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to_kanpaku



どの日に突っ込む? 突っ込みの言葉



■ 2019年 先月 来月

8月31日

 I'm gonna make him an offer he can't refuse.
私が関白である


 8月31日である。夏休み最終日という理解をする者は多かろうが、少なくとも金沢や野々市では2学期は8/30から始まっておる。これはいつからこうなっておるのだろうか。

 昨日の話しの補足だけれども、専門職大学は専門学校が母体となり作られるケースが多い。では専門学校と専門職大学はどのように違うのだろうか。どちらも実習を主体としたカリキュラムというところでは同様だが、まず卒業で得られる学位が違う。専門学校が専門士(2年制)、高度専門士(4年制)、そして専門職大学では学士(専門職)となる。高度専門士は学士と同じですよと言う者もおるが、前者は称号であって学位ではない。それは高専卒業生を高卒と見るか短大卒と見るか、それとも大卒と見るかは会社の判断になるみたいなものである。であるから、何であれば海外でも通用する「学位」が取れる専門職大学には意味がある。
また、専門学校は目の前の問題解決に特化し、対して専門職大学は5年先10年先の問題解決が出来る、広い知識と分析力を備えた人材を目指すといった、専門性に対する向き合い方の違いがある。

 両方を運営する法人の者に学校説明会の話しを聞くと、専門学校で出る父兄からの相談では、とにかく学校に子供の面倒を見てもらいたいというものが、そして専門職大学では単位の取り方といった、学修についての相談が多いと聞く。基本全入の専門学校と、入学試験がある大学との違いとも言えるが、専門職大学も事実上全入になりそうだから、入学時の学力はそう変わらんかも知れんのだがな。
出席の厳しい専門学校では特に問題になるが、学校に出てこない生徒はおる。そうした時に教員は、生徒の自宅まで行って様子を見る事までするという。だが、学校に来ないくらいだからノックして出てこない生徒も多い。その際に隣の住人に相談し、隣のベランダから生徒の部屋に渡る事もあるという。ドアノックで出てこない生徒も、さすがにベランダからサッシをノックされたらびっくりして開けるのだと言うが、果たして教員が生徒の部屋まで行ったものなのだろうか。20歳ほどにもなったいい大人なのだから、規定数出席しないなら単位出さない、それでいいのではなかろうか。
ともかく専門学校と専門職大学受験者には、色々意識の差があるようである。

 この件は、今後も注視していくとしようと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月30日

 Frankly, my dear, I don't give a damn.
私が関白である


 大学人でもある関白、なにげに文部科学省のページを見ると、来年度開学予定の大学について、本日認可関係の情報が出ていた。毎年この時期にこういう決定が流れてくるが、今回の注目は、モード学園などの専門学校を運営する事で知られる日本教育財団が申請しておる東京国際工科専門職大学に、設立を「」とする答申が出た事だろう。昨年は無念の取り下げがあったのだが、ようやく認可の見通しとなった。多分来年度以降、同校の名古屋や大阪キャンパスの開学に向けても進んでいくのだろう。
時にモード学園とかは東名阪に学校を持つ訳だが、金沢でもCMをやっておると聞く。東名阪のどこへもアクセスがよくなった金沢ではどこのキャンパスを宣伝しておるのだろうか。

 で、その日本教育財団のライバル、i専門職大学というか情報経営イノベーション専門職大学は、今回の答申では触れられておらんかった。よく見れば、やはりというか是正意見が付いて、文科省から9/25までに修正して再提出するように言われたようである。昨年認可された国際ファッション専門職大学みたいなものである。前にここに書いた「延長戦」というところだが、延長戦に突入すると、仮に認可が出ても学生募集告知を正式に打てるのは11月頃からとなる。生徒の進路決定時期は夏と言われておるからこれはかなり厳しい。母体である日本電子専門学校とセットで募集するような事になるのではないか。しかしそれ以前に、名称変更でさえギリギリになった情報経営イノベーション専門職大学はまだまだ修正する事柄があるように思う故、今年度の認可は難しいのではなかろうか。
昨年、国際ファッション専門職大学は延長戦に突入しながらそれでも認可されたが、状況を見ると、今後、認可されなさそうと言う事をそれとなく伝えられ、申請取り下げ(そして10月頃の、2021年開学申請〆切に再挑戦)、というシナリオになるのではと予想するものである。

 では関白は帰るぞ。


8月29日

 I don't dream at night, I dream all day; I dream for a living.
私が関白である


 金沢から送られてくるデータで困ったのは、向こうはそれほど高品質の機材を使用しておらんのでよくノイズが乗っておる。しかもそれなのに録音レベルが低い。毎度オーディオ編集ソフトの方でかなりボリュームを上げたのだが、それにも限界がある。最初からレベル高く録音して欲しいものである。
当時、ゲームの音声収録もあったから、PCM-M1とかPCM-R500といった業務用のDATなども入れた。結構痛い出費だったのだが、もうPCによるデジタルレコーディングが主流になりつつあったからして、元が取れるほどには使わなかった。もったいないものである。
その先駆けになったのが、90年代末頃に作った「ハートにビンゴ」だった。あれは金沢で作られたオケに、MusicStudio Independenceでエフェクト、ボーカルのマルチトラック処理を行い、Q&A RECORDSに初のトラックダウンという概念を持ち込んだ作品だったのである。
関白、折を見てまた機材を増やしておる。なかなかそれをじっくり触る時間が無いのは残念だが、金沢でももし必要とするならば色々送ってもよい。特にこれからももが新作をどんどん作ってくれるだろうしな。

 さて、蒲田駅ビルに御座候という、大判焼きというか今川焼きというか回転焼きというかの店がある。最近得た情報によれば、残念な事に今月で閉まってしまうと言うではないか。一個85円というリーズナブルな価格で関白らの小腹を満たしてきたというのにな。ここがなくなった後は横浜とか新宿とかへ行かねば買えないらしい。もう近くで買えるのも最後である。心残りのないように、また買いに行かねばなるまい。
季節的にこういう商品が売れにくいのは分かるのだが、そうなると夏前の撤退がよかったのかも知れぬが。

