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どの日に突っ込む? 突っ込みの言葉


■ 2008年 先月 来月

9月30日

 恋というものは、オーバーのように、着たり脱いだりできるものじゃないんだ。
私が関白である。


 民よりのお便りである。

  ムーバを昨今契約すると、何か良いことがあるのでございましょうか? 拙者もSO502iを隠し持っておるのですが。

 12月になれば新規契約ができなくなる。
それ以降も機種変更用の在庫をドコモは持つと言ってはおるが、おそらく店からだと取り寄せになるであろうし、値段だって0円という訳にはいくまい。ムーバ終了に向けて最後まで使い続ける為に端末のストックを貯めておくという意味と、追加回線は契約後にすぐ一時休止にしておいたとしても、先日のシティフォンの巻き取りを見ても分かる通り、ムーバ終了時には休止回線分もFOMAに取り替えてくれるものと思われる。
その両方の意味で、最後に集めておるという訳じゃ。

 そのムーバを契約した後、ドコモショップでドコモダケのタオルなどをもらう。もももも大変喜ぶに違いない。
帰りは地下街から駅に入る。その中には名古屋名物のコンパルという喫茶店があるのじゃ。どういうところが名物かというと、それは小倉トーストだけではない。謎のアイスコーヒーの存在である。
まったく普通のホットコーヒーと、氷の入ったグラスが出てくる。一応各テーブルに説明書きはあるのだが、予めコーヒーカップに砂糖を入れ、かき混ぜた後、それをグラスに注ぐのである。
慣れないものはこのスタイル自体が分からぬし、うまく注げぬという。ちなみにホットの状態で出てくると言っても最終的にアイスにする事が前提なので、深煎豆を使った、苦みのあるチューニングをしておると思われる。
ちなみにスタバとか最近のマックでは、ホットでもよくローストした豆で抽出しておる。酸味のあるホテルの珈琲とは対照的で面白いものじゃ。

 ちなみに名古屋の喫茶店で、最近23区に進出してきたものがある。
それがコメダ珈琲店(wikipedia)である。なんと関白の館から1-2駅の場所にあるのじゃ。民も名古屋スタイルの喫茶店が味わいたくなった時には行ってみるがよいぞよ。
先週の、秘密のケンミンSHOWで紹介されておったので客が増えたかも知れぬが、関白も今度行ってみるとしよう。

 そろそろ2008年名古屋ツアーの話も終わりそうじゃと言いつつでは関白は帰るぞ。


9月29日

 ふところの寂しい恋愛というものは、出来の悪いマッチをするようなものだ。
私が関白である。


 矢口の駅の環八沿い、少し前にコミュニティストアがあった場所で、最近作業をしておるなと思っておったら、新しい店ができるらしい。どうもそれはすき家であるらしかった。
ファーストフードがなかなか根付かぬ矢口であるが、果たしてどこまで持つのであろうか。しかもすき家と言えば、ゆでたまごはすき家の牛丼をイメージしてキン肉マンで書いたと、言い訳のように言い昨今キン肉マンとのコラボでCMしておるながら、すき家と言えば関白の知り合いが、「牛丼ひとすじン百年のキン肉マンが、あのような牛丼を食べるはずがない」と言うくらいのものである。ますますもってどれくらい持つのであろうか。
気になるところである。

 さて、西尾から帰ってきて、時間は17時前くらいであったろうか。
帰りの時間は決めておらんかったが、関白にはまだする事がある。ムーバの新規契約の終了を11月末に迎え、ムーバを探しておかねばならぬ。東京では去年末は捨て値で売られておったけれども、既に九月となった現在、名古屋では幾らか安いところがあるのであろうか。

 土曜にビックカメラに赴いた際、店員に聞いたらば在庫はない、取り寄せになる、機種や値段は聞いてみなければ分からない、とやる気のなさ満々な風であった。
調べておくように指示し、関白は朝倉へ向かったのであるが、結局それを聞きに行かずじまいであった。多分取り寄せでは高い値段を言われた事であろう。
しかし最後にレジャック店の写真を撮りに行った際に、近くにドコモショップがあるのを発見した。これも何かの縁かも知れぬ。入って値段を聞いてみる。
そうしたらば、らくらくホンの特定の色、具体的に言うならピンクならば在庫があり、しかも0円であるという。親切な事に近辺の在庫を調べてくれたが、近隣店には他機種も含めてムーバの在庫はなかった。PRO SOLIDが月曜に入ってくる店はあり、ただ値段がまだ分からぬという事だったので、本日帰る関白としてはらくらくホンのピンクを買わざるを得なかったのである。

 では関白は帰るぞ。


9月28日

 少女の恋は詩なり。年増の恋は哲学なり。
私が関白である。


 VIPルームを出て、オーダインやダライアス2、リブルラブルなどに興じる。
イマイチ物足りなさを感じはするが、館長言うには観光バスとかで来る団体客もおるらしい。バックヤードにあるらしい、古いゲームをもっと出してもらわないと、関白的には満足できぬのぅ。

 VIPルームのカードを返し、観光案内所で聞いた場所に行ってみる。
それは西尾劇場という場所で、案内所の者は20世紀少年のロケもした場所であると自慢しておった。..のであるが、彼女は東海地方でしかロケしておらぬと思っておったようで、川口などでロケをしておった事を伝えると驚いておったのである。
どちらかというと関東ロケがほとんどであろう。
で、西尾劇場である。確かに趣のある映画館で、入るとすぐの場所が駄菓子屋コーナーになっておるのが如何にも的なイヤラシサを感じる。
まぁ要するに古い映画館な訳で、しかも1スクリーンであるから、映画好きな者は都会の方へ行くのであろうのぅ。

 で、西尾劇場は確かに20世紀少年に出てきておった。
回想シーンの背景にその建物の一部が映るという風で、手前の飲み屋街はそこでセットを組んだわけではなく、合成であるらしい。西尾劇場を知っておる者は分かるであろうけれども、それでいて西尾劇場が登場するという事を知っておらぬと気がつかないかも知れぬ、というくらいのものであった。
もうちょっと使ってもバチは当たらぬと思うが、そこが贅沢と言えば贅沢なのであろうか。第二章や第三章でまだ出てくるかも知れぬがのぅ。

 西尾での用事が終わり、関白は名古屋へ帰る事にする。
といったところで、二週間ほども待たせたうちの臣からのお便りである。

  三河の小京都、西尾はいかがでしたかでござる? 拙者の屋敷からは20分くらいで着くンでござるよ!

