば何度でも食事できてしまう。まぁここも夜9時半で閉まるし、一人でそんなに何人分も食べられる訳ではないから、宿も大目に見てくれる事であろう。

 では関白は帰るぞ。


7月25日

 そのままが好き と言われて、不安。
私が関白である


 ここで割り込みニュースである。
関白邸の一番奥の部屋、2014年の正月早々に孤独死のあった部屋に、この週末新しい住人が入った。人が入るのは2年以上ぶりである。 しかし病死の場合でも家賃は下がるのだろうか。以前見たところでは大島てるには登録されておらんかったし、確かあのサイトは事件になったものしか載っておらんはずだしな。
それで、以前の住人宛に残された郵便物がなぜかヨソのボックスに移され、今までのところに新人の名前が書かれた。ボックスはまだ空いておるからそっちを新しく使えばいいのに、なぜわざわざそういう事をしたのだろうか。しかも204号室ではなく205号室だというではないか。
今後も注視していきたいものである。

 SF大会の話しに戻る。
話が前後するが、関白は土曜日のこの日の午前中、近くの赤福鳥羽支店へ赴いた。赤福は皆が知る通りの伊勢名物だけれども、賞味期限が翌日という驚異的に短い食べ物で、しかも傾けると形が崩れるといい宅急便でも送ってくれない。これは直営だけではなく、どこのお土産屋でも同じである。翌日着の地域なら賞味期限的にはギリギリ大丈夫なのではないかと思うのだがのぅ。一応夏期以外なら受けてくれるらしい。

 で、駅向こうの支店まで赴いたのは、この時期しか食べられない、またその場所も限られる赤福氷を食するためである。一見抹茶のかき氷だが、中には赤福が何個か入っておるという代物で、実行委員長をはじめとする主要スタッフのお気に入りである。
ぜひ参加者にも食べてもらいたい。ついてはこれを会場内で販売したいという事で赤福との交渉が始まった。聞けば社長だか会長だかは慶應のマンガ研究会出身であったという。大会の慶應人脈を通じて交渉を進めたのであった。
..のだが、結果的にNGであった。とんでもない数字の販売保証を要求されたため、そこまでリスクを取れないとなったのである。おそらくどこかの支店を1日休んだとしてもそれだけ売り切る事は難しいのではないか。そう思うような数字であった。

 そんな訳で、鳥羽駅から徒歩5分ほどの支店へ直接赴いたのであるぞよと言いつつでは関白は帰るぞ。


7月24日

 計画の95%は実行にあり、成功のカギは経営にある。
私が関白である


 連合会議の場では、それ以降の大会の話しも出た。
規則上、先過ぎてまだ承認できないが、2019年は埼玉で手が挙がった。大宮ソニックシティを軸に調整中であるらしい。そして2020年なのだが、この年は東京オリンピックであるので多くの会場が使えなくなる。であるからか福島でやりたい者がおるとの声が聞こえてきた。それは誰か。ガイナックスの武田氏である。そっちに明るい者であれば、快傑のーてんきのその人であると分る事であろう。

 といったところが現時点で見えておるのだが、今年や2018年の「合宿型」は、一般にオープニングからエンディングまでの時間が短いのと、基本的に夜通しなので体力を奪う。今回は、時間の短さについては翌日のおたコスという、これも万協製薬で行われるイベントに一部引き継ぐものもあるけれども、DAICON4の頃みたいにいいかげん皆若くないので、体に堪えるのじゃ。

 それはさておき、大会は始まった。関白は今回4つの企画を持っておるが、最初の企画は18時半に始まる。それまでどうしているかというと、館内をDoubleで回ったり、館内の様子を観察したりするのは勿論として、企画の準備をせねばならない。特に今回東大の講演はDoubleとChromeリモートデスクトップを使った遠隔講演なのだが、まだ確認ができておらんのである。東大と打ち合わせつつ確認を進めるが、東大から送られてきたDoubleがどうにもうまく動かん。うまくやってもこっちの様子が向こうに映らんというのである。
仕方なく、代理店から借りたものを講演に流用しよう。大会まで1週間を切った時点でのお願いだったけれども、借りられて幸いだった。

 時間は既に夕方になっておった。そういえばこの日は東スポをまだ買ってない。だが、今から行くと自分の出番までに戻って来れないかも知れない。誠に残念だが、今日のは諦めるとしよう。そういう事もある。

 では関白は帰るぞ。


7月23日

 (企業の)困難の原因はいつもその企業自身の中にある。
私が関白である


 12:30から、関白らは行かねばならぬ場所がある。それは企画のひとつだけれども、連合会議の例会である。
連合会議とは日本のSFファンダムを束ねる組織であり、SF大会をどこで開くかという事もここで決定される。毎回の議題は、この後贈賞式がある星雲賞の内示と、再来年のSF大会の決定、後はその時々に上がってくる議題の検討である。