 では関白は帰るぞ。


8月28日

 Freedom is nothing but a chance to be better.
私が関白である


 いぬいカルテットのメジャーデビューCD「笠舞3丁目」は、色々奇跡のような巡り合わせがあった。当時関白は、CD書き込みソフトやオーディオデータ編集ソフトを調べて音楽CDを作成する技術検証を行っておった。CD書き込みソフトはCDライターに付いてきたWinCDR、デジタルオーディオインターフェースはKORGの1212I/Oでイケるのを確認出来ておったのじゃ。1212I/Oは当時12万ほどもしたプロ用のインターフェースカードで、SCMSも関係なくS/PDIFからデータを取り込めるのが最大のメリットである。当時メジャーだったAudioMedia3なども検討したが、国産だし関白のファーストシンセMONO/POLYを出したKORGだから、きっと大丈夫だろう。で、これで、金沢から送られてくるMDをデジタルのままPCに取り込んだ。元データはノイズが多かったためオーディオ編集ソフトで音が途切れるギリギリのところで音をカットした。聴感に影響を与えぬその職人芸にいぬしんは驚嘆したという。そのソフトはフリーのものを使用した。それらの環境を使い、いぬいカルテットの素材を幾つかCD化して金沢に送っておったのである。
それならといぬいカルテットも「作ったものをCDにするぞいや」と意気込み、ならばとちょうどその前に「かけそば一代記」で付き合いのあったしりあがり寿氏に、ジャケットを描いてくれないかと頼んだのである。色々な事が非常にいいタイミングで揃い、関わる者達が一流揃いという奇跡の一枚になった。
あの時を思い返すと、何かスケジュールは色々ギリギリだった。ジャケット原稿を金沢に送らねばならぬ。しかも今日中に、という事で、羽田空港まで赴いて航空便で小松空港まで送った事も、今となってはいい思い出である。こんな事をしたは後にも先にもその一回だけである。

 では関白は帰るぞ。


8月27日

 It requires more courage to suffer than to die.
私が関白である


 リメイク版発売の昨年から水上氏の「エイリアンフィールド」が注目されておるが、氏の手による商業ソフトで関白がもう一本気にしておるものがある。それは「かけそば一代記」である。見て分かる通りしりあがり寿氏がグラフィックを担当し、企画は、今は亡き米田和幸氏が担当した。発売当時、一部週刊誌に取り上げられた際には発売社の社長が企画したとされておったがそれは嘘で、米田氏のアイデアによるものである。
macromediaDirectorで作られたゲームは初ではないとも思うものの、いずれにしてもそういうテクノロジーの黎明期であるから、お手本のないところで作られた事は間違いない。これもエポックメイキングな作品である。その後これを真似たゲームが何本も登場し、一種のジャンルとして定着した感もある。このゲームでの付き合いをきっかけに、しりあがり寿氏がいぬいカルテットのCDジャケットを描いてくれる事になった訳で、そういう意味でも思い出深い。「笠舞3丁目」のジャケットを見て、もももの父の妹は「似せて勝手に描いたらダメやがいね!」ともももの父を叱った事もあった。もももの父はしりあがり寿氏本人の筆によるものだと言ったものの、普段の行動がアレなので信用されなかったのである。その後、しりあがり寿氏からもももの父の妹宛に色紙を描いてもらって、ようやく信用したに違いない。

 発売社が倒産した今となっては権利関係もどうなっておるのか微妙だけれども、また作り直してみたいものである。だが、しりあがり寿氏は皆も知る通り紫綬褒章を受けた偉人だし、勿論各方面でも売れっ子である。またこういう仕事をしてくれるだろうか。

 では関白は帰るぞ。


8月26日

 Growth is often a painful process.
私が関白である


 ビーバーである。
その昔は福富屋製菓、後に福屋製菓になり、今では北陸製菓に買われたピーナッツあられである。いま日本中で大人気で、白エビビーバーだけではなく、ビーバーという商品自体が品薄なのである。勿論地元の金沢でである。いま見たところ、オンラインショップでもすべてSOLD OUTになっておるではないか。過去ビーバーがここまで人気だった事はない。きっかけは某アスリートだったろうが、一過性に終わっていないのはやはり商品自体の力なのだろう。

 さてアップルストアだが、一頃の縮小時期を乗り越えて、最近まだ新規出店が始まった。
札幌が閉まった時は、北海道民はどこで修理に出せばいい、どこのジーニアスに相談すればいいかと思った事だろう。しかし札幌は現在復活する予定が出ていない。どちらかというと都心へ出店を集中させる方針らしく、今度丸の内にオープンする事になった。
そして、まだ噂話の域を出ないのだがラゾーナ川崎にも出店するかも知れん。確かにラゾーナ川崎の一角は長期に渡って工事中になっておって、ここまで長いとラゾーナ川崎自体のイメージが悪くなるくらいに思っておった。本当にそこにアップルストアができるなら、関白邸からもほど近いからさらに強いアップルのサービスが受けられるだろう。関白邸の所在地まで把握して方針を立てるとは、ジョブス亡き後もアップルは健在だという事か。

 では関白は帰るぞ。


8月25日

 関白は実験カンパニー。
私が関白である


 オリンピック前に前期を終わらせろという文科省の通達だが、同様のものが慶應にもあったという。ただ慶應の場合、文科省の言う事は基本的には聞かないから、大学院は例年通りのスケジュールとなる。そうは言っても私学助成金の絡みもあるので、学部は文科省の意向の通りにするというが。
ちなみに東大ではもう105分授業をやっておるらしく、そっちで調整するのだろう。うちの大学でも100分授業になったけれども、それを上回る105分とは驚きじゃ。

 さて今更ながらだが、昨年ははYMO40周年であったという。
各方面でも40周年記念商品が出ておるらしい。SACDハイブリッドというのはSACDプレイヤーでもCDプレイヤーでも、どちらでもかかるという事なのか。安価なSACDプレイヤーとしてひところ有名になったのは初期型のPlayStation3だったが、そうでなくても最近はそこそこ安い。
そのままハイレゾでキャプチャしてウォークマンなどに入れておきたいと思うものだが、そういう事もできるのだろうか。とは言えもともと音源も古いからして、ハイレゾにしてもそれほどの効果はないかも知れぬがな。

