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to_kanpaku



どの日に突っ込む? 突っ込みの言葉



■ 2016年 先月 来月

9月30日

 信念は推進力としては役に立つ。しかし、調整期としては役に立たない。
私が関白である


 先日、酒に力を入れると料理がおろそかになると書いたが、実際にその動きは始まっておるという。

教授「関白、昨今八王子の居酒屋のレベルが凋落しております

 詳しく聞こう。

教授「もう学生達が、焼きそばを『まずい』と言って残すのであります。他で食うからいいと言って

 既にそういう事になっておるのか。学生の身分で食事を残すとは、以前はあり得なかった光景ではなかろうか。

 さて、関白愛用のボックスティッシュがスコッティカシミアだというのは、ここに集う民であれば知る通りである。
しかし先日地元の西友に行ったらば置いてない。あんな定番商品を切らすとはと思っておったけれども、昨日行ったら2箱だけ置いてあった。だがよく見ればこれはディズニーのハロウィンパッケージではないか。しかもこれも限定であると言う。
いつものクリスマスパッケージに加えての、この時期のハロウィンなのかな。箱の紙も上質なものになっておるし、とりあえずこの2箱を押さえておく。また見たら買い増ししておくとしよう。

 では関白は帰るぞ。


9月29日

 精神を大切にするというのなら、それとつながっている身体も大切にしなければいけません。
私が関白である


 そういえばとり野菜みそである。
金沢の味として有名で、銀座の石川県ショップにも置かれておる、石川のソウルフードと言ってもいいものである。
そのとり野菜みそだが、昨今、どういう訳か東京でもCMを始めた。それも、スポットではあるが朝のニュースワイドの時間や夜の時間帯でもちょこちょこ見るくらいの頻度で流しておる。遂に全国区になろうとしておるのだろうか。
ちなみにこれは、もももの会社の仕事かな?

もももの父「いえ、うちではないので有松が、ゆみゆみが最近とり野菜みその原稿を読んでおりました

 うむ、さすがは石川を代表するナレーター。さすがである。ゆみゆみファンも喜ぶ事であろう。
ちなみに上の、まつやのページにはCMのYoutubeも貼られておるので見ておるが、ゆみゆみのはテレビCMではないのかな。もったいないものじゃ。もしくは2017年版かな。

 ただ、関白の家ではとり野菜みそを食した事がない。金沢人がみな踊れると言われておる「若い力」もそうだけれども、ちょっと関白には覚えがない。こういう記事もあるのだが、金沢と言っても上流階級とそうでないところでは、多分生活に差があるのである。
ちなみにうちでは味の素も一切使わなかったので、一般社会とは違っておったのかも知れんのぅ。

 では関白は帰るぞ。


9月28日

 人間の真の価値は、主に自己からの解放の度合いによって決まる。
私が関白である


 てもみんへ行く。
てもみんは、都市部と地方で料金が違う。正確には、例えば東京では55分で6,480円であるものが、金沢では60分なのである。そういえば札幌やつくばでもそうだったような覚えもある。
幸いにして待ち時間なしで案内される。タイミングがよかったのか、すぐ後に来た客は結構待たされたようであった。いつもは背中やふくらはぎが張っているとか言われるのだが、荷物を持って歩き回っておったせいかこの日は腕が張っておったようで、腕を重点的にやってもらったのじゃ。

 そして、ここで指定席券をグランクラスに切り替えておこう。
そっちにはまだ空席もあるし、差額ならば1万ほどの支払いでいいはず。そう思い窓口へ行くと、この指定席券はクレジットカードで購入したものなので、返金は購入したクレカに行われるという。そして返金には支払いに使ったクレカがいるというではないか。つまり、差額だけ出してという訳にはいかんのじゃ。

 これは困った。多分もももの父が彼のプラチナカードで買ったもののはずではないか。このまま処理を進める場合、この指定席券に無効のハンコを押し、別の機会に購入に使ったクレカを持って窓口に来る事でカードへの返金処理が行えるという。期限は一年間じゃ。そして改めてグランクラスの指定席を買う事になるという。
しかも、通常であれば無条件で一回の列車変更が行えるはずのところ、なぜかその権利をこれで使った事になるので、もう列車変更はできなくなる。だが、もう帰るところだからその必要はないだろう。
ちょっと考えたが、ここまで来たらしょうがない。別の機会にもももの父に窓口に来させる事として、関白の金でグランクラス指定席を買う。大体2万くらいだったろうか。何年に一度もない散財。下手をすれば小松から飛行機で帰れそうな金額である。
だがこれも折角の機会。グランクラスを楽しむ事にしよう。

 グランクラスを確保したところで、続いてアパホテルの風呂へ。
ここは、駅に隣接している至便な立地ながら、千円という価格で露天やサウナもある大浴場が利用できる。同様の事を片町のアパでもやっておるが、我々旅行者にとっては便利な風呂である。

 では関白は帰るぞ。


9月27日

 深く探究すればするほど、知らなくてはならないことが見つかる。人間の命が続く限り、常にそうだろうと私は思う。
私が関白である


 そういえば輪島からの行き帰りの途中に宝達山を通った。
加賀地方と能登地方の間にある山で、位置的に各放送局や携帯電話会社の中継基地局などが置かれる、電波銀座とも言われておる。「日本列島ここが真ん中」のラジオカーが能登に行く場合に、2台あるラジオカーの一台を中継局にするが、それを置くのも宝達山なのじゃ。

 さて金沢駅に戻ろう。県庁も病院も、土曜だからか人がほぼおらんかった。県庁のバス停から金沢駅に戻る。
で、昼飯だが、駅の隣のビルの上で自然食バイキングを食べた。こういうのがあるのだなと思うものの、朝ご飯からそれほどには時間が経っておらんのであまり食えなかったが、まぁ仕方ない。
このビルの上はイオンシネマがあり、先日見たシン・ゴジラもやっておるようであった。川崎ではパンフレットが売り切れだったため、ここで買えたのはラッキーである。

 この後はどうしようか。
新幹線は17時台で、今はまだ13時台である。このツアーでは体のあちこちを酷使しておったので、このビルにも入っておるてもみんへ行きたい。そして風呂に入っておきたいと考えた。2009年の時に、駅西側のアパホテルの風呂に入ったではないか。そうなると香林坊とか行く時間はなく、もう駅周辺だけしか回れぬのぅ。

 では関白は帰るぞ。


9月26日

 思考とは、それ自体が目的である。音楽と同じように。
私が関白である


 金沢ツアーが愉快に続いておるが、それはそれとして助成金である。
関白らにも年一回研究助成金が出る。申請すればほぼもらえるのが20万、内容を精査されて出るのがさらに20万という感じじゃ。何分補助金が国から大学に出ておるはずなので、我々にはそこから支出するものと思われる。
で、その書類を作っておるところであるが、しかし以前は大学から給料も月20万ほど出ておったのにのぅ。なにもしなくても。