 20分というのが徒歩なのか車なのか不動産屋の足なのかはよく分からんが、そういう位置関係にあるのであるか。
日曜の昼でありながら、歩いておる人をほとんど見なかったのが記憶に残っておる。しかし周辺には色々見所もあるような事が書かれたパンフレットも案内所でもらった故、時間のある時にでも散策してみぬでもないかのぅ。

 では関白は帰るぞ。


9月27日

 キスをするときに、目を閉じない女を信用するな。
私が関白である。


 いぬしんであるが、10月の連休に上京してくるも知れぬという話がある。
今回はいぬしんの愛人の都合はどうなのであろうか。多分国家試験の為に忙しいのではないかと想像するものの、本人自身が関白にもう興味がないらしいという不穏な噂も入ってきた。
いぬしんの次にモテモテと言われておる関白であるけれども、彼女もそれで興味を持ったはいいが、一度いぬしんが関白の写真を送った事で、もう満足してしまったらしいのである。

 しかし、たった一枚の写真で関白を知った気になってはいかん
いぬしんの愛人においては、もうちょっと関白に恋い焦がれるがよいぞよ。

 さて天野ゲーム博物館である。
VIPルームに入る条件であるが、試験と呼ぶものに受からねばならぬという。如何に客と言えど知識のない者に触らせたくないという訳であるが、ではそれはどういうテストかと言えば、遊びたい古いゲームを5つ、特に遊びたいオールドゲームとシューティングゲームをひとつづつ、書かせるというものであった。
大体30以上の者が、学生時分遊んでおったようなものを書けば大丈夫であるけれども、それでもテストの結果入室を断る者もおるらしい。関白は20代の若さなれど、そこはゲーム評論家としてもある訳で、ゆうゆう合格し、VIPルームのカードキーを預かったのである。
VIPルームではダライアス、X-MEN、スペースインベーダー、を遊ぶ。ダライアスは、よくある事だがPCMのROMを飛ばしてしまったらしく、サンプリング音が出ておらんかった。以前金沢のキャロットでもダライアスのバージョンを上げた際におかしくしてしまったので、壊しやすい部分であったかも知れぬ。
インベーダーは、久しぶりであるからか二面目くらいまでしかいかんかった。しかしできればスペースインベーダーパート2とかを遊んでみたかったのぅ。

 しかし、オールドゲームを売りにする割りには、意外と本当に古いゲームがない。
関白は背景が真っ黒時代のゲーム、例えばオズマウォーズとかルパン三世(Youtube)とかT.Tフィッターとか、が遊びたかったのぅ。

 まだ続くぞよと言いつつでは関白は帰るぞ。
ちなみにAspire Oneの箱は未だ開けてない。


9月26日

 恋は熱病のようなのもである。それは意思とは関係なく生まれ、そして滅びる。
私が関白である。


 久しぶりに大名古屋ツアーの話に戻る。
と言う訳で、名鉄西尾駅に着く。小さな改札の割に大きな駅である。改札を降りると、目の前に観光案内所があるではないか。意外とここは観光地なのであろうか。
地図でも貰おうと入ってみる。少々話を聞き、今回の目的地の場所も分かった。というかここにもペーパーが置いてあったのである。
ちょっといい事に、観光所の、多分市役所員と思われる女性から「関白、抹茶でもいかがでしょうか」と誘われる。どうも西尾は抹茶の生産地であるらしい。意外なものである。
口直しのアメももらい、関白は今回の目的地へ向かう。ここまでひっぱったけれども、今回の目的地とは天野ゲーム博物館という場所なのじゃ。
見ての通りオールドゲームばかり集めた場所らしい。ちなみになぜこの店を知ったのかと言えば、名古屋に着いた夜に買った、中京スポーツに折り込まれていたタウン情報なのである。
これは何かの引き合わせに違いない。そう思ってここまで来た訳じゃ。

 五分も歩いて着いた。
天野スポーツ」と書いてあるが、観光案内所で聞いたところ元々スポーツ用品店であったらしい。しかしゲームセンター事業が好調で、そっちに軸足を移した結果全部がゲームセンターという事になったらしい。なにやら中山一心堂を思わせる話である。
中へ入ってみる。事務所に、折り込みに載っておる人物が見える。ここの館長らしい。話を聞いてみるとする。どうもスペースインベーダーの頃にこの店を始めたらしい。目端が利くというかポンと現金で基盤を買い、商売を広げてきたらしい。

 さてこのゲーセンにはVIPルームというものがある。
それはどういうものかというと、特に古かったり貴重なゲーム機をだれかれ触らせる訳にはいかんという訳じゃ。
例えば白黒インベーダーであったり、ザ・空手道であったりする。

 ではどうやってこのVIPルームに入れるのかというと、といったところで明日に続く。


9月25日

 恋ははしかと同じで、誰でも一度はかかる。
私が関白である。


 名古屋ツアーが愉快に続いておるが、それはそれとしてAcerのAspire Oneである。
NetBookであるところのこの機種はEee PC 901より五千円も安い。そこへ来て、最近であれば901の方も値下げ&ポイント還元率向上で実売が急速に下がっておる。大体四万五千円くらいであろうか。
ところがAspire Oneも負けてはおらぬ。というか池袋のビックカメラではこの飛び石連休中、隣のヤマダとの対抗で、定価は変わらぬながらポイント還元率なんと29%になっておったのじゃ