 そして細野晴臣氏は、デビュー50周年だというしなと言いつつでは関白は帰るぞ。


8月24日

 Where the senses fail us, reason must step in.
私が関白である


 関白、三井住友銀行のキャッシュカードをデビット兼用カードにしたから指紋登録ができるようになった。だが一度登録に支店に行ったらば印鑑がいると言われて追い返されたものである。印鑑を用意して再度向かい、登録した。指紋登録するとセキュリティが高まるため利用限度額が上がるみたいで、関白の場合には400万円まで出し入れできる事になった。もっともそんな金額が口座にあった試しはないのだが。
 で、これで指紋だけで引き出せる。そう思ったら実はそうでなかった。ATMにカードを入れると指紋認証を求められ、それを通ると次は暗証番号を聞いてくるのである。指紋が本人ならもう本人ではないか。わざわざさらに記憶力チェックをしなくてもいいのではないか。どうも指紋登録する事で、ATM利用時に指紋認証が必須になるようである。それはあくまでセキュリティを上げるためであるが、今日は1万下ろすだけだから指紋認証いらないよな、という訳にもいかない。まぁ、カードを落としても不正利用されにくくなった事はメリットだけれども、普段使いは面倒になっただけかも知れん。
指紋認証がなかった時代、一日の取引金額を50万から上げようと窓口に赴き依頼すると、「なんでそんなに必要なんですか?」と聞かれる。「恵まれない子供たちへの寄付のため」とか言って限度枠を上げてもらうのだが、ちゃんと運転免許証で本人である事を確認しての上だからタチが悪い。

 ここでは面倒だから「指紋認証」と書いておるが、実は三井住友銀行のシステムでは指紋はチェックしていない。静脈パターンの一致を見ておるのであると言いつつでは関白は帰るぞ。


8月23日

 There are no facts, only interpretations.
私が関白である


 そう言えば、8/21に確認したところ西友のブロックスイカが、それまで297円だったものが397円になっておった。先月くらいの値段に戻った事になる。思い返せば8/20にはブロックスイカが山ほど残っておったからして、その日に値上がりしたのかも知れぬ。生産地は同じ秋田だというのに、もうエンドシーズンなのだろうな。
近年西友では、カットスイカより値段が高いブロックスイカをプッシュしておる。その方が利幅が大きいからな。スイカ自体はこの後も北海道のものが出てくるはずで、もう少しモノはあると思うのだが、徐々に秋の果物に切り替わっていくだろう。

ももも「関白さん、もも、テニスの予選に勝ちました!

 なんという事であるか

 しかしどれだろう。この表の事だろうか。ちょっと詳しく聞いてみないといかん。ただ、そのご褒美にどうぶつドーナツを送っておいた。たらふく食すがよい。

 では関白は帰るぞ。


8月22日

 Remember, you can always stoop and pick up nothing.
私が関白である


 スミちゃんはお腹が大きかった。この日曜は関白と入れ替わりにご飯を食べに入ってきたため、そのまま鍵を閉めて関白は箱根に赴いた。エアコンは付けたままにしたから、中にいる方が快適のはずだった。
夜、関白が帰ってくると、逆に入れ替わりに出て行ったが、そしてスミちゃん、月火は来なかったのである。これはかなり珍しい。先週末から荒ぶっておったからそろそろお産かと思っておったが、ようやく水曜に来たスミちゃんの姿を見るとお腹が小さい。どこかで生んできたのである。
これは、と思い、スミちゃんの食事後に一緒に下に降りると、スミちゃんが「ついてこい」というように、時々振り返りながらちょっと先を歩いて、ある家の軒先に案内してくれた。夏場なんで草が茂り、そこにある室外機だか何かのあたりにもぐって行ったように見えたから、そのあたりにいるんじゃないかと思うけれども、人が入れるような場所でもなく、どうやって保護しようかと思う。かと思うと今日はその家まで行かず、手前の駐車場でうろうろしておった。まだ場所の確定には至らぬのである。

 1-2ヶ月経つと自然に姿を見せるだろうけれども、外敵もおるし、仔ネコにも警戒されるからして、うまく保護できるか分からん。またちょっと困った事になったのぅ。

 では関白は帰るぞ。


8月21日

 Man errs as long as he strives.
私が関白である


 ロマンスカー、途中の駅は停まらないながらも山間を通るため、スピードはゆっくりである。10分で小田原に着くが、同じ時間発ならば各停と5分ほどしか違わない。小田原までならどっちが先に出るかくらいで考えるといいくらいだな。土地に余裕がないから途中待避線がなかったかも知れんので、そうであれば各停を追い越す事もないしな。
で、ロマンスカーには車内販売があって、ここでしか買えないものもあると聞く。今回そこまで余裕が無かったので、次回は注意して見てみようか。
小田原に着く。特に今回は他に見るものもないので、お土産に鈴廣のかまぼこと鰺寿司を買う。で、この時間のダイヤを見ると、どうも在来線ではアクセスが悪いようで、新幹線が上位に幾つもレコメンドされた。小田原から新横浜まで新幹線、そこから在来線というルートである。本来は館に帰るだけなら品川まで行って折り返して来る方が早いらしかったけど、この日は途中の川崎に用事があったのである。小田原-川崎(うち新横浜まで新幹線)で2,120円だった。だが新幹線で品川まで行くと、料金もさまたぐっと上がるのじゃ。

 そんな訳で、今回の日帰り箱根ツアーは終わった。実際に行ってみると箱根は意外に近く、安く、また奥深いと感じた。そのうちに再訪する機会もあるだろう。アルカリ性単純泉も、成分が少ないと聞いた割には意外に効く感じがしたしな。また、箱根なら別の泉質も手軽に味わえる。箱根湯本駅のさらに先にある、箱根登山鉄道のスイッチバックもそのうち体験したい。