 星雲賞はSF大会参加者の投票によって選出される賞で、なんとか選考委員会が与えるのではなくファンが選ぶ賞であるから、非常に重みがあるという。SF大会スタッフと言えど集計関係者以外には当日まで内容が知らされない事も特徴で、この会議の場でCUTEメンバである我らが鈴木貴昭氏の「ガールズ&パンツァー劇場版」が星雲賞メディア部門を受賞した事が知らされた。ストライクウィッチーズも取れなかった賞で、今回はマッドマックスやスターウォーズなど並み居るタイトルを抑えての受賞である。これは関白も喜ばしい。
今回鳥羽という、日本である意味もっとも遠い場所だから、贈賞式に出るべき関係者は誰も来ておらんかも知れんと思ったら、バンダイビジュアルが来ておるらしい。当然に受賞者は事前に知らされており、贈賞式への参加打診があるからここまで来てくれたのだろう。実際の距離はともかく、例えば去年の米子でも羽田から飛んで米子鬼太郎空港から30分なのに、鳥羽は8時過ぎに館を出て13時とか14時に着くなんて、2012年の夕張クラスではなかろうか。そんな鳥羽に来てくれた事もありがたいではないか。

 そして、2018年の大会がこの場で決定した。
昨年手を挙げて優先順位を得ておった、2012年夕張大会のチームが2018年をやる事になった。場所は群馬県水上温泉のホテル聚楽である。大会の名前は会場の名を取って「ジュラコン」というらしい。会場的に当然、今回と同じ合宿型大会である。

 では関白は帰るぞ。


7月22日

 他人からプレッシャーをかけられた時よりも、自分で自分を駆り立てる時の方が、人ははるかに大きなことをやってのける。
私が関白である


 SF大会に戻る。
いよいよ大会の始まりである。昼頃になると参加者が続々戸田家に入ってくる。関白もDoubleを玄関に持って行って歓迎する。確か昨日はpepperがおったはずなのだが、この日は見ない。Doubleとの2ショットをぜひ撮りたかったのだがのぅ。
聞いてみたところ戸田家のpepperはパートタイマーらしく、15-18時までの対応となっておるそうじゃ。という事は、チェックインの頃にだけおるのかも知れん。

 実は今回、戸田家の他に第二会場という場所がある。
それが多気町の万協製薬である。なぜSF大会に製薬会社が?といぶかしむ声もあろう。確かにそこは、元ショッピングセンターを改装した工場である。だが万協フィギュア博物館というものがあるのじゃ。
ここには、各種フィギュアが置かれておる。しかもどうも版権モノではなく、業者に作ってもらったらしい。といってもレインボー造形のような本物を作っておる会社ではなく、趣味で作ったらしい。日本にもそうないであろう道楽施設である。
この会場へは車で40分かかる。最寄り駅からでも20分近くかかるのではないか。しかも電化されておらんディーゼル区間で、しかも田舎だからろくに本数もない。駅前の、コンビニとも言えないヤマザキショップは夜は閉まってしまうのじゃ。

 そんな第二会場では、この土曜、ガイナックス武田氏によるフィギュア対談があった。
そういう企画を楽しんで戸田家に来る者もおるので、来場時間も適当にバラけるのである。

 では関白は帰るぞ。


7月21日

 正確な質問をすれば、正確な答えが返ってくる。曖昧な質問をすれば、曖昧な答えしか返ってこない。
私が関白である


 MacBook Proの復元だが、実はまだWindowsパーティションを戻してない。これはTimeCapsuleでは扱えない領域なのでWinCloneで別のバックアップHDに取っておるのだが、現在のWindowsの利用頻度を考えると果たして戻したものか。考えどころであるのぅ。

 さて来月より、三井住友銀行のネットバンキングにシステム変更が入って、パスワードカードと言われる乱数発生アプリの利用を義務づけする形に変更されるという。それではどのように変わるのか。しかしこれがほとんど情報がないのである。
パスワードカード担当窓口に聞いても要領を得ない。そればかりか、第二暗証を入れるところが乱数アプリの利用に変わるだけで、画面デザインや操作方法も変わらないという。操作方法が変わればとまどうし、そもそもアプリでできる事も変わったりするとしたら、三井住友から振り込みをしておる関白にとっては大きな問題である。

 だがそこに疑問があった。細かく聞いていくとようやく認めたのだけれども、今回の切り替えを行う事で画面デザインも変わるのだという。という事は操作方法も新しくなる訳で、どうやらできなくなる事もあるらしい。変更がないとさんざん言っておった案内窓口自体の信頼性が揺らいできた。
何か資料はないのか。こう変わるという資料がいいのだけれども、問い詰めてもそれはないという。なぜそんな状態でみな切り替えをokしておるのだろう。今月切り替えないと、来月から振り込みが使えなくなるという言葉で判断力を奪い、交換させておるのだろう。そのレベルの物言いはオレオレ詐欺にも通じるものでり、まったくけしからん。

 そもそも乱数発生アプリの義務づけを行っておるのは、知る限りジャパンネットバンク以外では三井住友銀行のみである。他行の動きと敢えて歩調を合わせず、利用者の任意選択ではなく強制にしたのはなぜか。しかも説明する資料も用意せずに、そこまでする必要があったのだろうか。

 この問題、今後も注視していきたいものであると言いつつでは関白は帰るぞ。


7月20日

 リーダーにとって、危機はチャンスでもあります。危機にある組織は、自然にリーダーの周りに足並みを揃えるからです。
私が関白である


 SF大会が愉快に続いておるが、ここでちょっと割り込みである。
手元のMacBook Pro 15inch(Early 2011)である。メモリはカタログスペックを超える16Gを積んでおるのだが、それでも5年前の機種である。速度には不満があるのである。そのため、以前から思っておったのだけれども、HDDをSSDに換装する事にした。最近はSSDも値下げ傾向で、狙っておったCrucialの1Tも一年前から2万くらい下がっておるのではないか。HDも空きがなくなってきておったし、そろそろいい時期かも知れん。