 そして、先日の論文指導で指導教員と話をしておると、流れで幸楽苑と日高屋の話になった。
似た業態の二社だが、以前は幸楽苑が大きかったはず。だが幸楽苑、安いメニューである中華ソバを止め、客単価の上昇に踏み切ったのが失敗であったという。それまで幸楽苑の中華ソバと言えば「あれでなければダメ」という根強いファンがおったというのに、それを捨ててしまう事になったのだと分析された。対して日高屋だが、利益の高い酒にも注力し、特にどれがうまいという事もない代わりに、これといって売りがない。
だが特徴がないというのは、客にとっては日高屋でなければならないという事もない訳である。するとそこに来るのは同業他社との価格競争で、それに耐える体力の根源は利益の高い酒系メニューとなる。しかし低価格競争は、長期的には店にも客にもメリットがない。安易に酒で利益を上げる体質は、普通の料理に気を遣えずおろそかになるというのじゃ。つまり、ちょっとした拍子に業績が急降下しかねぬ、危険な状況であるとも言う。

 この二社を比較するだけでも一本論文が書けそうじゃなと思いつつでは関白は帰るぞ。


9月25日

 過去、現在、未来の区別は、どんなに言い張っても、単なる幻想である。
私が関白である


 昨今過ごしやすい日が出てきた。
こういう温度だとエアコンが正しく動作しないというか、設定温度と気温に差がないと効果が感じられぬのである。っていうかいま室内の気温29度であるが、湿度は60%になっておる。これだと除湿も正しく動いているのか心配になる。

 金沢駅からバスに乗り、10分かそこら程度で中央病院に着く。道路を隔てた向こうが県庁で、県庁行きに乗ってもいいようである。
思い起こせば我が母校はこの県庁の地にあった。その昔、県庁が移転する事になり、なぜかうちの高校の土地に来る事になった。そしてうちの高校が押し出されて別の場所に移転する事となったのである。元々、屋上も作れないような設計、プールもないような学校だったから、建て直しするのはいいけれども、移転というところまでは生徒も想定外である。確かに仮設校舎の用意とかいらんけどな。
そんな訳で新校舎にはまったく思い入れもない。それで思い出したけど、関白らと中田ヤスタカの母校、泉中学校や、その隣でやはり関白の母校の弥生小学校も最近取り壊したというではないか。何かお別れイベントくらいあったろうに、参加できんかったのぅ。

 さて中央病院である。
ここも既に建って40年くらいは経っておろうか。老朽化も進んでおるので、隣に新しいのができようとしておる。そんな病室に見舞い、輪島で買ってきた土産を渡す。テレビや冷蔵庫はカード式になっておって、タイマーで動くらしい。まるで昔の旅館のテレビのようじゃのぅ。
見舞いの後は、一旦金沢駅に戻るのだが、バスの時間がやたら開いておる。新幹線だなんだと言ってもやはり田舎じゃのぅ。まだ県庁から出るバスの方が早そうじゃ。それでも時間まで30分ほどあるので、県庁の上の展望ラウンジに行ってみよう。
元々母校があった場所に建っておったと言っても、周りに新しい道路や施設ができておるとまったく別風景である。昔と整合性を取れんのぅ。

 向こうの方に新しい校舎が見えつつでは関白は帰るぞ。


9月24日

 私たちはいつか、いまより少しはものごとを知っているようになるかもしれない。しかし、自然の真の本質を知ることは永遠にないだろう。
私が関白である


 時に、もももの父から金沢で買えるローカルラーメン、チャンポンめんとかスガキヤとか金ちゃんラーメンなどが送られてこない。
そんな中、いまチャンポンめんがキャンペーンを行っておる。それも「残念なイトメン応援キャンペーン」というものである。というかこのキャンペーン自身が残念と言うべきもので、一体これのクリエイティブはどこだったのだろう。URLの最後が"omoshiro"となっておるところに、また痛さを感じてしまうのである。
どこから入れ知恵されたのか、LINEスタンプまで出す始末じゃ。まぁチャンポンめんは全国区になっていいラーメンだと思うのだけれども、それにしてもどこまで行ってしまうのであろうか。

 さて、観光案内所へ行き、1日バス券はどうかと聞けば、「関白、中央病院行きのバスはそれでは乗れないのであります」と言われるではないか。観光用周遊バスだけだという。それでは仕方ないので、いっそ北鉄バスICカードであるICa(アイカ)を買おう。ちょっとだけ得になるはずである。
また西口に戻る。えらいタイムロスである。ほほぅ、ここから関白の高校へも行くバスがあるのか。オープンキャンパスみたいな日もあるようで、これはももにも教えねばと思うものである。
そして病院行きのバスが来た。見たらば1日バス券が使えると書いてある

 なんという事であるか

 情報は正しく伝えて欲しいものである。ただ、結果論ではあるが1日バス券を使わない方が、この日のバス代は安かったのじゃ。

 では関白は帰るぞ。


9月23日

 人間にとって最も大切な努力は、自分の行動の中に道徳を追求していくことです。私たちが内面的なバランス、そして存在そのものが、そのことにかかっています。行動に現れる道徳だけが、人生に美と品位をもたらします。
私が関白である


 そういえばスイカだが、ローソンストア100ではまだ売られておった。アメリカ産か青森産だという。
しかし、季節感的にもそろそろいらないのではないかと思う次第である。

 出発時間も近くなってきた。適当に乾いたところで取り出して部屋に帰る。
だが、その中に小さな靴下があった。多分直前に使っておった者のものに違いない。フロントに連絡したら部屋に取りに来たので渡したが、無事手元に戻ったろうか。

 フロントに荷物を預け、チェックアウトして表に出る。この日はももも邸とはまったく関係ない行動をする。とりあえず県立中央病院に、身内の見舞いに行くのじゃ。
中央病院は前日、輪島からの帰りにも前を通った。石川県最大の総合病院で、昔病院に近かった場所にあった関白の高校には、年に一度ほどドクターヘリが舞い降りておった。そういう日は数時間前から連絡が入るので、グラウンドを使う授業がなくなる事になっておったのである。ヘリコプターが降りると、すごい砂埃が校舎に押し寄せてくるので、速効で窓を閉めるのもいつもの事である。