 では関白は帰るぞ。


8月20日

 Stay hungry. Stay foolish.
私が関白である


 一回出て、母屋の休憩室で休む。ここは低いロフトというか、二階建てになっておるところもある。その下は穴蔵のように、一人づつのスペースが仕切られておる。関白は開けたところに場所を取るがエアコンの空気が直撃してきてなかなか涼しい。女性専用コーナーもあるので、ゆみももが来ても安心である。
再度入浴したら、帰る支度をしよう。17:30のバスがいいかな。また中庭に出ると、中央に行きのバスで見たコントラバスが置かれてあった。これは囲炉裏ライブと言っておる趣向のようで、さっき同乗したのは山口由佳子氏らしかった。なるほど、ここで演奏をするのだな。ちょっと見てみたい気もするが、まだまだ始まらないようだ。また次の機会にしよう。

 中庭からフロントに出ずにさらに進むと貸し切り風呂の方に行く。ゆみももと来る時には、貸し切り風呂もいいのぅ。
さてバスに乗って箱根湯本駅前に戻る。温泉街を見て回りたいは回りたいが、これも次回にする。駅弁マニアの関白、ここで箱根の大名弁当をお土産に買う。ちなみに弁当は対象外ながら、箱根フリーパスというものを買っておくと、お土産がちょっとだけ割引になるらしかった。箱根周辺を満喫する時には便利かも知れぬ。

 で、またホームにはちょうどロマンスカーが停まっておった。折角だから帰りは乗ってみるとしよう。ホームにいる駅員に200円を支払い特急チケットを買う。ロマンスカーは全席指定なのだけれども、このチケットは座席指定が打たれていない。出発したら空いている席に座ればいいという。それは、後から指定券を持った誰かが乗ってきたらどかんといかん仕組みなのか? まぁ一駅の小田原までだから、そういう事もあるまい。

 まだ続きつつでは関白は帰るぞ。


8月19日

 I walk slowly, but I never walk backward.
私が関白である


 箱根湯寮の無料送迎バスは、エスカレーターを降りたすぐの場所にある。こういうところのは30分おきくらいかと思えば10分おきに来る。実は大変アクセスのいい施設なのである。箱根湯寮には歩いて行けない事もないらしいけれども、行きは坂を登る事になるのでバスに乗るのがいいだろう。
バスには、大きな楽器を持って乗り込んできた若い女性がいた。コントラバスか何かだろうか。うまいこと横に倒して乗せる。運転手も承知しておったから、どうも何度か楽器と一緒に来ておるらしい。この謎は後で解ける事になる。
バスは途中、フィールドアスレチック施設の横を通る。ここと合わせ技で温泉に行くのもいいかも知れぬのぅ。

 そんな訳で箱根湯寮に着いた。割引券と千円を出し、靴箱の鍵をもらう。ここにはタオルのレンタルはなく販売品があるだけなので、タオルは忘れずに持って行きたい。中庭を回り込んでいくと、通路に沿ってレストランがある。さらに進んで母屋に入り、靴箱にクツを入れる。ここから階段を降りると、途中マッサージコーナーがあり、一番下に男湯がある。山間の温泉地によくある、階段の多い作りである。
箱根の泉質は無味無臭、わずかにヌル付きがある。弱アルカリ性だろうか。調べたらアルカリ性単純泉らしい。説明によれば単純泉は成分が薄く、効能があまりないとも書いてあるが、そのぶん高齢者向けらしい。もももの父に教えてやらねばいかんかな。
しかしこの箱根の地にはアルカリ性から酸性まで、各種の温泉が集まっておる。好みに合ったところに行けばいい訳で、伊達に人が集まってくる訳ではないのだな。

もももの父「関白、山代温泉と似た泉質やも知れませぬ

 山代温泉も複数の泉質があるようだが、アルカリ性単純泉もあるみたいだな。

 まだ続きつつでは関白は帰るぞ。


8月18日

 Today is the first day of the rest of your life.
私が関白である


 軽く駅を見た後は、箱根登山鉄道で箱根湯本へ向かう。ちょうどホームには箱根湯本行きのロマンスカーが停まっておって、発車時刻となっておった。ロマンスカーは特急だから追加料金200円が必要だが、特急なら10分、各停なら15分程度。特急はいま出発、各停はその後10分で出る。つまり特急に乗る事で15分早く着くのだが、まぁゆっくり行ってみよう。各停に乗る事にする。
各停はロマンスカーが通過する各駅に停まり、15分程度で箱根湯本に着く。関白としては21世紀になって初の箱根湯本である。ちなみにロマンスカーなら地下鉄に乗り入れておるから、千代田線経由で北千住からでも直通で箱根湯本に来られるが、このデザインの車両が通過するのを千代田線の駅で見ると結構びっくりする。乗り入れ可能な新型車両が開発されたためであるけれども、便利なものである。

 箱根湯本では日帰り温泉に行くつもりなのだが、どこへ行くかは決めておらんかった。小田原か箱根湯本の観光案内所で聞けばいいかと思っておった。だが、小田原に着く前に決めた。大田区共済の割引券があった箱根湯寮にしたのである。1,500円が1,000円になるし、大田区共済と提携しておるなら間違いないところだろう。
その前に、エヴァンゲリオンのキャラクターショップ「えう゛ぁ屋」を覗く。皆も知る通り、箱根はエヴァンゲリオンでは第3新東京市という設定になっておる。ここはアニメ縁の場所なのである。であるからここにキャラショップがあるのはある意味必然だが、個人的にはもうエヴァはいいかなと思っておる。まぁ、映画は観るけれどもキャラクターグッズを買う事もないかも知れぬ。

 まだ続きつつでは関白は帰るぞ。


8月17日

 Turn your wounds into wisdom.
私が関白である


 お盆休みもわずかになり、この休みじゅうずっと東京におった関白、一度はどこかへ旅に出たい気になってきた。だがどこへ行くか。宇都宮に行こうと思ったものの、諸般の事情で止めて、では温泉地がいいか。越後湯沢の爆弾おにぎりもまた食したい。あのおにぎりは日本一だと思っておる。しかし交通手段は事実上新幹線のみだから、Uターンラッシュで新幹線が埋まってしまうとツラい。では他は徒思うと、伊豆や静岡も遠いが、かと言って横浜郊外のスパもちょっと寂しい。銭湯巡りもなんだのぅ。映画を観るにしても、観たいものは大体観た。