 未だかつてこのような高額還元は見た事がない。実質的に38,908円である。
如何にNetBookとは言え、この値段は買い得かも知れぬ。しかし池袋は遠く、多忙な関白においてはなかなか行ける場所ではない。
そこで近場の川崎店で話を聞いてみた。最初その驚異のポイントに驚き、「関白、我々の判断では13%までは上げられるのですが、29%ともなりますと電話で上の方に確認せねばなりませぬ」という。折角なので確認して貰うが、しばし待った後okであるという。
しかも満面の笑みに、横にAspire Oneの箱を携えてである。話を聞いてから考えようと思っておった関白が思わず買ってしまったとしても、誰が関白を責められようか

 イーモバイルの同時購入で三万円引きにしてもらおうかと思ったが、ポイントは三万円引かれた残金に対して付く。
とするとここで引いて貰わぬ方が、通常の10%還元に比べて差の19%分、つまり10,412円オトクなのである。
イーモバイルは、Lenovoのが出た時にでも買って、引いて貰うとしようかのぅ。

 Aspire Oneを買ってしまった理由にはもう一つあって、901用増設SSDの発売が延期になってしまったのじゃ。
この連休中に手に入れてゆっくり環境を作ろうと思っておったその失望感が、関白を新たなNetBook購入に走らせた訳であるが、これはこれで早くL電池を入手せんと使いにくいのぅ。

 川崎ではついでに20世紀少年を観てきたのだと言いつつでは関白は帰るぞ。
ちなみにAspire Oneの箱は未だ開けてない。


9月24日

 恋人として男と女で違う点は、女は一日中恋をしていられるが、男は時々しかしていられないという点だ。
私が関白である。


 日曜の撮影の話はこんなところである。
関白としても現在持てる演技力の限りを尽くして演じてきた訳で、民においては来年8月予定の第3章公開を待つがよい。
関白にも、今回の演技が堤監督の目に留まり、今後主演のオファーが来ぬとも限らぬが、どう断ろうか悩ましいものであるのぅ。

 ロケは23日は、千葉みなとでの撮影予定完了に伴い南船橋の万博開会式の撮影に急遽変わり、改めてエキストラ募集をしておった。
関白は行かなかったが、だれか行ったであろうかのぅ。

 さて、洗濯が終わった秘書その4と待ち合わせ、舞浜の夢の国の隣、イクスピアリ赴く
観る映画は、20世紀少年か、デトロイトメタルシティかと考えるも、秘書その4の希望の「パコと魔法の絵本」にした。「関白、わたくしはタダ券があるザマス!」というので、関白だけ1,500円を支払いチケットを買う。
内容はと言えば、現実とも幻とも言えぬ映像が折り重なるようにして展開する不思議の中、お話し的にもよく練られておる映画であった。役所広司演じる老人が救われて終わりかと思ったらその先もあったが、かといって全員が救われるのかという訳でもない。とは言えまぁまとまっておった。
秘書その4の話では元はミュージカルらしく、彼女はそれも観に行っておったらしいのである。マメな事であるのぅ。
題名から観客は子供が思ったより多かった気もするけれども、元は子供向けに書かれたとは言うものの、中身は大人向けの童話であったのぅ。

 映画の後は、適当に青龍門へ行って食事する。
この店も、監獄居酒屋よろしくアトラクションが入る。テーブルに作りつけの可動人形が付いておるテーブルの客は、アトラクションの最中迷惑であったろうのぅ。というか子供は泣くであろうのぅ。

 でもって20世紀少年(第1章)の映画は、昨日観てきた。
全3章で60億の製作費だけあり、確かに金はかかっとる感じはする。内容的にはもっとひどい出来を予想しておったからして、それから思えばこれは上出来の映像化に入ると言えよう。

 では関白は帰るぞ。


9月23日

 初恋とは少しばかりの愚かさとありあまる好奇心のことだ。
私が関白である。


 映画の撮影は続く
しかし日曜、時々軽く雨が降ってはきておったけれども、12時半くらいになったら結構降ってきた。
撮影は一旦中断して昼食となり、我々は弁当の配給を待つのである。そうしている間にも雨足は強くなり、皆木陰や、スタッフの立てるテントに避難する。
関白、昨今のゲリラ降雨に対応するべく、常にバッグの中に超小型の折りたたみ傘を入れておる。であるからして、この程度の雨は問題ない。
ロケ弁をもらって後、13時半に今後の撮影について判断を出すという。しかし雨足一向に衰える事なく、遂に「この時点で帰っても記念品は渡す。残ってもらえる有志は、15時に最終決定を出すのでそこまで待っていて欲しい」というアナウンスが出た。
既に会場はこういう感じ(写真1写真2)であるからやむを得ぬ事ではあるが、雨も上がりそうな感じでもなかったし、ここで帰る事にする。と言ってもすぐ帰る訳ではなく、途中でなんとかの湯などでゆっくりしようと思っておった。

 そうした時に便利なのが我らが秘書その4である。適当に連れ回そうと思っておると、残念な事に「夏樹が早く帰って来るんザマスぅ〜」という話で、彼女の提案で、帰宅経路途上の舞浜で映画でも観る事にした。

 ..で、お土産をもらう話である。
お土産を渡す側の準備がなかなか終わらぬ。ようやく列は動き出したものの、なかなかその速度は遅く、こんな状態で待たされ続ける。詰まった列ではお互いの傘からたれる雨水を浴びながら、列が進むのを待つのである。
その中では後ろの若者が頭から被っておったシートから垂れる雨水が関白のバッグをもろに直撃しておったなど、関白が顔を曇らせる出来事もあり、なかなかツライ限りであった。

 なぜこんなに列の進みが遅いのか。
どうも前日、お土産渡し所でトラブルっぽい事があったようで、この日は列を細かく切りながら、前がはけた後に後の列を出しておった。これはかかるであろうし、もうちょっと要領よくやれないものかとも思うものである。