 それはともかく中央病院。金沢駅西口からバスに乗るはずなのだけれども、ABホテルのフロントで聞いたらば「関白、申し訳ありませんがわたくし金沢の人間ではありませんで」と言われる始末。どこの出身でもいいが、そういう事ももうちょっと知っておいて欲しいものである。
しかしバスなら、もしかして1日バス券があるのではなかろうか。そしてゆみゆみカーがないこの日はそっちの方が得になるのではなかろうか。観光案内所は駅の東口側にある。そして北鉄バスの営業所も、そっち側のさらに先にあるのである。面倒だがそっちに行ってみるか。

 では関白は帰るぞ。


9月22日

 文明人の運命は、どれだけ力のある道徳を生み出せるかにかかってきています。
私が関白である


 そう言えば、広坂ハイボールの見送りのグレードの話しが以前あった。
その最上のものは、下まで見送りに降りて来るというものだったはず。だが、5年振りだというのに店主はドアまでしか来なかった。これはどうしたものだろう。

 それはさておき、ホテルに着いた。
アパホテルの側の、ABホテルである。似た名前のため、入り口の何カ所かに「ここはアパホテルではありません」と書いてある。一泊朝食付きで八千円ほどの、金沢にしてそこそこ高い気もするホテルだが、アパはもっと高いし、金沢もこれくらいが相場になっておるのだろうか。
ちなみに、大浴場と朝食の良さで探したのだけれども、大浴場があってもうちょっといいホテルが一万円ほどだった。ABホテルの大浴場がさして大浴場ではなかったので、次回はそっちにしようかのぅ。

 2泊目になると、洗濯物も溜まってきた。このホテルはコインランドリーが付いておるので、東京へ帰ってからの仕事を減らすためにここで洗濯しておくか。だが、もう今日は疲れたので朝やる事にしよう。ゆみももも帰りの車で寝ておったくらいだしな。
明けて朝。そうしたらどうであろう。三機ある洗濯乾燥機が全部使われておるのである。仕方ないので、もう終わった洗濯物を、フロントに言って出してもらい洗濯する。だがこれがなかなか乾かん。町のコインランドリーだといつも30-40分ほどで乾くのだけれども、この乾燥はそれくらいでは生乾きで、いつまでも乾かぬのである。
それで気が付いた。これは電気乾燥機なのじゃ。設置が簡単な割に火力が弱くなかなか乾かない。同じ事を、10年前にも福島の東急インで経験したのぅ。

 では関白は帰るぞ。


9月21日

 私は心地よさや幸福などを人生の目的だと思ったことは一度もありません。私はこれらを「豚飼いの理想」と呼んでいます。
私が関白である


 関白旧宅を見た後は、もちろん行き先は金沢を代表するバー、広坂ハイボールに行く。
場所は金沢市のほぼ中央。知事公邸や、今は知らぬが昔は石川県唯一のプラネタリウムのあった場所、元々金沢大学教育学部付属小学校跡地であった金沢21世紀美術館からもすぐ近い、いい立地にある。と言ってもこのあたりは人通りも多くなく、落ち着いた場所にある店なのである。
ここでゆみももと別れ、関白もももの父いぬしんの三人で向かうのだが、別れ際にももが「関白さん行かないで~!!」と泣いておった事は、今でもまぶたの裏に焼き付いて離れないものである。

もももの父「そんな事は言っておりませんで有松

 ともかく、5年振りの広坂ハイボールである。そう書いてしまうと本当に随分久しぶりな気がする。金沢は2002、2005、2009、2011、2016と考えると、金沢へ帰るようになってから五年開いたというのは最長であるしな。
関白、ここで初めて勧められたボウモアを飲んだ。スモーキーでクセのある酒だが、この日はボウモア祭りになった。広坂ハイボール自慢の「泣かせるつまみ」も楽しみたかったけれども、残念ながらもう腹一杯じゃ。
それぞれ3,4杯飲んだ。そろそろ帰る事にする。いぬしんは野々市方向へ、関白ともももの父は金沢駅方法へ、タクシーを捕まえる。もももの父は武蔵で降り、関白はそのまま駅へ。
軽く運転手と話すと、やはり新幹線開通後は人が増えたという。ちょっと早く来れるだけ。ちょっと乗り換えがいらないだけだというのに、これほど違うものなのか。関西側と繋がる数十年後はどうなるのだろうか。

 では関白は帰るぞ。


9月20日

 土地活用のパイオニア。
私が関白である


 ここで、本日のスペシャルゲストが来る。それはいぬしんである。30分遅れくらいで現われたのだが、多分この日のスタジオに籠もっておったに違いない。ファンの期待に応えるのも大変じゃのぅ。

 たっぷりおでんを堪能した後は、中心部に戻る。
だがその前に、気になる情報があったではないか。関白の生家、もうとうの昔に他人が住んでおるが、が国道側から見えなくなったという。

もももの父「タマに近くを通るのですが、いつも見えておりました関白の部屋が、ある時から見えなくなったのであります

 それは気になる情報である。帰りにちょっと寄ってみようか。
このあたりも、昔ながらの家もあれば、入れ替わってしまった店もある。決して昔と同じ町並みはないながら、そうは言っても生まれた家だから思い入れはある。
着いて国道側に残っておった信用金庫の駐車場から見てみれば、確かに横の道から3軒ほどがなくなっておる。綺麗に空き地になっておるのじゃ。
だが、まとめて開発しようという感じもなく、単に空き地にしましたという風である。草はぼうぼうに生えているため半年以上は放置されておると見る。もももの父もいぬしんも中学時代からこの家に出入りしておったからして、Q&A RECORDS発祥の地と言っても過言ではない。
後に調べたら、一番通り寄りの家は随分前に駐車場になっておった。そして旧関白邸を超えた一軒向こうが先に更地になり、挟まれるように旧関白邸が消滅したという。いつの日か買い戻そうと思っておったのに、誠に残念である。もしかしたら教育委員会が、どこかに移設して残しておるかも知れぬがな。

 では関白は帰るぞ。


9月19日

 私が科学研究を行うのは、自然の不思議を理解したいという抑え難い願いからです。それ以外の感情が動機というわけではありません。
私が関白である


 ここで、一昨日発売になったこち亀200巻の件について述べる。
関白、蒲田で21時頃まで飲んでおって、帰りにジャンプと200巻を買って帰るつもりであった。しかし駅前のサークルKサンクスでは既にジャンプが売り切れである。こんな事は過去なかった。もうないのか?