 色々考えて箱根湯本にする事にした。ここなら在来線でも1時間半余りで着くし、急いで帰らねばならないケースが起こったなど、何であれば新幹線も選択肢にできる。首都圏から行ける手軽な温泉地である。皆が行く訳じゃ。ちなみに交通費は、片道1,500円ほど、片道70kmほどの旅となる。
蒲田から横浜へ行き、そこで新宿から来た湘南新宿ラインに乗り換える。これは特別快速だったので、在来線としては最速で着くのである。横浜から約45分で、久しぶりの小田原に着いた。新幹線なら普段は通過してしまうしな。

 ここで、ちょっとトイレに行きたくなった。小田原駅の駅ビルには幾つかのトイレがある。ちょっと面白いなと思ったのが子供向けトイレなのだが、確か5Fの子供向けベンチのあるところに幾つかの子供向けの個室があった。最初はキッズコーナーかと思っておったのでこれは意外な作りだった。誰の判断でここに予算を付けたのかは分からんけれども、こういう力の入れ方はいい。
で、関白自身のトイレはどうしたものか。何フロアかの幾つか個室を見たが、困った事にどれも埋まっておった。小田原市民は多分みんな常に運個をしておらんと気が済まないのだろう。そう思う事にする。

 まだ続きつつでは関白は帰るぞ。


8月16日

 Hope is a waking dream.
私が関白である


 東京のイベント施設はオリンピック向けの改修を行っておるところが多い。東京ビッグサイトもそうだったが、日本武道館もその例に漏れない。で、どうなるかというと、うちの大学の、来春の卒業式、入学式が行なえなくなった。武道館を使う他の多くの大学も移らざるを得ない。本学の場合はやむなく国技館に場所を移すというが、長い歴史の中で、この年だけ場所が違うというのは何であるのぅ。そして、今年の24時間テレビも国技館が会場なのである。
しかし、ももが入学してくる予定の2021年は日本武道館に戻るはずなので安心である。

 上の通り、来年は東京オリンピック2020である。ここで文科省から各大学に強い要請が来ておる。それはオリンピックの開会式までに前期のカリキュラムを終わらせろというもので、これはつまり7/23までにという事である。本学では通常7月下旬から試験だけれども、どこもそうだが既に授業はカツカツだから、本学においてはゴールデンウィークの休みを減らすとか、体育祭などのイベントを減らすとかして、授業期間を圧縮する検討が行われておる。学生ボランティアの活動を阻害しないようにという配慮かも知れぬがな。
専門学校や、専門学校の流れを汲む学校は、年度替わりが10/1であるからちょっと話しが違う。多分オリンピック期間中は授業もテストもしないようにという事になるのだろう。

 では関白は帰るぞ。


8月15日

 The real world is much smaller than the imaginary.
私が関白である


 世間はお盆である。関白も仕事場は夏期休暇日に設定されておるながらも、本日は仕事に出る事にした。今月は休みの日が多く、仕事の進みが気になったからだが、こういう日は電車もすいておるだろう。そう思って見れば、意外にカッターシャツにスラックスの、如何にも会社員といった風体の者が駅から多く各方面に歩いて行く。世の中色々大変であるのぅ。ただ、昼食のために近辺の飲食店を覗くと、明らかに普通の日よりはすいておったのである。いつも行かない店に行くチャンスじゃ。ランドマークタワーの陳建一の麻婆豆腐屋に行ってみよう。

 さて夏休みに入り、ももは部活に打ち込んでおると聞く。県総体の女子ダブルスにも名前があるが、よく見方が分からない。誰か教えて欲しいものである。
食生活も変化があり、夜はサラダチキンだけ食べておるらしい。そんなんで育ち盛りの体が持つのだろうか。スポーツも受験も体力だというのにな。

 では関白は帰るぞ。


8月14日

 ともに、いのち。
私が関白である


 昨日書いたように、なんとかペイは雨後の竹の子のように出てくるし、それらを垂直立ち上げするべく大型キャンペーンも多い。最近ではここにクレジットカードも参戦して割引条件も様々、もうどれが得なのか訳分からん。状況に応じて最適の支払い方法を教えてくれるアプリを作れば便利なのではなかろうか。

 そしてコミケだが、今回参加サークル数が減り、さらにそれらが4日間に分散したから参加者も減ったかと思えば、4日間通しで、主催者発表で70万人となった。面白い事にこれを4/3で割ると52.5万となり、ほぼ例年と同じ人数となる。つまり日程を増やそうが減らそうが来る者は来る。日程が増えるほどに延べ人数が増えるため、数字上の人数は増えていくという事である。因果なものである。
一日当たりのサークル数を多くすればいいのかも知れん。ただ今までのように東と西館の双方を使うコミケでは、規模的に言って事実上ジャンルの異なるコミケが同時に2つ開催されておるようなもので、片方の館をチェックしながらもう片方も、というのは無理である。
コミケは何十年も前から、全てのサークルを一人でチェックするのは不可能と言われるようになった。その点では今回のコミケは企業スペースは距離の離れた青海館にまとめられたし、西と南館は近く、ルートによっては大回りもさせられるものの、コンパクトなコミケとなった。日程こそ長いとは言え、楽であったと言える。
勿論3日目の入場列形勢の失敗により救急車を呼ぶ事態となった事は反省が必要である。あの時適切な技術を持った者がそこにたまたまおったからこそ最悪の事態は免れたのだからな。しかしその失態も4日目は見事に改善された。この処理能力こそがコミケの強さであると言えよう。

 では関白は帰るぞ。


8月13日

 狼は生きろ。豚は死ね。
私が関白である


 ここでも時々話題にする話しだが、主にQRコード決済サービスを行っておる各社のキャンペーンが今月も花盛りである。例えば、

  d払い(8/13-31) コンビニ(対象店のみ)で20%還元
  Paypay(8/1-8/31) 11:00-14:00まで、コンビニ、スーパー(対象店のみ)、飲食店(対象店のみ)で20%還元
  Paypay(8/12-9/15) セブンイレブンで101円以上使えば、毎週100円分還元
  (終了)メルペイ(8/1-8/11) セブンイレブンで70%還元。その他のコンビニで50%還元
  メルペイ(8/12-9/15) セブンイレブンで毎週100円分還元
  LINE Pay(8/12-9/15) 毎週、セブンイレブンで使える100円クーポン配信