 20世紀少年手ぬぐいと、日テレマスコット、カップラーメン二個をもらって帰ったのだぞよと言いつつでは関白は帰るぞ。


9月22日

 恋愛、それは神聖なる狂気である。
私が関白である。


 名古屋ツアーが愉快に続いておるが、それはそれとして関白は21日の、20世紀少年のロケに赴いた。
しかしその道は容易ではない。エキストラ一万人を目指して募集しておるらしかったけれども、どうも集まりが良くなかったのか、来れば参加できるという事になった。
..のはいいのだが、当日関白は起きたのが6時半であったのじゃ。予定ではこの時間に出なければ、千葉みなとの会場へ8時前にたどり着く事はできぬ。面倒くさいので諦めようとも思ったけれども、雰囲気的に、多少遅れても行けば参加できそうじゃ。
これからでは40分遅れくらいにはなるけれども、意を決して出る。最寄り駅の千葉みなとへは8時半に着いたが、思った通りまだ案内員がおる。という事はやはりまだ間に合うという事じゃ。
10分ほど歩いて会場の千葉みなと公園へ着く。入り口は受付なのであるが、何のチェックがある訳でもなく、リストバンドと注意書きの紙を貰う。
広場に出ればこんな感じ。この写真ではあまり奥まで見えてないけれども、奥の傾斜地にはセットとしてのテントが多数張られておる。
見ての通り参加人数は少な目で、目標一万人のところ、どうも最終的にも六千人くらいしかおらんかったようじゃ。

 9時もしばらく過ぎると、撮影が始まる。
今回はライブシーンの撮影であり、秘密厳守がお約束であるのであまり詳しい事は言えぬが、古田新太扮する春波夫の200曲熱唱の後ケンヂが登場し、ライブで三曲歌うところまでの3-4シーンを、それぞれ通しで撮ったのである。
ケンヂのバックで、ベースを高橋幸宏扮するビリーが弾くというのがなかなか今回貴重である。

 撮影にはクレーンカメラのみならず、ヘリコプターを使った空撮もあり、金はかかっとる感じはする。
ちなみにそれぞれのシーンでカメラ位置を何カ所か違えて撮る為、一回okが出ても、アングルを変えてまったく同じ演技をせねばならぬのである。

 映画の撮りも大変であるのぅと思いつつ、明日へ続く。


9月21日

 経験が役に立たないのは、特に恋愛の場合にはなはだしい。
私が関白である。


 先日、関白の元へグループインタビューの案内が届いた。
グループインタビューとは、ユーザを集めて製品やサービスの評価を聞くもので、関白も以前はドコモのインタビューによく呼ばれておった。
しばらくそういうのがないなと思っておったらば、久しぶりにさるところからお呼びがかかった。あるサービスについてのヒヤリングなのであるけれども、幾つかの条件が提示されたのである。
知り得た内容を漏らさないという事はもちろんとして、広告/宣伝の仕事に関わる者が、関白の周辺におらんかという事である。ここで頭に浮かんだのがもももの父であるけれども、よく考えれば彼は趣味で下品なCMを作っておるだけである。
あれが仕事であろうはずがない。これで障害もクリアで、一安心であると言えよう。

 さて名古屋ツアーの話に戻る。
愛知在住の美人人妻においては、最近椎間板ヘルニアを煩っておるという話が入ってきておって、前回のようにはあまり歩き回れぬという話が入ってきた。それでは土産でも選ぶのを手伝わせようと思っておったが、それ以外にも体調がよろしくないらしい。
体調の回復を優先に、彼女からの連絡を待つ事として、関白は最終日であるこの日曜、三河方面にある西尾という場所に向かう事にした。
西尾は遠い。うまい乗り継ぎパターンで行ったとしても一時間近くかかる。下手な時間だともっとかかったりするのである。
それを押してでも行かなければならないその場所に何があるかというと、それは着いてのお楽しみじゃ。

 ちなみに、途中には有松駅という場所があった。
準急か鈍行でないと止まらぬ駅なれど、有松という名からはイメージできぬ近代的な駅と言えよう。
電車は三河方面へと進み、新安城を超えると、そのあたりから単線になってしまった

 名古屋からそう遠くないとは言え、一体このあたりは何なのであろうか

 謎は謎を呼びつつでは関白は帰るぞ。


9月20日

 恋と戦争においてはあらゆる戦術が許される。
私が関白である。


 ロイヤルの閉店を見届けた関白、宿に帰る。
宿は太閤口側にある。詳しくない者のために言えば、名古屋駅を軸にしてロイヤルとちょうど点対称の位置にあると言ってもいい。そこで関白、前日と同じように名古屋駅のコンコースを通り抜けようとするも、ここで驚愕の事実が発覚したのである。
0時半から朝までは通り抜けができぬのである。

 なんという事であるか

 ここを通らなければ向こうへ行けぬではないか。
どうもガード下をくぐらんといかんようじゃ。不案内な名古屋駅前を、左手法によって抜け道を探す。松坂屋沿いに郵便局の前も通り過ぎると、どうもここらしい道が見つかった。
ようやく宿への道が見つかり一安心であるが、ムーンライトながらなど0時半以降も電車は止まっておるであろうから、こんな時間にコンコースが通れなくなると言うのもどうにも解せぬ話である。
それならそれで、抜け道の案内くらい書いておいて欲しいものであるのぅ。

 宿に帰り、シャワーを浴び、そして一眠りしたらもう翌日はすぐもうチェックアウトではないか。
何分もうこんな時間であるし、通常の10時チェックアウトが辛そうな状況であったから、奮発して12時のレイトチェックアウトにしてもらう。
それにしても2泊3日なぞあっという間であるが、最後の日は、愛知万博の時にも登場した愛知在住の美人人妻が、真心を込めて名古屋を案内してくれるという話であったのである。