店員「関白、そこになければないのでありますが、本日はジャンプが結構売れましておりましてございます

 やはりみんな買うのか。仕方ないのであと数冊になっておった200巻を買い、次に覗いたセブンイレブンでジャンプを見つけ入手した。
しかし関白が買ったこの200巻、驚きの700円(税別)だから特装版かとずっと思っておったがそうではないらしい。本当の特装版は900円(税別)するらしいのじゃ。
だが、実際には特装版の方がはるかに多く、しかもそもそも200巻は他の巻よりずっと多い数刷られておるようで、むしろ通常版の方が貴重らしい。もうどっちが通常版なのだろうか。
Amazonではどちらも切らしておるようだけれども、特装版は今後無理のない形で入手が見込めるものと思われる。その時に考えるとしようか。

 金沢の話に戻る。
駅周辺の混雑問題。しかしもももの父は金沢の裏道を知り尽くしておる男である。渋滞にほぼ影響なく、予約時間の19時に目的地に着いた。
何しにというと、晩ご飯である。ももも邸御用達のおでん屋ひょうたんに向かったのである。確かこの店は、前回2011年かそのまた前の2009年に来たような覚えがあるが、今でこそ金沢おでんはポピュラーになっておるけれども、昔からおでん一筋で商売してきた名店である。このあたりは旧もももの父宅に近く、なじみの店であるそうじゃ。
..という事を書いてしまうと、ネットで噂の店とか、関白がご来店した店とか、そこに関白さん座っとってんわーとか、私らみたいな庶民にも声かけてくれて、優しそうな人やったわとか、色々な評判が立つ事であろう。困ったものである。

 では関白は帰るぞ。


9月18日

 自分の目でものを見て、自分の心で感じる人間がいかに少ないことか。
私が関白である


 そういえば、最初はこの晩はももも邸に泊まろうとしておった。
だが2011年の夏に泊まった事を思い出したのである。ももも邸は冷房を使わん家で、関白はとても暑かったのじゃ。扇風機を使ってもそもそも室温が低くないので、汗だくで寝た覚えがある。折角ゆみゆみ亭の朝ご飯を食せる機会だったけれども、ちょっとツラい。

もももの父「関白、ゆみゆみが冷房を嫌うので有松

 とはいえ、今まで関白部屋として使っておった1Fのあの部屋。今ではももが使っておるが、暑いと言ってももが2Fの寝室に上がって来るらしいではないか。そもそもあの部屋は風も通らず暑いので、何か考えるがよい。
そういう訳で2泊目をホテルに泊まる事はすんなり決まったが、朝だけももも邸に行く手もあった。そういえばももも邸に近いスカイホテルとか、できて40年ほど経つけど泊まった事なかったのぅ。
けれども、それもどうかと思い朝ご飯付きのホテルを取ったのじゃ。

 話しが戻るが、隣接地での合流を避け、西口の、石川だか金沢だかいう字のオブジェのあたりで待つ事にする。
ようやく再合流できたものの、駅周辺から離れる事もまた難儀である。というかこの時間大きな道路が大体混雑しておる。これは北陸新幹線によるものだというが、こんな不便を強いるものなら、北陸新幹線は廃線にした方がいいのではないか?

ゆみゆみ「関白さんなんて事を~!

 関白的にはこれまでの経路、越後湯沢駅での乗り換えでぽんしゅ館に寄り、その中にある、関白が日本一と考えるおにぎりを買うのが楽しみだったのである。勿論乗り換えの手間や時間も余計にかかるけれども、それはそれじゃ。
では、越後湯沢経由で金沢へ行くとどういう経路になるのか。越後湯沢から一旦直江津へ行き、そこから北陸新幹線にどこかで接続する形になるようである。だいたい5時間と、ストレートに金沢へ行くより+2時間以上かかる旅になる。だが、ちょっとは検討する価値があろう。実は春頃、ぽんしゅ館だけのために越後湯沢に行こうとチラッと考えておったのじゃ。

 では関白は帰るぞ。


9月17日

 教えるということは、こちらが差し出したものがつらい義務ではなく、貴重な贈り物だと感じられるようなことであるべきだ。
私が関白である


 金沢ツアーっぽい話しに戻る。
高州園のテレビでCMを見ておると、東京でやらないようなCMがある。勿論東京と共通のもあるが、どっちかしか知らんと、こういう時でないと分らんものじゃ。例えばケンミンショーの合間に入る富山の日医工のCMは全国区である。さすがは葉加瀬太郎が出ておるだけの事はある。
トリンドル玲奈の三井アウトレットパークは一応全国区CMだが、東京だと幕張とか木更津とか南大沢とか首都圏パークのCMになっておるのが、石川県だと富山県小矢部だったろうか。しかし映像はどちらも同じなのである。

 さて、のとじま水族館を満喫した我々は、金沢へ帰る事にする。なかなか濃い輪島ツアーであった。
金沢に着く。一旦ホテルにチェックインをし、この時点で17:25である。風呂に入るなどして一時間後にまた合流するのである。このホテルももももの父が全額出資したものだけれども、ゴルゴ13も好んで選ぶ最上階であった。彼も撮影などで要人を使う事も多いだけに、VIP向けの対応が分っておるのだのぅ。
で、速攻で風呂に入る。大浴場が売りらしいのでこのホテルを選択したのだけれども、行ってみれば期待に反して結構小さい。洗い場も5人程度座れば一杯になるくらいであった。だが温泉の素が入った浴槽で、熱くもなくゆっくり入れるものだったと言えよう。
だがここで困った事を想いだした。タオル類は部屋にあるのを持って来ないといかん高州園システムだったのだけれども、それを忘れてしまった。仕方ないのでフロントに電話をして、追加のタオル利用という形で持ってきてもらう事にした。300円だが、無駄な出費であったと言えよう。

 出る準備をし、駅に隣接した待ち合わせ場所へと急ぐ。だが駅周辺は昨今渋滞して、待ち合わせ場所になかなか着けないというではないか。

 では関白は帰るぞ。


9月16日

 人々が努力して手に入れようとする陳腐なもの…。所有、物質的な成功、贅沢は、私には少年時代から卑しむべきものに思われてきました。
私が関白である


 しかし「JCが作ったラジオ」とは我ながらいいアイデアである。
JCが作ればイモ半田さえ味だろうし、買ったものが動かないとしてもそれが価値になるであろう。新しいJC産業として、技術立国日本は国家プロジェクトで育てていくべきではなかろうか。
ネット販売はこのサイトでするとして、小売りはグループ企業である和すもも堂でするとしよう。関白ラジオを始めた頃の興奮が蘇ってきた。あの頃は通信と放送の融合も始まっておらん中、関白ラジオはその高度な技術力で地方の壁を取り払い、今ではRadikoやAbema TVなどがこぞって真似をするまでになったのは皆も知る通りである。どこで価値を生み出すかが重要なのである。

