サンプルとしてるら坊さんの絵を使います。
JPEG 46k, FIF 46k, COD 46k

オリジナルデータ
congrat.bmp (373x514 24bit) 575736 byte

この絵の特徴はキャラの色はベタ塗りで背景はグラデーションを使ってます。
Photoshop の縮小により線はアンチエイリアスがかかっています。

まず圧縮率です。
（"Q" は圧縮時のクオリティ値を示してます）

	Q100%	Q90%	Q75%	Q50%
JPEG	134977	53135	34500	24256
LS(COD)	294912	49152	32876	18113
FIF	113047	46555	26001	15789

各フォーマットのクオリティ設定では FIF, LS, JPEG の順で圧縮率が良いという
結果が出ました。
さて、問題はファイルサイズと画像の劣化度です。
では JPEG のファイルサイズをベースに一番近いファイルサイスでセーブされた
クオリティの画像を並べてみます。（実際のサイズの２倍で表示しています。）

ハイクオリティな画像セーブのサンプル
GIF	JPEG 100%

xvで8bitに落としたGIFの方がオリジナルに近いのでfif,codはGIFで表示します

JPEG	Q90% 53135 byte	Q75% 34500 byte	Q50% 24256 byte
LS	Q92% 52922 byte	Q82% 34440 byte	Q61% 23276 byte
FIF	Q92% 54759 byte	Q83 35103 byte	Q72 23813 byte

• JPEGはクオリティ100%からもうすでにブロックノイズが出てます。
  圧縮率が高くなるにつれ色の飛び方が激しくなっていることが良くわかります。
  
• FIFは良さそうに見えますが雲を良く見ると、前回にも書きましたグラデーションに
  弱いところが出てしまいました。あと細かい部分も潰れてしまっています。
  しかし、他のフォーマットと比べると一番色飛びが少ないように感じます。
  
• LSはグラデーション、エッジもかなり綺麗に再現されてます。
  色飛びは少なくあまり目立ちません。

  こりゃ！凄い！Lightning Strikeかなりイケてますね！(^-^)

  次はJPEG 20%のファイルサイズ(15147)に合わせて各フォーマットで劣化が目立つ
  ところをピックアップしてみます。

• JPEG Q20%
  20% ともなるともうブロックノイズ出放題ですね。
  15kbyteという1/38にも圧縮されたんだから
  しょうがないですかね？
  と、いつもは思ってましたが…
  
• LS Q40%
  ほぉーこれは凄いですね！多少色むらがありますけど
  くっきりとしたノイズがほとんどありませんよね？
  
• FIF Q47%
  あ゛…お話しになりません。
  線が潰れてしまいました(^^;
  これも前回のレポートでもありましたがFIFはQ70%以下
  になると劣化が激しくなるのです。
  

  ■最後に
  今回はセル画風な絵を素材として使いましたがLightning StrikeはJPEGやFIFより
  全体的に劣化が少なく同じくらいのファイルサイズで再現率の高い画像をつくることが
  出来ることがわかりました。また特徴も大体わかったと思います。
  正直いってFIFさようならモードになってきました。(ォ
  やはり新しい技術は凄いですね。って順番は正確には知らない(^^;

  皆さんはどうでしたか？
  私は出来るだけファイルサイズを小さくしたいですしクオリティも落としたくない
  んです
  LSは今のところ一番良いと思いますので使っていきたいと思ってます。
  観賞する側は１回プラグインをすれば良いので大きな損はないかな？
  と思ってます。やっぱりあまりダウンロードに時間かけたくないですし
  綺麗な方がいいですよねぇ。あと描いた側もその方が嬉しいと思います。
  あとはどれだけ一般化してくれるかだけですね。

  しかし、ここで問題が発生してしまいました。
  Webブラウザのプラグインだと減色して描画されてしまうのです。
  セーブで使用していたツール上ではそんなことはされないので気着かなかったのですが
  どうもプラグインのローダーでは、そういう結果になってしまうようです。
  ん〜なじぇ？

  ではこのへんで…
  

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