 しかしこの後、関白を悲劇が襲ったのだぞよと言いつつでは関白は帰るぞ。


9月19日

 なるほど、あの娘は美しい。しかし、美しいと思うのはお前の目なのだよ。
私が関白である。


 最新のももも情報である。
なぜか「魔女の宅急便」にこっておるようで、一日に2回とか3回とか繰り返し観ておるらしい。映画版そのままなら102分であるから、3回観ればそれだけで最低5時間かかってしまう。

もももの父「関白、半日くらい観ておるので有松

 何故今魔女の宅急便なのであろうかという疑問もあるが、何かもももの胸を打つものがあったのであろうのぅ。

 ロイヤルの話に戻る。
最後にバニーが持ってきたのは、店内の写真とメッセージであった。関白にだけ持ってきたのだが、多分常連に渡しておったのだと想像する。多分彼女も、関白が日々秘書達にバニー服を着せ、傅かせておるという事を見抜いたのであろう。
それはともかく、これもなかなか感動するお土産である。多分この価値の分かる者だけに渡したのであろうな。
0時を過ぎても、ここまでおる客は一向に帰ろうとせぬ。0時に帰らせると言っておったバニーも結構残っておる。この時を惜しんでおるのであろう。
大体0時を20分くらいは過ぎたであろうか。後はレジャック店の常連に任せ、関白は一足先に帰る事にする。
ちなみにこの日、この写真で言うところの丸い張り出し看板、入店時にロイヤル(と、やぐら茶屋)のだけ点いておらんかったのは何故であろうか。

 思えばここへ最初に来たのが15年前くらいだったであろうか。その時はいぬしんとの名古屋ツアーの折で、当時は栄店もあった。確か栄店は結構狭く、いぬしんがさくらやカードで決済しておると、東京に住んでおったというバニーが非常に懐かしがっておったのが思い出される。
その頃からいぬしんは、女性の心を掴む技術に長けておったのであるのぅ。

 しかしこの後、関白を悲劇が襲ったのだぞよと言いつつでは関白は帰るぞ。


9月18日

 愛は最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思ってはいけない。
私が関白である。


 聞いたところでは、もももの父の会社にヤマトで荷物を送ると、配達日が土日にあたった場合にはそもそも配達をせぬのだという。

もももの父「関白、土日に配達させる場合には、期日指定で送って欲しいという話で有松

 なんという事であるか

 そもそも、休みだからと勝手に判断して配達せぬのがおかしい。
再配達を依頼しようにも、それでは不在配達票さえ置いていかぬという訳であるから、もしそれが大事な荷物であったらどうするというのであろうか
そもそも配達時もももの父に電話して確認すればいい話でもある訳であるし、関白はこれからも期日指定なしで出し続ける事であろう。勿論土日だろうがちゃんと配達してもらうぞよ。

 いよいよもって、レジャック店の最後の時が訪れた。
金曜もそうであったが、バニーさんがステージに出てひとりひとり挨拶をしておる。他の店の閉店時には見られなかった光景である。
以前ここで働いておったバニーさんも、お客さんとして来ておるようじゃ。

 遂に時間は0時を回った。
蛍の光が流れる。しかしこれはどうも毎日流しておるのと同じようで、「またのご来店をお待ちしております」と入るのが悲しみを誘う。
関白はこのループを3回くらい聞いたであろうか。
その時、多分リーダーと思われるバニーが、パーティルームから何かを関白に持ってきた。

 といったところで明日に続く。


9月17日

 恋は炎であると同時に光でなければならない。
私が関白である。


 レジャック店閉店中継が愉快に続いておるが、それはそれとしてEee PC 901である。
これの大容量SSDがバッファローから発売になる。ヨドバシでは3万弱だというので本体と一緒に予約しておいたのだが、戯れにアマゾンの値段を見れば何気に2万5千円とかになっておる。ポイントを勘案しても、既にこの時点で2千円ほど安い。
その後も時々チェックしておれば、ある時なんと24,436円になっておった。実にヨドバシの3千円以上安値である。
しかし少しすればまた25,330円に戻った。アマゾンにおいてはこういう事はよくあるのであるけれども、何故に細かく値段の変動があるのであろうか。しばらく見ておるとその値段で変わらない。しかしある時、なんと2万6千円以上に値上がりしてしまった
再度の安値を狙っておった関白、困ってしまった。実はこの商品、最低価格の保証があり、発送前か発売前のどちらか早い方までのうちの最も安い値段が実際に支払う値段になるのである。であるからとっとと決済しておけばいいのかも知れぬが、そこはなんと言ってもアマゾンである。取引中はひとときも気を抜いてはならぬ

 カートに入れながらしばらく観察を続け、週明けにまた24,436円になったところですかさず決済した。
値段はその日の夜にはもう戻っておったので、危ないところであったと言えよう。
以前モバHO!のPCMCIAチューナカードも非常な乱高下をしておったのだが、そこまでのものでもなかったけれどもな。しかしモバHO!のチューナは、契約する前にモバHO!が廃業するというアナウンスが出てしまった。どうしたものであろうか。

 さて、昨日は20世紀少年のロケの話を書いたが、こういうサイトがあってエキストラ募集情報が色々載っておるのだけれども、よく見てみれば、なんと「足寄より」映画化のエキストラを募集しておったという。なぜ今松山千春なのかとも思うけれども、完成の折にはいぬしんやもももの父は観に行くのであろうかな。

 地獄耳の関白も、知らんかった情報であると言いつつでは関白は帰るぞ。


9月16日

 二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。
人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。

私が関白である。


 20世紀少年である。
名古屋のフィルムコミッションの協力で、東海方面でロケをしておったと思っておったら、関東でもロケが行われておる。
横浜、有明、川口、熊谷などであるが、今週末に千葉みなとで、最大級のロケがある。
それはコンサート映像の収録で、一万人を目指して募集しておるようで、申し込めば誰でも行けるような感じである。
ここで興味があるのが当日来る役者であるが、唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子などのキャストは勿論、ライブというからにはミュージシャンであるが、それは高橋幸宏であるらしいのじゃ。
どのような撮影になるのか興味ある関白は、一応申し込んでおいた。秘書その4も、夏樹が休みでなければ来るも知れぬ。