 という訳で換装してもらってきた。この状態ではOS含めまっさらなので、TimeCapsuleから復元する。Command+Rで起動すると、しばらく経ってOSをネットから落としてくると言う。一応USBに起動ディスクは作っておいたはずなのだが、まぁよかった。
そして、リカバリーツールで復元する元データを選択する。で、ここから11時間かかると出ておるではないか。しかもその時間は一向に減って行かん。25%くらいまで見ておったけれども、残り11-12時間をいったり来たりしておる。これはまだまだかかるのか。

 ..と思い朝起きたら復元が終了しておった。
SSDの力はいかほどかと思ったらやはりHDDとは大違いで、起動までの時間も大幅に短縮されておる。理屈では細かいファイルがあるほど速度に差が出るはずであるが、ともかくこれならまだまだ延命できるかも知れん。ただMacBook ProのAppleCareは切れておるので、何かあった時が困ってしまうけどな。

 ちゃんと復元できたのか。PhotoShopは、最初に起動したらカラー設定が一致しないとか出た(二度目の起動時には出なかった)し、MS Officeも起動時にライセンス認証をしろと言われまたキーコードを入れさせられた。TimeCapsuleでも完全には同じに戻らんようである。

 という注意点はあるもののHDDのSSD化はお勧めできるものであるが、TimeCapsule環境でないと途端に復元が面倒くさくなりそうなので、まだTimeCapslueを導入しておらん者はSSD化に際して導入するのがいいだろう。この調子でMacBook Air(Mid 2011)のSSDも、大容量にしようかのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


7月19日

 改革を実行したのは私ではなく、民たちです。私はテコであり、触媒にすぎません。
私が関白である


 翌日も早いので、そろそろ寝る。
今回は一部屋に5人という詰め込み状態で、まるで修学旅行を思い起こさせるものであった。しかもスタッフはスタッフだけ同じ部屋に固めるという扱いで、これは本部に近い部屋を割り当てるという意味もあるから、移動が楽でよかった。

 ともかく明日も早い。もう寝よう。朝ご飯は7-9時の間しか食べられぬのである。
明け方頃、ネットワーク担当者が「誰か400mのLANケーブル手に入らないか」とFacebookに書いておる。なぜこの時間になってそんな規模で足らなくなるのだろう。どうも計算間違いのようなのだが、大会にはネットワークの利用を前提にした企画もあるので、これはかなりマズイ事態である。

 ..心配してもしょうがないので、二度寝して、起きたら朝風呂に行こう。風呂が幾つもあるのはいい。露天に行こうと思ったが、この日の鳥羽は雨模様で、露天風呂の更衣室まで行くのは大変そうであった。..ので、昨日とは違う方の大浴場に行く。
風呂の後は朝ご飯に行こう。レストランは昨日行ったのとは違う方だが、位置的には戸田家の中でもっとも高い場所にある。鳥羽の港が見渡せる場所で、うまい朝食を摂るのはいいものじゃ。

 そういえば2011年の静岡は台風直撃だった。既に来る事を決めて宿泊しておるような者は、台風だからと行って来るのを止めないだろうが、確かあの時は一時期JRも止まってしまった。今年の鳥羽はそこまでではないが、当日申し込みで入場しようという者は、躊躇するかも知れぬのぅ。

 では関白は帰るぞ。


7月18日

 優先順位の低いことをいくら上手にやってもそれは時間、才能、労力、資源のムダ。
私が関白である


 ロボットにも慣れてきた。電波さえ安定していれば、後は慣れである。
Doubleは、セグウェイのような感じなのか、それとも地球ゴマのようなシステムなのか、よくは分らんが二本のタイヤだけでバランスを取って直立するようになっておる。
階段は超えられないので、持ち上げて降ろさなければならん。持ち上げると制御機構が異常を検知し安定させようとするのか、ちょっと激しい動作をするのは分っておったが、ネットワークがいち早く開通した吹き抜けへ持って行こうと持ち上げ、そして降ろした時、なんと前に倒れてしまったのである。

 なんという事であるか

 借り物だというのにどうした事か。関白のiPad Air 2ももしや割れてしまったかも知れぬ。その覚悟をして見てみると、幸いにして傷はなかった。レンズと鏡は外れてしまったが、付けられれば直る程度の破損であった。しかしDoubleの本体は足だし、iPadに異常がなければおそらく問題はないはず。しばらく使ってみて異常は見られなかったので大丈夫であろう。Doubleのスタビライザーに過信は禁物である。

 実はこの時点で、大会内ネットワークはごく一部にしか開通しておらん。大会が始まる前なので、まだ借りておらん場所には線を這わせる訳にはいかんのじゃ。これが、朝になっての悲劇となる。