 さて明日発売の週刊少年ジャンプにて、「こち亀」が終わるとされておる。
そのはずなのだけれども、直前のジャンプを見てもそれらしい事が一切書かれておらん。内容にしても日常系で、とても次の週で終わるような感じは受けない。次号予告で「秘密が明らかになる」みたいな言葉はあったものの、はてそんな伏線はあったろうか。
40年間一度も休載せず、むしろ何かあった時のために一月分の原稿は預けてあったというから、それを消化しておるのかも知れん。そう思えるほどに、12日発売号はなんでもない回であった。むしろここからずっと続いてもおかしくない。

 と言っても、報道にあるように、集英社の発表にあるように、土曜発売号が最終回となるはずである。まずはそこを見てみる事にしよう。

 では関白は帰るぞ。


9月15日

 私は誰にも何も求めないので幸せでいられます。お金もどうでもいい。勲章も、肩書も、名誉も、私には何の意味もありません。称賛も欲しくありません。
私が関白である


 久しぶりに最新のももも情報である。

もももの父「関白、最近ももは学校でラジオを組み立てましてございます

 技術家庭の授業じゃな。関白も中2くらいの時にAMラジオを組み立てた覚えがある。半田ごてを使ったのかな。
最近は男は技術、女は家庭という区別なく、同じ授業を受けさせておるのだのぅ。

もももの父「ロッドアンテナが付いておりましたので、AM/FMラジオと思われます。いやしかし、驚きでしたのが最近のラジオは大変感度がよろしく、大陸の電波も捕えられるので有松

 我々の頃はAMだけだったはず。
感度がいいというと、北の暗号放送も聴けるのかな。

もももの父「最近暗号放送はやっておらんのであります

 詳しいな。

もももの父「ラジオの表にデザインできるスペースがありまして、ももはそこにHEY! SAY! JUMPのシールを貼っておりました

 うむ、新しい商売を思いついた。
JCが作ったラジオ」という名前で、私が作りましたのチェキを付けて売るのじゃ。大ヒット間違いないに違いない
これをQ&A RECORDSの新しい事業の柱として育てていきたい所存である。

 では関白は帰るぞ。


9月14日

 私の手元には、返事を出さなかった手紙ばかりがたまっています。人々はそのことで私に不満を抱きます。しかし、取り憑かれた人間はそうならざるを得ません。青年時代、私はここに座り込み、果てしなく思考し、計算し、奥深い秘密を解明しようとしていました。この偉大な世界と呼ばれる騒々しい世界には次第に興味を失い、世捨て人のようになっていったのです。
私が関白である


 基本的にフリープレーのゲームが並ぶオールドゲーセンと言った体である。
しかしチョイスはなかなかのもので、どこから持ってきたのかMAJOR HAVOCや、4人プレーのカルテット、ガントレット。マーブルマッドネス、ナイトストライカーなど、今までこういう展示では置かれなかったのではないかという機種が多数あった。
特にガントレットとか、フリープレーでやられたらいつまで経っても終わらんのではないか。だが、みなマナーもよく、ずっとやり続けるような者はおらんかったのである。

 2Fではスタッフに「すごく混んでますよ~」と言われて来たけれども、行ってみればそれほどでもない。少し待っておればどのゲームも遊べるくらいである。ただ体感ゲームは機械的なトラブル懸念から、遊べる時間が各機種2時間に決まっておる。それは仕方なかろうのぅ。

 しばらく楽しんだ後、出る事にする。
ここまで今日はご飯を食べておらん。そういえば総合高校の手前にうちの臣の店があった。だが相変わらず混んでおったので、この日も諦める事にしたのである。

 さて、Jupiter08やJuno-106、JX-3Pをソフトウェアエミュレーション技術で蘇らせたRoland Boutiqueだが、この9/23にまた新しいものが出てくる事になった。
それはTR-09、TB-03、VP-03で、それぞれTR-909、TB-303、VP-330の現代版である。相変わらず狙い所がいいというか、当時若者の憧れながら、高額で買えなかった楽器を廉価で販売しようというおっさんホイホイ計画である。TR-909は定価で約19万、TB-303は定価こそ5万くらいだったものの、今でもMIDI改造版が高額で売られておる名機である。ボコーダープラスことVP-330は30万くらいだったろうか。YMOが特徴的な音で使っておったので、知る者は多かろう。
ぜひ3台とも欲しいものだが、安くなったとは言え15万にはなる。難しいところであるのぅ。

 では関白は帰るぞ。


9月13日

 年老いて腰が曲がったものには、死は解放としてやってきます。自分自身が年老いて、死を最後には返さなければならない古い借金のようなものだと思うようになったいま、つくづくそう感じます。
私が関白である


 ここで割り込みである。
この土曜から「あそぶ!ゲーム展」の第二期が始まった。来年の3月まで続く企画展である。
第一期がちょうど修士論文まっさかりの時期であったために赴けず、そもそも川口からさらにバスという会場に、どうしても足が向かなかったのである。
ただ、ゲーム研究者である関白も、さすがに行かねばならぬように感じてきたため、遂にこの日曜に行ってきた。ゲームレジェンドの会場もあるJR川口駅から国際興業のバスで10分余り。駅ではどっち口に出ればいいのか分らず迷ったけれども、東口のそごうの下から出ておると分った。

 スキップシティは元々NHKの送信所があった場所らしく、当時は東京タワーもできる前で、当時日本で一番高いタワーが2本あったらしい。老朽化に伴い撤去された後に建ったのが、今回の会場であるスキップシティである。
総合高校バス停から徒歩5分程度に、その大きな建物があった。バス停側から行くと、手前の建物を抜けてもうひとつ奥の建物の方に会場があるので、気を付けるがよい。
入り口で510円払って中に入る。するとあるのが常設展で、企画展はここを抜けて3Fにある。企画展だけ見たいと思うとちょっと面倒な作りではあるが、NHKなどが提供したと思われうる機材や資料が置いてあるので、それらも楽しむがよい。
多分昨今の映像のHD化に伴い、不要になったSD機材がここに提供されたのではないかと思うのだが、どうだろう。実際3Fには副調整室に相当する機材類やスタジオ、プロンプター付きカメラなどが置かれておった。

 そしていよいよ企画展である。
中は時代毎にゲーム機が並べられており、奥に行くほど最近のものが置いてある。入るといきなりゼビウスコーナーがあり、設定資料などが貼られてあった。ゼビウスのテーブル筐体が展示物として置かれておるのは、もう歴史になってしまったとある種の感慨を持つが、よく考えればゼビウスもリリースから30年以上経っておるのだな。