 さて最終日のレジャック店であるが、最後の日は全バニーが出勤したのかというとそうではない。
予算というものがあって、全員は出られなかったのである。最終日であるからそんなツマラナイ事を言わず、全員出せばいいではないか
今まで来てくれたお客にちゃんと挨拶できなかったバニーもおったのではなかろうか。聞けば店長も最近替わったのらしく、本社が閉店体制に向けてその為のスタッフを送り込んで来たのであろう。しかし、であるが故にそのあたりをドライにやってもいいのであろうか。あるいは事務的に閉めたいという本社の意向なのかも知れぬが、ちょっとあんまりではなかろうかのぅ。

 大和実業を厳しく叱責しつつでは関白は帰るぞ。


9月15日

 真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑し、拙劣であり、愛嬌もろくに無いものである。
私が関白である。


 今回の宿泊は、このホテルである。
円柱形の作りもユニークな建物であり、最近リニューアルしておるので結構綺麗である。ただ、その中でも清貧で知られる関白、一番安い部屋にした為、円柱の内側、吹き抜けしか見えぬ部屋であった。
寝に帰るだけなのでそれは別にいいが、携帯電話が繋がらぬ。関白と言えば携帯というほどであるから、これは困ったものであるのぅ。

 さて最終日のロイヤルもラストオーダーが終わり、後は手元のものを飲むばかりとなった。
そもそもこの建物は大和実業が入り続けておらんといかん契約になっておるらしく、その為に名古屋のロイヤルも意外と最後まで残るのではないかという声もあった。しかしエスカイヤのフロアを撤退する事となり、そのエスカイヤの移転先として、業態のよく似たロイヤルが選ばれたという訳らしい。
我々にしてみればまったく迷惑な話である。今回の件でもどれだけのスタッフが職を失い、涙を流したのであろうか。坂井君にも、その苦しみを味わって欲しいものである。

 刈谷市民の彼も電車の都合で帰ってしまい、とうとう関白だけになった。結構席も空いてきたが、最後まで見届けようとする客もおるらしい。しかしこの時点で関白がおそらくリーダーの子から聞いておったのは、銀座店が、24時の閉店に対して最後の客が帰ったのが26-27時頃であった為、レジャック店では女の子はもう24時で帰してしまう、という事であった。
銀座の反省を生かしての事であろう。すすきのでも、26時の閉店に対して26時40分頃にはもう客は全員追い出されておった。こっちはこっちで、翌日はバンドのお別れライブがある事になっておって、常連は皆そのチケットを持っておったから、客もあきらめがいい。
これはなかなかうまい手であると言えよう。

 そんな事を言いつつでは関白は帰るぞ。


9月14日

 恋愛を一度もしなかった女はたびたび見つかるものだが、恋愛を一度しかしない女はめったに見つからない
私が関白である。


 名鉄レジャックである。
閉店日も、やはりというか閉店を惜しむ客が全国から押し寄せておった。予約がないと席が取れぬくらいであり、関白はココで刈谷市民と、M3主催者の熱田区住民であり、過去にロイヤルメンバーであった相川氏と待ち合わせて入る。
何分相川氏には、うちの番頭が迷惑をかけておる訳であるのでそれを詫びる必要もあるし、相川氏も古くからのメンバーであり、金曜も他から誘われたらしいのであるけれども多忙でそれを断り、本日関白の誘いには、なんとか予定が都合付けられたという状況らしい。

 ちなみにM3は、11月にM3フェスタという新しいイベントが開催されるのであるけれども、受付は12日からであるから、もももの父においては既に申し込みを済ませておる事であろう。
ちなみにM3フェスタとは、各サークルが一畳程度のスペースを借り、そこで周辺に迷惑をかけねば何をしてもいいというもので、逆に机は置かれないとの事。置いてCDを売ってもいいとは言うけれども、それでは即売会と同じになってしまう。
どちらかというとデザインフェスタに近い性格のイベントになるであろう。サークルの自由度は高く、その分何をやるかが問われるものになると考えられる。
しかしそこはCMクリエイターとして全国に鳴り響いておるもももの父である。きっといいアイデアを持って申し込んだ事であろう。皆も楽しみにするがよい。

 残念ながらその多忙さゆえ相川氏は中座してしまったのであるが、ともかくレジャック店最後の日を楽しむ。
この店は、昨日もそうであったが23時前となるとオーダーストップである。閉店が24時であるから結構早めである。さてデザートでもと思うと、バニーが腕で×を作り、もう一切食べ物がないという

 なんという事であるか

 片付けが面倒になって、厨房が早じまいしたのではなかろうか。そう思わせる潔さ振りじゃ。

 そろそろ最後の時であると言いつつでは関白は帰るぞ。


9月13日

 恋は火と同じように絶えず揺れ動いてこそ保たれる。期待したり、恐れなくなったりしたら、もうおしまいだ。
私が関白である。


 とりあえず今日は23時過ぎで帰る。
なかなかに忙しい関白、タマには休息を取らねばならぬ。駅のコンコースを通り抜け、太閤口のホテルへ戻る。

 明けて土曜、今日は知多の親戚の家まで行くのじゃ。これも親戚づきあいを大事にしておる関白ならではと言えよう。
名鉄名古屋駅から朝倉へと向かう30分ほどの旅である。名古屋という都市は、中心部から離れるとすぐ田んぼがある。田園風景を行きながら、列車は目的地へと着いたのじゃ。

 あまり時間がないながら、食事をしてからさてどこへ行こうか。
セントレアは近いが、足を伸ばせば西尾へ行く手もある。西尾に何があるかはまだ明かせぬけれども、この日はセントレアに行く事に決め、駅に戻る。
聞いたところではセントレアには銭湯があるらしい。これが本当の銭湯レアであろう。