 では関白は帰るぞ。


7月17日

 人が起こした問題で解決できないものはない。
私が関白である


 部屋の座布団は必要以上に膨らんでおった。これが高級旅館の証なのだろうか。

 大広間でのスタッフミーティングも終わり、そろそろ食事にしておこう。
ここ戸田家は、会場を選んだ者が「食事で選んだ」と言い切った豪華なビュッフェ形式のレストランが売りである。細かい話しをすれば戸田家に展望レストランは2つあって、片方は特に豪華とされておる。今回大会では、双方で極力同じものを出して欲しいとの要望を出したのでどちらへ行ってもよかったようだが、やはり板さんが目の前で調理する天海地の方が人気があったようである。

 メニューはと言えば、お作り、牛ステーキ、串揚げ、茶碗蒸し、チリソース、伊勢うどん、セルフチョイスの寄せ鍋、伊勢エビの味噌汁、青さのお吸い物、炊きたてご飯、ピザ、デザート各種など選び放題で、さすがというか何回も席との往復をする者がおったようである。
しかしこれだけのメニューで酒を頼まないのは難しい。まだまだ仕事はあるが、折角なのでビールを一杯いただく事とした。

 会場内は設営が続いておる。仕事のない者や前乗りしておるゲストは部屋で酒盛りしておるようだったけれども、そこまでするほどには余裕がないのぅ。
で、ロボットの操作練習に勤しむ。会場内をDoubleで歩き回るのである。当初はこれで遠隔地の者が大会を楽しめるようにと思っておったけれども、実際にはちょっとした段差も超えられず、誰か介助人を付けておらんと難しそうじゃ。
実際代理店でもイベントではそうしておると言う。なので側に付いておったが、回りの注目は熱く、特に女性が声をかけてくる事が多かった。この人気は、決してイケメンの関白目当てではないと信じるものである。

 では関白は帰るぞ。


7月16日

 リーダーシップは危機に直面した時にこそ、重要になります。極論すれば、すべてがうまくいっていれば変化が必要ないのですから、誰がリーダーでもよいのです。
私が関白である


 館内探索は続く。
地下にゲームセンターがあった。リーサルエンフォーサーズやオペレーションウルフといったレトロゲーム、そしてピンボール台も置いてあった。しかしどれも電源が入っておらんし、コイン投入口もガムテープでふさがれておるものが多い。もしかしたら置いてあるだけなのか? メンテナンスが必要な機材だから、誰も遊ばんのならメンテもされていない事も想像できる。
いずれにしても遊べそうにない。貴重なゲーム機だというのに、残念であるのぅ。

 そして戸田家と言えば、この地では高級の部類に入る温泉旅館である。
となれば当然に温泉に入らねばなるまい。戸田家には温泉村というのがあって、貸し切り風呂(個室)があったり、露天風呂もある。だが露天風呂には石けんもシャンプーも置いてないのである。もしかしたら、ここの排水はそのまま自然に還しておるのだろうか。だから石けんなどが使えないのではないか。しかしそれだと体が洗えないので、普通の風呂に行こう。普通と言っても温泉の浴槽もあるのである。

 夕方のこの時間、風呂はスカスカだった。温泉を出て、客室に戻る。
実はこの時期学期末で、関白は学生のレポートの赤入れをやらねばならない。しかももう返却まで日数がないため、レポートをこの地にまで持ってきて作業をしておるのである。こういう時間の合間に作業するので、伊勢神宮などへも行けんかったのじゃ。ただ、それでも全部を終わらせる事はできなかった。1/4から1/3くらいかのぅ。

 では関白は帰るぞ。


7月15日

 「現場力」こそが、企業の生命線なのです。ヒーローである現場の人々を称賛し、勇気づけるのが私の責任と考えます。
私が関白である


 結局ロボットは、iPad Air 2も4G LTEにする事で安定して動かす事ができた。
操作には慣れが必要だが、なんとかなりそうじゃ。だがパケット代が気になるのぅ。結果としてであるが、会期中の利用で7Gほどになった。動画を送り合うからこんなものなのかも知れんけれども、注意が必要じゃのぅ。

 ロボットのセッティングが一段落したので、一旦駅に行ってみよう。
何せこのあたりにはコンビニが少なく、そればかりか駅のファミマも21時で閉まってしまう。後はローソンとサークルKサンクスもあるものの、徒歩で行くにはちょっとツラい。2012年の夕張はともかく、ここは去年の米子より田舎である。そんな場所であるからこそ、買えるタイミングで東スポを買っておかねばならぬ。東スポは、この地では中京スポーツとなっておって、田舎だから遅れて朝刊紙になるのかと思えば、なんとか夕刊紙に踏みとどまっておった。異国の地に来た時には、その地の東スポの発売予定は真っ先に気になるものである。

 中京スポーツやアイスなどを買って宿に戻る。短距離だがバスが出ておるのはありがたい。時間があれば鳥羽水族館とか伊勢神宮とか行きたかったけれども、まだやる事は色々ある。
ちなみに駅向かいの一番街なる複合店舗は、17時で閉店しておったのである。なんという田舎タウンであろうか。

 では関白は帰るぞ。


7月14日

 リーダーの存在意義は変革にある。
私が関白である


 実行委員長は荷物を抱えておった。星雲賞の額だという。
それと共に、鳥羽の地に降り立った。今回の会場の戸田家が向こうに見える。事前に会場へ行っていない大会は、過去広島もそうだったから頭の中でイメージを膨らませておったのだが、実物はやはりちょっと違うものである。