 まだ続きつつでは関白は帰るぞ。


9月12日

 唯一の救いは、ユーモアのセンスだけです。これは呼吸を続ける限りなくさないようにしよう。
私が関白である


 そういえばドコモのXperia Z3である。
以前よりもっさり感を感じておった。特にホーム画面に戻っても、なかなかアプリ一覧表示が終わらない。こんなに遅い機種なのだろうか。そんなはずはないと思うのだが。
だがある時気付いた。ホーム画面に戻るその際に通信しておるようなのである。そう言えばいま使っておるのはドコモの"LIVE UX"というホームアプリ。この"LIVE"というのが如何にもアヤシイではないか。
Xperia Z3裏蓋めくれちゃったよ事件以降Xperia Z3 Compactにした事もあり、この機会にXperiaホームに切り替え、ついでにひつじの執事もoffにしたところ、反応がかなり改善した。こんなアプリを初期設定にして販売してはいかんのではないか。LIVE UXはメモリ消費量も結構あるようで変えて正解だったけれども、何がLIVEだったのだろうか。

 さてのとじま水族館だが、そろそろ食事の時間である。
奥の出口を出た先にはレストランがある。あまり大きなものではないので席を確保するのが難しい。ここで少し待って4人座るが、ゆみももはあまり食欲がないようであるが、育ち盛りの関白は、カレーに能登牛コロッケを追加する。どうにもこの頃は体がカレーを求めてしょうがない。どこからかカレーは完全食品だという研究論文が出て来ないものだろうかのぅ。

 また水族館に戻ってイルカショー、アシカショーを見る。アシカショーは懐かしいものである。
そしてペンギンのお散歩タイムがあり、そろそろ帰ろうかという時間になった。ここは、それほど大きくない割には半日近く楽しめる施設である。最後にミュージアムショップというお土産売店に寄ってみるが、結構広いスペースに、ぬいぐるみから石川県のお菓子から色々置いてあった。コメッコの地域限定甘エビ味は買っておけばよかったかのぅ。

 では関白は帰るぞ。


9月11日

 純粋な者が純粋さを見るところに、豚は汚れを見る。
私が関白である


 しかし、待っておったらしばらくで停める事ができた。
駐車場は高台にあり、そこから水族館まで降りて行く構造になっておる。そもそもここは傾斜地を切り開いて作ったと思われるのだが、そのため駐車場側から降りて行くと、水族館の背後に広がる七尾湾という、非常によいビューポイントになっておる。是非皆にも見てもらいたいものである。

 もももが楽しみにしておった水族館である。入り口を入るとすぐあったのが「ジンベイザメ館 青の世界」という建物で、大きな円柱状の水槽に、ジンベイザメやエイなどの魚たちが、その名の通り青い光に照らされ優雅に泳いでおる。近くには、この水槽で使われておるアクリル板の展示があったが、水圧に耐えられるように数十センチの厚みがあった。
そこを抜けると水族館本館。昔卯辰山にあった金沢水族館を思い起こさせるような、古き良き水族館である。もしかしたら金沢水族館と関係があるのかと調べてみると、金沢水族館と金沢ヘルスセンターが破綻した後、石川県に買われたと書かれたページを見つけた。なるほどそれなら納得である。
そういう訳でか、奥では金沢水族館で行われておったアシカショーを見る事ができる。金沢市民なら一度ならず見た事はあるであろうあれじゃ。

 その手前はペンギンやイルカのおる水槽というかプールがある。この下には透明なトンネルがあり、くぐって下から覗く事もできるものである。類似のはしながわ水族館にもあるけれども、幻想的でよいものじゃ。

 では関白は帰るぞ。


9月10日

 私には特殊な才能はありません。ただ、熱狂的な好奇心があるだけです。
私が関白である


 いよいよ能登島に渡るその前に、手前の公園みたいな場所でちょっと休憩を取る。そこにある、地図の書かれた案内板を見れば「演劇のまち ようこそ中島町へ」と書かれてあった。演劇のまちとはどういう事だろう。
仲代達矢と縁があるらしいのだが、この地で無名塾が合宿していたのが縁だという。なんでもありかと思うが、思えば羽咋もUFOの町だったしな。町おこしはなんでもアリじゃのぅ。

 簡単な展望台から眺めるその眺望はなかなかであった。
ここには休憩所というか売店があった。自販機でジュースを買ったが、我々以外にほとんどこの地を利用する者はおらず、果たして1日何人の客が来ておるのだろうか。
そして、片側一車線づつのその橋を渡る。橋には交通量カウンターが付いておって、あなたは何台目のお客さんであると表示してくれるのじゃ。何台目かはもう忘れたけれども、もももの父が「少ないで有松!」と言っておった事が思い起こされる。

 そして遂に能登島に上陸した。能登島は七尾湾に浮かぶ内陸の島で、加賀屋のある和倉温泉にもほど近い。そっちもいつか行ってみねばならぬ地であろう。
で、のとじま水族館である。

もももの父「関白、車が行列になっております!

 確かに駐車場へと続く道には車が渋滞しておる。いつもこうなのかと聞けば、今日は特に多いようじゃ。多分我々が来るという情報が漏れてしまったのだろう。

 では関白は帰るぞ。


9月9日

 結果というものにたどり着けるのは、偏執狂だけである。
私が関白である


 朝市には「朝市さかば」という店があった。昼から飲むのもいいのぅと思ったらただの飯屋か。行列ができておったけれども、飲み屋でなければまぁいいか。能登丼はじめだいたい700円なのに、海鮮丼は1,500円という値付けもちょっと謎である。
そして、曲がり角には重蔵神社産屋という、御柱がある、神社とも言えない場所があった。なんでも神様が生まれる特別な神社と説明があった。パワースポットらしい。最近流行の御朱印もあると書いてあるではないか。しかしゆみもももも御朱印は集めておらんようだった。よく分らんが、巫女さんが2人おったからいいとしよう。

 そういえば、朝市で3袋二千円のが、ゆみゆみには4袋で二千円にすると言っておらんかったかのぅ。

もももの父「いえ関白。3袋で千円でありました

 ポテチくらいの大きさの袋だったし、それが値下げで4袋千円というのは観光客価格にしては安い。そんなはずはないのではないか。これは誰か地元民からの報告を待ちたいものである。突き当たりを左に曲がってすぐくらいの左並びである。

もももの父「ゆみゆみもそう言っておりました

 さて車に戻ろう。次はのとじま水族館である。
もももカーは、もももの父の運転で能登島へと向かう。よく考えたらこの関白、これまで能登島に渡った事はないはず。そもそも能登島大橋ができて以降はあのあたりに行った事はないのだから、船で行ったとかなら強い記憶として覚えておる事であろう。
で、最近では能登島大橋に続く二本目の橋もできたらしい。そっちを使って能登島へと渡ろう。