 しかしそのタイミングで刈谷の民から電話が入る。この彼は、金沢時代、同じソフトハウスでバイトをしておった仲である。その彼の予定が早く空いた為、急遽予定を変更し、大須へでも行く事にする。
金山で待ち合わせ、地下鉄で向かう。大須も最近では、パーツ屋が閉まってまんが専門店が入るなど、どこでも同じような事が起こっておるのぅ。
和風カフェでお茶をしながら作戦を練る。このカフェは、木造民家に手を入れてカフェにしておるという、趣のあるものなのである。

 最近の大須は、食べ食べ歩ける食べ物が流行っておるようじゃ。
そんな風に見ながら適当に大須をひとまわりしていたら、そろそろいい時間になってきた。

 では最終日のロイヤルに向かうかのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


9月12日

 みずから苦しむか、もしくは他人を苦しませるか。そのいずれかなしに恋愛というものは存在しない。
私が関白である。


 さて、本日から名古屋ツアーの話に入る。
といっても2005年の方が未完である上での2008年分である。2005年の方も適当にやる故、気長に待つがよい。

 金曜当日、関白の激務が終わった後、東京駅へ向かう。荷物は予め新橋駅のロッカーに預けておいた。
しかしその前にニッポン放送へ寄らねばならぬ。番組表をもらってくる為である。これももももの父の為である。
有楽町へ行くと、何カ所かで牛を見る。ニッポン放送においてもこのような感じであり、どうやらこういうものであったらしい。
あまり気にせずに東京駅へ向かう。18:10ののぞみで出る事にするが、この時間ホームは長蛇の列である。東京駅で既に座れぬ者までおる始末、品川から乗る者もおったが、そんなところから乗ろうとしても既に遅い。
言い忘れたけれども、清貧で知られる関白、のぞみであろうとも自由席に乗る。一編成のうち僅か3両しかない為、元から座席が少ないのである。

 一時間50分近くで名古屋に到着じゃ。
まずは宿へ向かう。シャワーを浴び、体を清めてまずはロイヤルへ向かう。途中、駅の反対側から見る駅前の高層ビルはこんな感じ
おなじみナナちゃん人形のとこを通り、そして名鉄レジャックである。5Fフロアに上がれば、残念ながらこのような掲示があった。この模様を別アングルでも見てみるがよい(写真1写真2)。
という訳で万博以来のレジャック店じゃ。関白は予約しておいたからいいようなものの、飛び込みで来た客が、入り口で待たされるという事を聞き帰る光景もあったのである。
ちょっと心を痛めつつ、4人テーブルを一人で使う。よく見れば隣もそんな感じである。ここんとこ胃腸の調子がよくない関白、お通しの他、レーズンバターなど軽めのものをオーダーする。
デザートにアイスクリームを頼む。ウェハースが付いてくるでもなく600円であったが、なんとなくホームランバーの味に似ておる

 ホームランバーに業務用があったのかのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


9月11日

 ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているのか考えずに書きはじめること。
そして、何を書いたのかを知ろうとせずに書き終わらなければならない。

私が関白である。


 飛行機はさすがに速く、少々遅れたものの22時半過ぎには羽田に着いた。
実は新幹線で帰京しようとした者達は、天候の影響でなんと新幹線が走らず、車中泊などさんざんな目にあったらしい。

 夜の羽田は雨だった。そういえば札幌帰りの時も雨だったような気がするが、こんな時間こんな天候でも、関白にはこれから行かねばならぬところがある。それは、今日で閉まってしまうおでん屋じゃ。
関白の地元にして、関白の台所の名を欲しいままにしておった店である。閉店は22時であるから当然に閉まっておるはずであるが、片付けをやっておろうとも、ともかく最後に行かねばならぬのである。

 そう思い、地元の駅に着く。
時刻は既に23時半近かった。しかし関白が店の前に立つと、中には満員の客がおったのである。
皆で関白を待っておったのじゃ。なんと感動的な事であろうか。関白はここで、残り物、もといコース料理を晩ご飯にして腹を満足させたのである。

 なんだかんだで最終日は25時まで皆で過ごした。
この店があったという事は、皆の胸に刻まれる事であろう。

 しかし居抜きで別の店ができるらしいので、まぁそっちにも通うとしようと思いつつでは関白は帰るぞ。


9月10日

 恋はうぬぼれと希望の闘争だ
私が関白である。


 19時も回り込んで、ようやく打ち上げが始まった(写真1写真2)。
写真の中で、法被を着ておるのがDAICON社社員、Tシャツやそれ以外を着ておるのが当日スタッフと呼ばれるものである。
人数の割りに食い物飲み物が少なく、あっという間になくなる。途中ミネラルウォーターや北斗の拳フィギュアが補充されながら宴は続く。

 そうは言ってもそろそろ時間となった。
ネットワーク担当責任者と握手で別れ、関西国際空港へ向かう。岸和田は関空に近く、20分程度で到着じゃ。
さてここで、お土産探しである。何分岸和田からほとんど離れられなかった訳で、ここで買わずば後がない。ANAカウンター近くで手頃のものを探し、蓬莱の豚まん冷凍や、たこ焼きポッキーなどを買う。蓬莱は新大阪であればその場でふかしておるのだが、まぁしょうがない。
しかし、そうこうしておると時間がなくなった。カウンターで荷物を預ける為にX線を通しておると、もう荷物の受け入りは締め切ったという。

 なんという事であるか

 「機内へ持ち込みくださいませ」と言われるが、そうは言っても土産もあるのである。
そうしたら、別扱いで機内に入れるという。グラウンドスタッフが関白のバッグを持ち、共にゲートへ向かう。当然にして関白はジェントルマンであるからして「荷物は持つぞよ」というが、「いえ、大丈夫であります」というではないか。
まぁ普通に考えればX線検査を通した後の荷物であるから、航空会社側から客に返しては検査の意味がない。
仕方なく女性に重たい荷物を持たせたままゲートまで行くのは、誠に心苦しい事であった。