 天気は小雨に変わっておった。歩いて行けなくもないけれども、戸田家のシャトルバスが来ておるというのでそれを待ち、戸田家へと向かう。戸田家は大きな温泉旅館であり、よくある何段階かの拡張工事を経て複雑な作りになっておるのはよくある話しじゃ。
まずは本部へと向かう。既に慶應KMDの連中がネットワークの設営を始めておって、数々のネットワーク機材が展開しておるし、向こうではスチールラックの組み上げが始まっておった。

 今回借り受けたロボットを出してみよう。
思ったより大きめの箱が2つある。ひとつは代理店からのレンタル品、もうひとつは東大からのロボットである。東大側のはパスワードを知らんので、代理店側のをセッティングしてみよう。頭の部分にiPad Air 2を装着し、電源を入れ、BuleToothでペアリングする。
動作させるためにはネットに繋がっておらんといかんが、館内臨時WiFiはまだ慶應が作業中で開通しておらん。とりあえず手元のPocket WiFi的なものを使ってみよう。コントロールはiPad mini(WiFi)で行う。
ところがどうした事か、うまく制御できない。初代iPad miniが悪いのかと思ったが、コントローラ側をiPhone6に代えてみよう。

 では関白は帰るぞ。


7月13日

 経営では「常識とされることが間違っている」ことがしばしばあります。ビジネスは早い者勝ちではありません。誰も市場を「所有」などしていないのですから。
私が関白である


 改札隣のファミマでアイスとジュースを買う。東京も暑いが、名古屋は結構暑い。熱中症対策に、常に気を付けておらねばならん。
入線してきた特急に乗り込む。全席指定だから特に急いで座る必要もないのだが、席はほぼ一杯になってしまった。結構混んでおるのだのぅ。

 電車は桑名、四日市、津、松阪といった、よく聞く地名、しかし行った事のない土地を通る。SF大会がなければ一生通らんかったかも知れん路線である。で、この特急は途中の伊勢中川が終点で、ここでサミット会場にもなった賢島行き特急に乗り換える必要がある。
あれ? それはおかしくないか。その賢島行き特急は名古屋発ではないか。それならちょっと待ってそっちに乗った方が、より名古屋で有意義な時間の使い方ができたのではなかろうか。これは騙されたのだろうか。
乗ってきた特急の運転士に聞くと、特急料金も伊勢中川でも鳥羽でも変わらんので、そのまま乗ってもらって構わないという。それはいいとしても、ここで30分待ちではないか。

 時に伊勢中川は、実は大阪へ行く路線との接続点でもある。近鉄は大阪から京都、名古屋と、広い範囲をカバーしておる私鉄であるという事を改めて認識するものである。

 次の特急は、さすがは名古屋-賢島を結ぶだけの事はあってビスタカーであった。2階建て車両もある立派なもので、ますますもってそっちがよかったのぅ。ともかくそれに乗ってきた今回の実行委員長と合流し、共に鳥羽へと向かう。

 では関白は帰るぞ。


7月12日

 客観的な事実の把握なくして、適切な対策は生まれません。
私が関白である


 The road to Tobaであるが、名古屋に明るい者は、鳥羽に行くのに何故名鉄かと思った事だろう。それはナナちゃん人形を見に行く為である。なにせ安さにビックリして鼻から炭酸ガスをプシューしておるというではないか。どうしたらこういう発想が出てくるのか。もももの父も、こういう仕事もやっておるのだな。
JRからすぐ近くかと思ったらちょっと歩く。途中に今回利用する近鉄名古屋駅があったので、遠回りという訳ではないのはよかった。
現地に着いたら、ぜんぜん人がおらん。どういう事なのかと思ったら3日でもう終わっておったのじゃ

 なんという事であるか

 8日までというのが記憶違いにしても、セールはこの週末までやっておるではないか。まだ1週間あるというのに、もう名鉄はボーナス商戦を諦めてしまったというのか。まったくもってけしからん。
怒りに震えつつ、と言っても仕方ないので近鉄へ向かう。ここから特急で鳥羽まで行くのである。実は今年の会場の鳥羽は、ミキモトパールや鳥羽水族館などがあり、ほど近いところには伊勢神宮もある。サミットも行われた賢島もあるのだが、日本のおよそほとんどの場所から交通的に遠い場所にある。名古屋までのぞみで一時間半だったのに、名古屋から鳥羽へはそれ以上に時間がかかるのじゃ。学割も利く距離だったから、100km以上あるという事か。
私が関白である。一番早く鳥羽に行きたいのである。

近鉄「これは関白。そうしましたら次の特急であります

 それが一番早く着くならそれにしよう。だが特急が出るまでに20分以上あるではないか。軽く周辺を回ってみるとする。

 では関白は帰るぞ。


7月11日

 リーダーはブランドの価値に極めて注意深くなければなりません。企業経営において、ブランドとは「成長の持続可能性」にほかならないからです。
私が関白である


 今日からは、鳥羽への道を語り伝えていくものである。
まず品川へ。しかし8日は金曜つまり平日であるから通勤ラッシュがある。荷物を抱えながらであるからちょっと大変だったが、なんとか品川で降りれて新幹線へ。
駅弁を買うとして、ビールも買いたいのぅ。見ればまたNEW DAYSでサッポロクラシックを売っておるではないか。いや、道のりはまだ始まったばかり。ここは気持ちをぐっとこらえてお茶にしよう。