 では関白は帰るぞ。


9月8日

 何も考えずに権威を敬うことは、真実に対する最大の敵である。
私が関白である


 西友のスイカだが、この火曜に見たらばスイカのあった場所にブドウが置かれておった。
なんとか長野産とかアメリカ産とかで持たせて来たが、遂に西友におけるスイカシーズンが終わったのである。日曜まではまだあったはずなので、この月曜か火曜に切り替えたのだろう。それでも今年は結構持ちこたえた気がするのぅ。

 高州園の店でお土産を買う。
関白、翌日土曜は中央病院へ見舞いに行くミッションが発生したため、何か手頃なものがないかと思った。しかしここに置いてある土産モノと言えば加賀のお菓子も多く、選択には注意が必要である。結局県外の客向けの店なのだろうけれども、能登のモノだけでは品揃えが足らぬと言う事情もあるのかも知れぬ。
それはそれとして、なぜ能登半島の向こうまで来て加賀の菓子を買って金沢の病院に行かねばならぬのか。選択は難しかったが、能登のサイダーや氷室饅頭的なものを買って行く。能登牛カレーも気になるものの、ちょっと食べられぬだろうからのぅ。

 朝市には気になる通りがあった。それは風呂屋通りという場所である。
この通りに風呂屋があるのかと思えばさにあらず。もしかしたら以前風呂屋だったかも知れぬような場所はあったけれども、イマイチこの謎には迫りきれなかった。

もももの父「関白、通りの向こうに銭湯があります!

 なるほど。確かにこれは銭湯の佇まい。だが今でも営業しておるのか? と思ったらちゃんと営業しておった。それこそこの白山湯という銭湯であった。しかし白山と言えば霊峰白山と呼ばれる加賀地方の山。輪島からでは見る事さえ適わぬはず。なぜ白山なのだろう。加賀地方から移住してきた者が始めたのだろうか。

 残念ながら昼を回らぬと開かぬようであるから、またの機会にしようと思いつつでは関白は帰るぞ。


9月7日

 愚者と天才の違いといえば、天才には限度があるということだ。
私が関白である


 そう言えばNEWDAYSのサッポロクラシックであるが、この日曜に見に行ったらもう置いてなかった。

NEWDAYS「今年は北海道新幹線がありましたので春も売りましたが、夏の限定商品です

 もう夏ではないという事か。
先日ももも邸に荷物を送る際に、箱に隙間が大幅に空いてみっともなかったため、サッポロクラシック500ml缶を2本買ってきて入れた。ももも邸はいつもイオンビールだから、きっと喜ばれるに違いない。

 さて朝市の休日予定はこんな感じである。かき入れ時だからか8月は休みがない。我々にとっては誠に結構である。
ここではお土産を買うのだが、実は行く店は決まっておる。高州園の直営店である。なぜならば泊まった時に割引券だかをもらっておるためで、そこは高州園の囲い込み政策と言えよう。直営店の店頭には、高州園のCMをモチーフにしたのであろう、駅長をデフォルメした立体看板が2体あった。「駅長さんの店」と書いてある。
まだあのCMの神通力は聞いておるのだのぅ。

 駅長さんの店(仮称)では、ポスターが貼られておった。輪島で買い物していって的なポスターなのだけれども、そこに写っておる女の子3人のファッションにどうも違和感を感じた。服装も古いながら、初代ウォークマンを付けておるのがもう決定的である。これは70年代に撮ったものと思われる。仮に彼女らが撮影時に15歳だったとして、55歳くらいになっておるかも知れん。これは却って貴重な記録と言えよう。
しかしこのポスターにはもう一点おかしなところがある。それは異常に新しいのである。まったく色あせしておらん。であるので最近撮ったものと言ってもパッと見、分らんだろう。

もももの父「多分沢山作ったのでありましょう

 では関白は帰るぞ。


9月6日

 知的な馬鹿は、物事を複雑にする傾向があります。それとは反対の方向に進むためには、少しの才能と多くの勇気が必要です。
私が関白である


 ももの得意科目は何なんだろう。聞いたら英語であると言う。
そういえばももが大学受験を迎える2020年から大学入試がガラッと変わるけれども、英語が一番変わるのではないかと言われておる。簡単に言うとより実戦的になるらしい。単に聴いて書く程度ではなくて、自分の知識や意図を伝える事が求められるようになると聞く。
ここはやはり関白の出番であろう。

 さて朝市に着いた。通り一本と、それから折れ曲がる道少々が朝市エリアらしい。
入り口に当たる位置の店に、漆塗りのHappy Hacking Keyboardが展示されておった。輪島塗のキーボードである。受注生産品らしい。Happy Hacking Keyboardは一流キーボードであるし、それを出しておるPFUも石川県縁の企業だし、意味のあるコラボである。
そのお値段50万円というところで、一体日本で使っておる者は何人おるのかと考えてしまうのだがな。
ここではサイダーを売っておった。ゆみももも買うというので関白も買おう。

もももの父「関白、突き当たりの家の二階からですと、この朝市の模様が綺麗に撮れまして有松

 朝市と言っても昼前くらいまでやっておる。まだ時間には十分余裕がある。ゆっくり見て回ろう。
なんというか、地元の者が買うというかは観光地価格のように見える。まぁ朝市はそういう場なのだけれども、地元民はどこで買い物をしておるのか。そっちで買いたい気がするのぅ。

 では関白は帰るぞ。


9月5日

 大切なのは、自問自答し続けることである。
私が関白である


 サーティワンアイスクリームである。
関白の最寄り駅近くにもあるのだが、先日の水曜に通りかかると行列ができておった。これは何かイベントだろうと思って見ると、31日と3/1はサーティワンの日で、31%オフなのだそうじゃ。
今回初めて気付いたけれども、以前からやっておったのだろうか。一般に、並んでまで食べる価値のあるものはそうそうないと思っておるが、31%オフならちょっと考えるものである。
調べたら金沢にも5軒ある事が分った。ももにも教えてやろうかのぅ。

 さて我々は朝市へと向かう。と言ってもすぐそこなのだが、ルートイン輪島近くの駐車場に停める事にする。
ルートイン輪島は、高州園より小さいながらも新しい建物で、輪島の海を一望できる、これまたいいロケーションに建っておる。津波時の避難施設にも指定されておるらしい。
駐車場なのだけれども、本来は観光バス向けに引かれたラインに普通乗用車を停めるため、バス一台分のところに2-3台停める事になる。下手に入れると奥の車が出られなくなるので、そのために整理をするあんちゃんが一人おるけれども、彼が広い駐車場を仕切りきれるのも難しいので、「ここ、どうやって出るがや..?」みたいな事になっておる箇所も見て取れる。
ともかく、まだあまり車のない場所に停めて朝市方面へと向かう。向こうには「うみの駅」という施設があった。観光案内所や売店、飲食店などが集まった、道の駅的な場所である。住所はマリンタウン1となっておるから、比較的最近作られた区画なのだろうか。