 QRコード決済でないサービスも、対抗してキャンペーンを始めた。

  JCB(8/16-12/15) ApplePay、またはGoogle Payで20%還元
  AMEX(8/2-10/31) 家電量販店で20%還元

 ちょっと網羅し切れんが、まだ他にもあるはずである。それぞれ利用条件や上限などの細かい条件はある。JCB、AMEXではエントリーも必要である。だが、それぞれをうまく渡り歩いていけば結構お得ではないか。関白は昼はPaypay、それ以外の時間帯はd払い、家電量販店ではApplePay、を基本に考えよう。
特にセブンイレブン関係のキャンペーンが多いのが特徴だが、セブンペイの終了も関係あるのだろうな。きっと。

 では関白は帰るぞ。


8月12日

 You may have to fight a battle more than once to win it.
私が関白である


 世間ではこの前の土曜、うまくしたら金曜から既にお盆休みになっておる。大抵15日までと言う会社が多かろうが、16日に有給を取って18日まで休みにする民も多くおろう。そうなると10日間の長い休みである。関白は金曜の代わりに木曜に仕事場に赴いたけれども、それだけで18日の日曜まで休みである。ゴールデンウィークも長かったけれども、このお盆も長い。どこへ行ったものかとぞ思うが、関白、金沢へはいつ行くべきか。ゆみももも喜んでくれるだろう。。

もももの父「関白、わたくしも忙しくありまして

 君は仕事をしておるがよい。関白はゆみももと遊んでおる事であろう。

 時に金沢と言えばビーバーであるが、この白えびビーバーが日本中で話題になっておる。
どこかのスポーツアスリートが好きだと言ったためらしいのだが、しかし白えび味は地元でしか売られておらぬ、限定の味である。東京の石川県物産館でも、これだけは置いていない。

もももの父「金沢でも、売られておらぬ店もあります

 関東では喜ぶ民も多い故、また送ってくるがよい。

 では関白は帰るぞ。


8月11日

 Living is not breathing but doing.
私が関白である


 コミケカタログでも、DVDの付いたコミケカタログDVDにはなぜかリストバンドが付いてこない。
いつも同価格同内容(紙とDVDの違いはあれども)だったのだが、なぜ今回はバランスの悪い事になったのだろう。釈然とせぬものである。

 さて、皆は少額を誰かに送る時はどうするか?
昨今、月に何回か振込手数料無料というサービスを付ける銀行もある。関白も使用しておる新生銀行やソニー銀行などである。ではこれが数百円とかだとどうか。昔はniftyのアクセスギフトという、アクセスチャージを簡単に送金できるものがあった。今ではネットは定額制になっておるので使われないが、最近そういうやりとりがあった。相当のニンテンドーポイントのコード番号を送ってもらうのでもいいが、今回はPaypayの個人間送金機能を使用した。一円単位で手数料なしで送金できる機能である。まだ口座に引き出したりする機能はないからPaypay残高として使い切るしかないのだけれども、コミケ前後のお使い本の決済にはいい機能ではないか。
ちなみに今回Paypayで決済したのは、先週立命館大で行われた「Ritsumeikan Game Week 特別展」の一部企画「『ギャラクシアン』→『ギャラガ』→『ギャプラス』展」で頒布されておった資料を買った代金だった。一冊500円だから、送料込みでも千円とかである。こういう金額に、昨今の電子マネーが使えるのは便利じゃのう。

 では関白は帰るぞ。


8月10日

 Simplicity is the ultimate sophistication.
私が関白である


 昨日よりコミケが始まった。金曜日、つまり関白は仕事のある日ながらも、どうしても処理すべき用事があって開場前の有明に向かった。一日目はまだ来場者が少ない。とは言ってもこの日だけで15万人は来たイベントである。行列はやはり多い。
今回オリンピック向けの工事で東館が使えない代わりに新しく南館が作られた。4日目の、我らがQ&A RECORDSのスペースは南館であるからして、今日はここを覗いてみよう。南は1,2,3,4の4つのホールに沸かれておるが、コミケでは1,2が1階、3,4が2階を、ブチ抜きで使っておった。南館のメリットは、天井が東や西館より低く、冷房装置も最新型を導入しておるから、西に比べて随分涼しく過ごしやすかった。コミケとしては珍しい経験である。

 今回のコミケは、入場に際し大きな変化があった。リストバンドが導入されたのである。コミケカタログを買うと4日分のリストバンドが付いてくる。これが入場料代わりとなり、今回、警備や会場費などのコスト増をこれで賄うとされておる。ちなみにリストバンドが売り切れると入場フリーとなる。今までコミケカタログが入場料となっておったではないかとコミケ古参の関白は思うのだが、コミケ準備会の認識はそうではなかったらしい。
で、これは一般入場だけではない。サークル参加者も同様である。いつものサークルチケットを、ゲートでリストバンドに引き替えてもらうのである。これは一般入場者のものと同じであるから、引き替えてしまうと一般入場者とサークル参加者を見分ける事ができない。

 では関白は帰るぞ。


8月9日

 Good medicine tastes bitter. The best advice is the hardest to take.
私が関白である


 「から揚げの天才」だが、オープン当日、テリー伊藤じきじきに挨拶まわりをしたらしい。特に業種を限った訳ではなく、商店街の店舗の多くに挨拶に行ったと聞く。ただ、後ろからTVクルーが撮影しておったようなのだが、後日どこかでこの素材が使われるのだろうか。

 ところでもももの父に私信である。
いつも電話では忘れてしまうのだが、頼みがある。それは野々市市が発行するマンガ小冊子「ののって!野々市」を送ってきて欲しいのじゃ。

もももの父「関白、我ら誇りある金沢市民といたしましては、そのような野々市の宣伝本を取りに行く訳にはいきませぬ!