 品川駅で発車時刻表を撮ってFacebookに載せると、早速反応してきた者がおる。それは、元アスキー編集者にして最近では家電芸人と呼ばれマツコ・デラックスの番組に出たりしておる藤山哲人氏ではないか。なんでも同じ新幹線に乗っておるという。これはなんという偶然であろう。
その後、彼は実は一本早い新幹線であった事が分ったのだが、これから関西ロケだという。来年のSF大会は静岡だからして、その時にはまた声をかけてみよう。

 新幹線は、およそ一時間半程度で名古屋に着く。
名古屋はやはり暑いが、以前より駅で食べたいモノがあった。それは新幹線ホームのきしめんである。だがこれが行列であって、待つのも何なので今回も見送る事にする。

 土産を買い、昼用の駅弁を買おうか。だが、こちらも行列なので諦める。テクノポリス畝田への土産だけ買い、次は名鉄に向かおう。

 では関白は帰るぞ。


7月10日

 おとなの中で 親がいちばんかわいい。
私が関白である


ハイスクール・フリートとワルシャワツアー

 CUTEメンバにして、最近では萌えミリ分野でヒットを飛ばしておる鈴木貴昭氏をゲストに迎え、最新作のハイスクール・フリートについての講演と、先日のワルシャワツアーの報告会を行う。SF大会だからできる講演会である。

世界オタク研究所を創ろう! 高等教育におけるオタク研究

 昨年、関白の第三の母校である慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科よりニコニコ生放送をした事を覚えておる者はおろうが、その研究室の杉浦一徳准教授を迎えての、オタクのアカデミックトークである。
慶應は、黙っておっても日本を代表する大学のひとつだというのに、こういう攻めの姿勢がいいではないか。どこかの大学にも見習って欲しいものである。

・オタクと高等教育

 そして杉浦准教授には、もうひとつ講演がある。
土日に行われるおたコスというイベントの中で、「オタクと高等教育」というのをやるのである。内容説明文から引用すると、「大学の講義として,オタクの活動についての講義が種々あるのはご存じですか? 今回は,オタクの活動とその高等教育におけるリテラシーについて語りたいと思います.」とある。期待しようではないか。

 で、今回館内のネットワークはその杉浦研究室が担当しておる。かなり気合いの入ったネットワーク構成になっており、過去のSF大会を見ても最高水準と言っていい。なにせアクセスポイント30-40台とルータ数台を持ち込んでおる。大会にNOCがあるのも初めてなら、bindのbuildを始めたのも初めてであろう。

 では関白は帰るぞ。


7月9日

 たった一言が言えなくて 僕は何杯も飲んでいる。
私が関白である


 今日からSF大会が始まっておるはずである。企画についてひとつづつ紹介していこう。

SF的拡張現実感技術の現在 ~現実を超えるバーチャルリアリティの世界~

 つい先日の事だが、VR技術で無限回廊を実現したという記事を見た者も多いだろう。あれを作った研究室こそが廣瀬谷川鳴海研究室で、そこの気鋭のVR貴公子こと鳴海拓志先生の講演である。最近ではあまりに人気すぎて今回現地に来てもうら事はできなかったが、目ざとい者は、昨年の夏に研究室からニコニコ生放送をやったのを覚えておるだろう。今度は何を見られるのだろうか。楽しみである。

 ちなみにこの講演は、日本SF大会チャンネルの22時間ニコニコ生放送という番組でも流す予定である。速攻で予約しておくがよいぞよ。

ゲーム酒場

 これは、ゲームを肴に酒を飲もうという酒場である。いつもは「ひげひげ団の部屋」、という名前でやっておるのだけれども、場所が遠くひげひげ団メンバーが集まらなかったため、若干方向修正をかけたものである。0時から早朝まで、あるいは飽きるまでやっておるので、ゲーム好きな者は集まるがよい。店長は、30年前にゼビウス1000万点の解法という本を書いた、今ではゲーム会社マトリックスの代表取締役社長の大堀康祐氏である。その他、ゲームセンターミカド関係者や、ゲーム研究者なども店員や常連としておる事であろう。

 では関白は帰るぞ。


7月8日

 自分は、きっと想像以上だ。
私が関白である


 仕事場周辺の銭湯を回り、ある銭湯へ行くと、ご主人に「どちらからいらっしゃったんですか?」と聞かれた。
テクノポリス蒲田だというと、六郷の照の湯の親戚だというではないか。意外な縁があるものである。
ちなみに大田区のスタンプラリーが今夏行われておらん事を聞いたら、それは最近惜しまれつつ閉店した六郷温泉が全部まとめておったようで、そこが閉店したためできなくなったのだという。そこにばかり負担をかけておったのかと思うのだけれども、データもらうとか業者を教えてもらうとか教えを請うとか、引き継ぎはいくらでもできたと思うのに、他の銭湯は引き継がなかったのだろうか。
ちなみに12月頃より始まっておる大田区川崎市コラボも六郷温泉だったようなので、下手をするとそっちもできなくなるのかも知れないという。

 どこか有望な銭湯はないのか。大田区の組合の中でいま頑張っておるのは改正湯だというので、改正湯に期待するしかないのか。だが、改正湯は金魚浮いてるのほったらかし事件以来ちょっと印象が悪い。っていうか行ってないがな。
そもそも他の銭湯は何をしておるのだろう。しっかり考えて欲しいものである。