 そこではセグウェイの体験試乗もやっておった。5分か10分で500円らしかったが、ももが興味がないというのでスルーする。

 では関白は帰るぞ。


9月4日

 6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない。
私が関白である


 出発前に、高州園のロビーでチェックアウトを待つ。
ロビーには北國新聞が出しておるグラフ誌のようなものがあり、見てみれば高州園の昔のCMが取り上げられておった。紹介されておったのは、テレビの画面からリアルに水が押し寄せてくるというものであった。貴賓室にセットを組んだという。

もももの父「いや、これは大浴場の中に組んだと聞きました

 うむ、浴室とかでないと、あんな水を大量に使う収録はできんだろう。まして貴賓室とかあり得なさそうじゃ。
ちなみに件のCMはYoutubeにあった。2本収録されておるうち最初のがグラフ誌に載っておる方だけれども、次のはもももの父の手によるものであるかも知れぬ。
驚いた事に高州園のCMが紹介されておるからここに置いてあるのかと思えば、一応最新号なのであった。

 そして、ももものiPod shuffleの画面が一部おかしいというので見てみる。強く押したかぶつけたかで、画面中の何ドットかが表示されておらんようである。これは修理に出すか、あるいは我慢するか。修理だと交換になってしまうので、裏に貼ってある、友達とのプリクラもなくなってしまうのは困るだろうし、このまま使うのがいいのか。
ただ、同じような状況が過去PSPでもあって、画面を激しく点滅させるような画像や動画をずっと表示させておると、そのうち復活するという話しもあるらしい。真偽のほどは知らんけど、どうせならやってみる価値はあるかも知れん。

 出発間際に、ももがコンタクトを付けるという。関白マニアなら知る通り、関白も普段ハードコンタクトを装着しておる。ここももももとお揃いなのである。どこまで仲良しなのであろう。ますますももとの絆が深まったと言えよう。

 では関白は帰るぞ。


9月3日

 困難の中に、機会がある。
私が関白である


 日清食品のカレーメシである。
入れ物の形状が変わったかと思って見たら、なんとお湯で5分とか書いてある。今まではレンジで5分半(500wの場合)だったが、今後は両方併売するのだろうか。
そう思ったら、CMでは「新しくなったカレーメシ」と言っておる。今後はこれに切り替わってしまうのだろうか。ただ、お湯だとポットでわかす手間が増えるではないか。冬なら一日中ポットで沸かしておるからいいけど、そうでない時期は水を入れて電子レンジにinする方が、1ステップ少ないし楽は楽だのぅ。日清食品という会社はラ王やスパ王を乾麺にし、しかもマズくするというような、ユーザニーズを掴まない変更を行うからして、やや悪い予感もしてしまうのである。

 カップヌードルご飯やどん兵衛釜飯もこのタイプに変わるのだろうか。そう思い西友に足を運ぶと、つい数日前にはあった電子レンジタイプのカレーメシが跡形もなくなくなっておった。懸念は事実になったかも知れぬ。

もももの父「輪島には千枚田以外ないのでありますありますあります」

 すっかり忘れておった。
いや、輪島には朝市があるではないか。朝飯食べたら朝市へ行こう。高州園の送迎バスもあるってよ。

もももの父「関白、本数が少ないので有松

 なら仕方ない。もももカーで行こう。

 では関白は帰るぞ。


9月2日

 人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。
私が関白である


 関白の仕事場であるが、現在の中目黒から、来々週目黒に移転する予定である。
そんな中目黒、毎日通勤で通りがてら線路をくぐる道路の横に謎の施設があるのが見えておった。参拝の方はこちらというような事が書いてある。こんなところに宗教施設があるのか。きっと東横線ができるより前にあったのだろうなと思ったが、何かおかしい。不自然じゃ。この場所が何の場所か考え、そして気付いた。これは2000年にこの場所で起きた、日比谷線脱線衝突事故の慰霊施設であったのじゃ。
あの日は事故の後、関白はアスキーに向かうためにその地点を通った。既に東横線は運転再開しておったけれども、付近のビルの上には報道陣などがびっしりおったのである。
この追悼施設は、営団か東急か、はたまた共同かは分らんけれども、日中1-2名の人間を常に配置しておって、追悼に訪れる者達を案内しておるのである。本当に線路下の小さなスペースではあるが、16年以上経った今でも事故を忘れておらんのだのぅ。

もももの父「時に関白、先日お送りしましたカップラーメンはいかがでありましたでしょうか

 うむ、だんだん暑さも収まってきた故、少しずつ食べておる。チャンポンめんは速攻でなくなったが、金ちゃんヌードルも一個食べたものである。

もももの父「こちら金沢でも、コンビニなどでは全国販売しておるような商品ばかりで、以前のような、こちらでしか販売していない商品は置いてない事もありまして有松

 困ったものである。
おそらくサークルKがファミマになってしまうと、一層その傾向が加速せぬだろうか。それが心配である。

 では関白は帰るぞ。


9月1日

 人生には、二つの道しかない。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。
私が関白である


 温泉で思い出した。
ももも一家が過去上京してきた時、確か寝台特急だったろうか。早朝に着くのですぐ風呂に入りたいと言われ、浅草観音温泉を紹介した。朝6時からやっておる、銭湯界の重要文化財とでも言うべき歴史ある銭湯だが、ボイラー故障のため、この6月で閉湯したという。
豪華な銭湯だったけれども、また銭湯の灯がひとつ消えてしまった。誠に残念である。

 そういえば、行きの車中で関白はこの新車のオーディオセットに、Bluetoothが付いておる事に気が付いた。
そうだとすると、関白のiPod shuffleと接続できるのではなかろうか。試したら確かに使えた。こういう使い方をした事はまだなかったけれども、これは便利である。

ゆみゆみ「関白さんさすがですぅ~!

 ゆみゆみのiPhoneも登録されておったが?

ゆみゆみ「カーディラーで設定してもらいました~

 関白とおそろいにしておる、ももものiPod shuffleも登録しておこうか? なに? いい? そうであるか。
では、聴きたい曲はあるかな?

ももも「back numberの『泡と羊』をおねがいします

 back numberだと、「シャンデリア」と「ラブストーリー」のCDを入れておった。「泡と羊」は「シャンデリア」に収録されておるようだな。ももはback numberを聴くのか。入れておくものであるのぅ。

 では関白は帰るぞ。