 そこをなんとか

 地元からの発信に、若者に受け入れられやすいマンガを使った珍しい事例である。イオン御経塚などにも置かれておるらしいが、全巻の在庫がちゃんとあるかまでは分からん。調べて用意しておくがよい。

もももの父「永田町の石川県事務所にも置いてあると書いてありま..

 では関白は帰るぞ。


8月8日

 The sole meaning of life is to serve humanity.
私が関白である


 d払いである。ドコモの携帯料金と一緒に支払いが出来、dポイントも併用できるキャッシュレス決済手段である。
関白、5月末のドコモの引き落としを失敗したところ、6月の10日頃に限度枠が下がってしまった。d払いに登録しておる2回線の両方が、それぞれ10万から5万にである。一般に最大は5万で、利用状況により10万まで上がるものらしいのだが、これまでそれほどd払いは使っておらんかった。それでも20年以上ドコモを使っておる信用があるという事である。
まぁ、使っておれば元に戻るだろうと思っておる。とりあえず片方は8万まで戻った。もう一方はまだ5万のままである。ちなみに昨年契約した回線でいまd払いアプリを登録してみると限度枠3万だった。

 さてコミケである。今夏からの3回は、前人未踏の4日間開催である。それだとサークル数に余裕があるかと思えばそうでもなく、オリンピック準備のため東館が使えず、南館を新設し、企業スペースをすべてZepp Tokyo裏手に新設した青海館に移し、それでも面積が減ったためサークル数を減らさざるを得なかったという。東京ビッグサイトを全部使うイベントだから、そういう事になるのだな。
そしてスタッフへの負担も尋常ではない。2日から3日になる時も、3日から4日になる時も「今回だけ」と言われておったようだし、今回は京都での事件のため、警察からの安全対策の強化を、よりいっそう言われておると聞く。もちろん警察の方から制服、私服を合せ数百人以上の警官も来るが、コミケとしても警備員も増員する。コスト増である。
ただその代わり、今回はコンパクトなコミケになるだろう。それだけはいい事かも知れぬ。

 では関白は帰るぞ。


8月7日

 見せてやれ、底力。
私が関白である


 そろそろ世間も夏休みが近く、皆もどこへ行こうかとレジャーの予定を立てておる事と思う。
関白もこの時期に研究でもするかと思えば、次の土曜から大学図書館が休みとなっておった。しかもそこから10日間ほどの大型連休である。いつもいつも、時間のある時にこれだからちょっと困る。年末年始も休みだが、この時期は年明けにすぐ修士論文、続いて学士論文の締め切りがあるというのを知っておるのだろうか。分からない事が出てくると冷や汗をかくものじゃ。提携しておる、近くの明治大学も似たような閉館スケジュールだった。
研究室は年末年始の4日間程度入れないだけだからいいのだがな。

 さて先日の日曜は、我らがワールドウィッチーズミュージックフェスタだった。
会場である川崎クラブチッタは入場待ちのファンであふれておった。キャパはZepp Tokyoより小さいながらも、毎度毎度ここまで集まってくれるのはありがたい。しかも多くのファンは昼の部夜の部の両方のチケットを買ってくれておるようである。そうすると一万五千円にもなる。ありがたいお客である。
今回はこれまでとちょっと違った様子が見られた。会場四隅に制服の警備員が配置されておるのである。立崎プロデューサーからも2週間前の事件の影響があると言われたが、抑止力にはなるのだろう。実際にはああいう警備員は何かあったら逃げろと言われておるらしいので、頼りにしてはいかんのだろうけどな。しかしあの警備員、スピーカーの真ん前で警備しておったから、さぞうるさかったろう。

 では関白は帰るぞ。


8月6日

 The die is cast.
私が関白である


 金沢に、映像制作会社がある。普段こういう会社の名前が表に出る事は少ないから知る者は多くないかも知れぬ。しかしその作品のクオリティは、業界では高く評価されておる。
最近そこが求人広告を出した。ディレクターの募集である。経験者でも未経験者でもいいらしい。35歳までというが、なぜか車の免許が必須となっておる。もしかして雑用をやらされるのだろうか。給与は「当社規定による」と書いてあるだけで、その「当社規定」が書いてない。大体どこもこういう書き方であるものの、これは書いていないとの同じだからして改めて欲しい。
学歴不問なら高校在学中のももを推す手もないではないが、「専門・短大・高専卒以上」とある。このように、普通の会社は高卒は十分な学歴と思っておらんのである。ももは大学へ行くか分からんと言っておるが、世の中こういう会社がほとんどだから、ももにはうちの大学を卒業してから就職を考えて欲しい。

 話しが横にいったけれども、ここに集う民で映像分野に就職を希望しておる者は、この会社も一度検討してみてもいいだろう。

 では関白は帰るぞ。


8月5日

 There is no remedy for love but to love more.
私が関白である


 から揚げの天才である。矢口渡駅近くにオープンして一週間が経った。
相変わらず店頭には、時間帯を問わず少々の行列がある。まだオープンしたばかりだから閑古鳥では困ってしまう故、意地でも行列を作らせるようにするだろう。ただ、ワンメニューの店というのもツラい。中でハイボールで飲めると言っても、つまみが唐揚げか玉子焼きでは飽きてしまうだろう。定食や持ち帰り弁当も同様で、どこまで持つのか。どういう手が打たれていくのか。今後も注視していきたいものである。

 さて、今週末から夏休みという民も多かろう。
関白も、コミケ関係の用事はあるものの、基本的に仕事は休む。その時間を研究に使うか部屋の片付けに使うか他の事に使うか悩ましいが、どこかで体を休めたいという気持ちもある。そこで、久しぶりに金沢へ行くという手もある。昨今金沢はホテルも増えておるものの、このシーズンでは宿を取るのは難しい。しかし関白にはももも邸がある。ももの家庭教師をしながらゆっくりホリデーを過ごすのもいい手である。
ただ、スミちゃんを何日も放置しておけない。ご飯もあげないといけないし、気のせいかまたお腹が大きい気がする。昨年のように、SF大会で一泊したその日に出産したケースもあるから油断できん。どうしたものかのぅ。