 さて今日から鳥羽に向かう訳だが、経路は名古屋乗り換えである。
で、その名古屋駅前にはナナちゃん人形というものがあるのは皆も知っておろう。色んな、常軌を逸したコスプレをしておる人形である。それがこの夏は、鼻からプシューっと息を吐くらしい。どこの世界にも、もももの父のような発想をするものがおる訳である。
そしてそれが今日金曜までだというではにあか。これは見に行かねばならんかのぅ。

 では関白は帰るぞ。


7月7日

 たとえピンクになろうが、「クルマは凶器になりうる」ということを関白は忘れません。
私が関白である


 今年の日本SF大会「いせしまこん」まであと2日となった。
今日は関白の担当する企画を紹介するとしよう。

ハイスクール・フリートとワルシャワツアー
 好評のうちに先月終了した「ハイスクール・フリート」。 2話目からタイトルを変更した事でも話題になりましたが、本作品の制作意図や設定、裏話について、語れるところを語ります。
また直前の取材ツアー「第1回ミリタリー体験団 in ワルシャワ」の報告も行います。お楽しみに。
出演:鈴木貴昭

SF的拡張現実感技術の現在 ~現実を超えるバーチャルリアリティの世界~
 昨今注目を集めているバーチャルリアリティ(VR).VRは現実とは隔絶した世界を作り出す技術だと考えられがちですが,VRには体験中だけでなく,体験したあとの行動や思考をも変えてしまう効果があることが分かってきました.無限に歩いて探索できるVRを実現する最新の技術から,ネカマは正義であることを示す実験結果まで,現実の制約を打破し人々の現実を変えていく最先端のバーチャルリアリティの可能性を紹介します.
出演:鳴海拓志(東京大学 廣瀬谷川鳴海研究室)(*1)
*1:テレプレゼンスロボットによる参加

ゲーム酒場
 ゲーム好きの店長、店員が経営する酒場ができました。 ゲーム、業界ネタを肴に、深夜から朝まで皆さんのお相手をします。
※酒場企画です
出演:大堀康祐/うる星あんず(株式会社マトリックス代表取締役)、ほか

世界オタク研究所を創ろう! 高等教育におけるオタク研究
 オタクは,様々なコンテンツ,モノを創り上げた.そして,それらを消費してさらに新たな創造を生み出している. 世界中で活躍する,これらオタクの創造するモノ・コンテンツそのもの,そしてそれらの創造する過程で生まれる技法,技術を世界中で共有し,そこからさらな る発展へと進めて行くための「世界オタク研究所」について語り合いたい!
出演:杉浦一徳(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)

 詳細は次に続きつつでは関白は帰るぞ。


7月6日

 電車に乗ったら、関白のこと 忘れちゃうんでしょ。
私が関白である


 このロボットはテレプレゼンスロボットという。
自走できるから、会場内で行われている他の講演も自由に見に行けるという優れものじゃ。という事は、高齢化が進む日本SF大会であるから、諸処の事情で会場に来られない「参加者」が、これを使って「バーチャル参加」する事ができるのではないか。
かの小松左京先生も、最後の頃は車イスで移動しておられた。これがあれば、そのような方にも大会を楽しんでもらえるのではなかろうか。

 関白、このロボットを取り扱っている代理店に、事情を話して短期レンタルの相談をしてみた。そうしたらうち一社から速攻で連絡が届いた。デモ機を快く貸してくれるというのである。しかも今週末に迫っておるこの時期にである。

 素晴らしい

 好意に甘えさせてもらうとしよう。この模様は活用事例といてその会社のページに載るという。
数年先には、この手のロボットが会場内をうようよ歩き回っておるのだろうか。

 今回借り受けるテレプレゼンスロボットは"Double"という。
ちなみにだが、Doubleはいま、定価30万円のところ期間限定で15万円で販売しておる会社がある。おそらく走行速度が80%アップしたDouble2が出たからだと思うけれども、これくらいなら買える民もおるのではなかろうか。

 では関白は帰るぞ。


7月5日

 この世界に わたしはけっこう 似合っている。
私が関白である


もももの父「関白、12日の宿も私の方でお支払いを済ませておくであります

 大義である。サプライズに、貴賓室にアップグレードしてくれておいてもいいのであるぞよ。

 時に、明日は乃木坂46のライブBDが出る。
しかしAmazonで2万超えと、とんでもない値段に批判が殺到しておるではないか。如何に関白であってもちょっと手を出すのは躊躇する。いっこ前のライブBDもこんな感じだったと思うのだが、高額にして少数の消費者に売るというのはマニア向けの商法である。乃木坂は今後そっちの方向を歩んでいくのか。つまりマス向けではなく、一部の資本家層に愛されるアイドルグループへの転換である。

 さて、今年のSF大会が今週末に迫ってきた。ついこの前米子大会があったと思ったのに、時の経つのは早いものである。
それで、関白が担当しておる企画の中に、東大の廣瀬谷川鳴海研究室の講演がある。今をときめくAR/VRの講演なのである。しかし困った事に講演者の鳴海先生が来れない事となった。ではこの企画はできないのか? 実はそうではない。講演はするのである。
どのように? 実はこういうロボットがある。iPadをはめ込み、セグウェイのようにバランスを取りながら自走できるもので、これで遠隔地から講演をするのである。

 まだ続きつつでは関白は帰るぞ。


7月4日

 身に覚えのない話が、論理的に証明されようとしている。
私が関白である


もももの父「関白、わたくし日曜は山奥で撮影しておりましたのであります

 携帯の電波も届かない場所だったではないか。しかし日曜も仕事とは、なんというブラックな会社だろう。別府温泉といい、色々遠方で撮影しておるのだのぅ。

もももの父「いえ別府温泉はうちではありませぬ

 そうなのか。これは勿論として、これとか明らかに君のところのティストだと思っておったぞよ。とするとどこかヨソの会社が縄張りを荒らしておるという事か。今のうちに芽を摘んでおかんといかんのではないか?

 ところで金沢までのチケットだが、関白の手元の普通運賃分が2割引になる魔法のチケットは、本人でなくとも使えると聞く(JR蒲田駅係員談)。であるのでそっちに送って買ってもらうのがいいかも知れぬ。
それから、通常であれば指定席は一月前から買える。だがJR東日本のえきネットだとさらに1週間前から買える。指定席だけ先に押さえておけば、乗車券はゆっくり買えばいいのである。

 で、聞いたところ関白はグランクロスしか乗らんらしい。指定席券からグランクラスにアップグレードする事も可能らしいので、それはこっちでやっておこうか。

 では関白は帰るぞ。


7月3日

 心のパンツがはじけ飛ぶ。
私が関白である


 金曜の朝からコンタクトレンズが見当たらなくなった。
正確に言うと、朝起きてコンタクトを出し流し台で保存液を流そうと思ってケースから出すと、そこに片方のレンズがなかった。出した時にどこかへ飛んでいったか、あるいは入れる際にどこかへ飛んでいったか。
レンズは一個一個ゴムでできた受け口にはめてケースに入れ、そこを保存液で満たすのだが、このゴムでできた受け口というのが時にやっかいで、入れる時に不用意だとはじかれてしまう事がある。何回かそういう事があったのだけれども、今回はもう諦める事にして、新しいものを取り寄せる事にした。一個一万余りだがら、いらん出費である。
しかも関白はビックコンタクトで買っておる。不誠実で知られるビックカメラの子会社であるけれども、ビックコンタクトは対応がいいので目をつぶる事にしよう。

 と言っても、行ってすぐ在庫がある訳ではない。度とかカーブとかはマチマチだからな。日曜昼到着、というのが最短らしい。仕方ないのでその間メガネを使うとしよう。メガネで外に出る事はまずないので、新しい関白の魅力に、うち震えるがよい。

ももも「テレ東音楽祭』を録画してください!

 うむ。4時間を超える長い番組だから、BDに焼く事を考えるとAVCで録るしかないが、録画しておいた。ついでに今日の朝やっておった又吉イエスの政見放送を入れておくぞよ。

 では関白は帰るぞ。


7月2日

 星の数ほど人がいて、今夜あなたと飲んでいる。
私が関白である


 ソニーのスマートウォッチSWR30だが、曜日がおかしい件は直ったり直らなかったりしておる。
ただ、いま現在は正しい表示になっておるので、願わくばこのままである事をと思うものじゃ。
しかしこの機種も、他モデルがアップデートしておる中であるし、そろそろ心拍計とか付いたモデルが出ていいのではないか。なにせ寝不足の時とかよく脈が変になる日があるのでな。

 そういえば今回の参院選は、唯一神こと又吉イエスが出馬しておるではないか。
政見放送は録画しておこう。関東でしか見られんし。

もももの父「関白、マック赤坂は都知事選に出るそうであります! 投票権がありましたらぜひに投票しますのに、誠に残念で有松!!

 うむ。そう言えば君はスマイル党党員だったな。
ちなみに参議院選挙に落ちても都知事選には出られると聞く。当選可能性はほぼないと思うもののお笑い候補者達の次の動向は気になるではないか。
それにしても金沢の候補者はイマイチ華がない。いっそ君も市長選に出てはどうか?

 では関白は帰るぞ。


7月1日

 いえなかった言葉たちは、どうしていますか。
私が関白である


 次回のコミケである。
秘書その2はどうする予定なのかと聞いてみたらば、今夏はコミケ合わせの休みが取れなかったのだという。なんというブラックな職場だろうか。そして今回こそはと期待しているファンもがっかりするに違いない。
冬はどうなるかのぅ。

 そんな関白、SF大会直前のこの時期も忙しくしておる。
統計学と財政学のレポートの赤入れがあり、そして財政学は模範解答も作らねばならない。これはほぼ終えたのだが、さらに明日土曜は大学院のワークショップで、自分の担当トラックの司会もあれば、自分自身の発表もある。その前に発表資料も作る必要がある。学期末は色々忙しいのじゃ。しかも赤入れ作業が終わらないと学生の成績が付かんから先延ばしもできない。自分の仕事を後に回してでものミッションである。

 であるのでコミケ前の金沢ツアーはストレス解消の機会でもある。というか今年はまだ札幌に行っておらんので、9月の飛び石連休にでも行ってみようかと、ちょっと考えておる。決定ではないものの、実現すれば初の秋の札幌となる。
それは、ファンの皆の力によって実現する事である。遠慮なく希望を寄せるがよい。

 では関白は帰るぞ。