 では関白は帰るぞ。


8月4日

 If you want to make enemies, try to change something.
私が関白である


 月も改まり、今月もニッポン放送と文化放送に赴いて番組表をもらってきた。
ニッポン放送においてはまたラックが受付横に移動しており、これは今月も有名人が表紙なのかな、今月は誰かと思ったら「大倉くんと高橋くん」だった。おかげで2部しか取ってこれなかったのである。
別にそんなチョイスをしなくていいのにのぅ。

 さてコンビニのアダルト本コーナーである。
昨今縮小方向になっておる。エロはネットで見られる今日このごろだけれども、であるからこのコーナーはネットを使っておらんシニア男性が多く利用するのである。そして、であるから熟女モノが多いという背景がある。過去にはヤングな関白でも、ホットミルクとか快楽天とかのマンガ雑誌を買っておった。
さるファミマは、8/21で成人誌の販売を終了するとの掲示まで出てしまった。表現規制もうるさいというのに由々しき事態である。しかしまだ10日以上もある。そう思っていた。そうしたらどうだろう、関白邸最寄りのファミマは、黙ってコーナーが消えておったのである。

 なんという事であるか

 君らのところはまだ大丈夫か?

 では関白は帰るぞ。


8月3日

 There is nothing like a dream to create the future.
私が関白である


 MZ-80CにしてもPC-8001にしてもFM-7にしても、それらを作った頃の話しを知るのは今や社長クラスしかいない。つまり、取材するといきなりトップと話しをする事になるのである。そんなんだと、このプロジェクトはなかなか困難を極めただろう。
だが、その成果は見事に実ったのではないか。まだ実物を見ておらんのでなんとも言えんのだがな。

 そう言えばシャープのBASIC、SP-5030である。MZ-80K/K2/K2E/C系統の標準的なBASICであった。このバージョンからカーソル命令が(ようやく)搭載され、使い勝手がよくなった事が思い起こされる。
で、MZ-80Cmini用にこれが入手できるようになればと思っておるのだが、どうもシャープのBASICは権利関係がクリアになっておらんらしい。おそらく社外制作ではあるのだろうけれども、シャープの力だけでは復刻したりする事も難しいと聞く。MZ向け互換BASICも開発されておるらしいのだが、どこまで使えるのかのぅ。

 では関白は帰るぞ。


8月2日

 If you want the rainbow, you gotta put up with the rain.
私が関白である


 もともとPC-8001miniは、ハル研究所で手がけておるPasocomMiniシリーズのひとつとして2年前に発表されておった。第一弾のMZ-80CはSmileBASICを搭載しておったが、やはり起動モニタはSP-1002であるべきで、そしてBASICはSP-5030を添付してくれなければ過去の資産は生かせない。正直中途半端感は否めないものだった。であるのでPC-8001にN-BASICが付くかどうかは大きな問題であった。しかしさすがにNECが売り出す商品、期待に応えN-BASIC Ver1.1が付く事になった。それも、PC-8801に付くVer1.2でもない、PC-8001に搭載されたN-BASICの安定版Ver1.1である。

 当初付属するゲームソフトは、I/O掲載作品を中心に名作が16本、以降もダウンロードで追加提供があるという。そういう展開ならばPC-8001miniを単品で販売してくれてもいい気もするのだが、時間をあけてそういう事になるか、もしくはマイクロソフトのライセンスの関係で単品販売が出来ないのか、気になるところである。今度聞いてみよう。
で、ゲームが追加で提供されるとなれば、あの時代を支えた雑誌、マイコンBASICマガジンを代表して、水上氏のエイリアンフィールドを出すべきでないのだろうか。非常に期待されるところだし、ライセンスの取得も容易のはず。だが、現時点でそのオファーはないという。マイコンBASICマガジンの大橋編集長が40周年記念発表会後の懇親会で乾杯の音頭を取るくらいだから、電波新聞社はNECに、マイコンBASICマガジンの威信をかけて営業して欲しいものである。

 後は、筐体だけ発表されておるFM-7miniだのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


8月1日

 I think, therefore I am.
私が関白である


 来週の8/5に、NECがある発表をすると予告した。
思い返せばNECのPC事業は、40年前にPC-8001を発売した頃まで遡る。それ以前はワンボードマイコン"TK-80"シリーズを出しておったNECだが、ワンボードでは取り回しが悪い。後にBASICを搭載してテレビにつなげられるようにしたTK-80BSが登場し、電源とCMTをワンパッケージにしたCOMPO-BSが登場したが、その直後に洗練されたデザイン、強力なBASIC、そして安価なPC-8001が発売されたのである。つまり今年は、このエポックメイキングなPCが発売されて40周年なのである。

 そして8/5の発表は、NEC PC 40周年記念モデルを発売するという事である。PC-8001のカラーリングを模し、旧NECのロゴマークを付けた13.3inchのノートPCである。その500台限定パッケージにはPC-8001miniが付いてくる。これはRaspberry Pi zeroでPC-8001をハードウェアレベルでエミュレーションしたものである。以前MZ-80Cminiがあったけれども、PC-8001miniはN-BASICも付属し動く。よって昔のマシン語のソフトもokである。聞けば、カセットのソフトもwavファイルにすれば読み込めるというではないか。
実際、OLION80とか、往年のローレゾゲームも付属する。残念ながら抽選か、20万ほどの記念セットモデルを買うかしかこのPC-8001miniを入手する手段はない。少なくとも現時点では公表されていない。中身はせいぜい原価数千円くらいのものだというのに悩ましい。中のソフトウェアに、そこらで売っておるRaspberry Pi zeroを入れて動かせないものか。

 それはさておき、これが出る事は春くらいに聞いておった。40周年記念モデルにPC-8001miniが付いてくるものを出すという事を。
N-BASICが付いてこないと意味が無いというと、その問題もクリアされたというではないか。これは期待が持てる。と言ってもこの秘密プロジェクトをバラす訳にはいかない。それによって話しが流れる可能性もあるからな。

 では関白は帰るぞ。