 この日は長く、まだ話は続くのであると言いつつでは関白は帰るぞ。


9月9日

 愛する人と共に過ごした数時間、数日もしくは数年を経験しない人は、幸福とはいかなるものであるかを知らない。
私が関白である。


 日本SF大会である。
星雲賞では手作りプラネタリウムが企画賞をもらったり、このために駆けつけたという浦沢直樹が賞をもらったりしつつ、つつがなく終わる。
そして閉会式である。次回のSF大会の、栃木のT-CON2009の実行委員長の挨拶もある。次回はホテルでの合宿形式であり、参加料も3万ほどになるという。とは言っても、宿泊料を考えても今回の大会より結構高めである。宿泊費と食費は抜かしても、少なくとも大会として2倍は豪華でなければならぬ。ちょっとそれが不安であった事と、基本的にプログレスリポートの類はPDFによる配信になる事がちょっと嫌だった為、関白は予備登録もしておらぬ。もうちょっと情報が入ってくればまた考えてみるとしよう。
おしまいの挨拶の後、会場が明るくなってからエンディングムービーが流れる。それも見ずに結構もう帰る客がおるのは残念であるけれども、それもまぁ仕方あるまい。

 閉会式と平行で、裏では撤収作業が始まっておる。
関白は前日に張ったケーブルを外して巻き取り、他の者はレンタル机椅子を裏から搬出、そして4Fの特別会議室では、スタッフの打ち上げが始まろうとしておる。
これがまた、場所や時間が明らかにされておらぬ。いや、朝のスタッフミーティングに出ておればアナウンスはあったのであろうけれども、時間は17時からだったり19時からだったりと、なかなか正しい情報が得られぬ。そこらのスタッフに聞いても分からぬぐらいであるから、一体誰が把握しておるのであろうか。
17時だと閉会式の裏になってしまうので、おそらく19時からであろうが、しかし帰りの飛行機が、21:25だかの関空の最終である。20時過ぎに会場を出なければならぬので、あまり打ち上げにはおられぬのである。

 時間が迫りながらもでは関白は帰るぞ。


9月8日

 三河の小京都。
私が関白である。


 既に東京へ帰ってきておるのだが、そこで起こった事態を緊急連絡的に伝える。
疲れた体で館に着く。駅からの道は濡れておって、雨が降っておった事を伺わせる。帰京中ののぞみでも、熱海から新横浜間の豪雨のため、途中速度を落として走行するために5分ほど遅れる見込みであるというアナウンスが入った。
結局雨は止んだため定時に着いたのであるけれども、携帯にもウェザーニュースから関東の大雨警報のメールが頻繁に入っておったからして、かなり降ったらしい。
汗だらけの体を癒すべく、風呂に向かおうとすると携帯が鳴る。防人からである。ネットワークが使えなくなっておるとの、サーバルームからの電話であった。
色々調べてもなかなか原因が分からぬ。雷がひどかったらしくそのせいで機材が不調になったのではないか。どうもWAN側のデータが一切通らなくなっておる。状況を追いかけてみると、とうとうHUBにたどりついた。
ここをデータが通らぬのである。そこでコンセントを入れ直してみると、見事復活したのじゃ。
よくよく見ればブロードキャストも通っておらんかったから、もうちょっと早く気付くべきだったやも知れぬ。

 ひと安心であるけれども、まだ問題があった。
関白が使っておるデスクトップPCの、キーボードが使えぬ。リセットしても直らぬ。こいつは世界SF大会期間中にUSBポートが死んでしまったので、わざわざUSBインターフェースカードを挿しておるくらいのものであるのだが、今度はPS2ポートが死んだのかも知れぬ。
USBキーボードを繋いでみる、がまだおかしい。イーサネットアダプダーも死んだかも知れぬ。

 いいかげん面倒くさくなったので、デスクトップPCは新しいのにするかのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


9月7日

 恋が生まれるにはほんの少しの希望があれば十分です。
私が関白である。


 日本SF大会の話が愉快に続いておるが、ここで、M3関係者から入ってきた連絡を載せる。
M3に参加する事に命をかけておるもももの父であれば既に知っておるはずの事ではあるが、11月24日に、M3フェスタという名前のスピンアウトイベントが行われる事となった。
別に10月のM3にQ&A RECORDSが応募し損ねた事の救済でもないであろうが、こちらであれば応募は12日からである。勤勉かつ誠実なもももの父であるからして、いや、皆まで言うまい
彼は、同じ失敗を2度も3度も4度も繰り返さぬ男である。もももの笑顔のためにも、忘れずに申し込みを済ませてくれるに違いない。
関白は、大船に乗ったつもりで待つとしよう。

 ところでそのM3であるが、倍率的にはまだ1.1倍程度。これは有効申し込みのみの数字であるが、手続きミスも含めても1.2倍ほどである。今のところ参加希望者を可能な限り入れるという方向性でやっておるので、申し込めば通る可能性は高い。
しかし既に蒲田のPiOは容積的にも一杯であるし、それよりも会場前の待機行列をどのようにさばいていくのかというのが問題になっておる。これ以上規模が大きくなれば、会場の見直しという話も出てくるであろう。
その際の選択肢は、M3フェスタ会場である都産貿になるのであろうか。それはまだ分からぬけれども、都産貿は同人イベントには冷たいであるからな。

 では関白は帰るぞ。


9月6日

 恋は決闘です。もし右をみたり左をみたりしたら敗北です。
私が関白である。


 昨日から名古屋入りしておる関白であるけれども、ちょっとニュースが入ってきたので伝える。
噂ではロイヤルの新阪急アネックス店も、閉店してしまうも知れぬと言う話である。

 なんという事であるか

 噂話レベルとはいえ、非常に気になる話じゃ。
今後、注視していかねばならぬであろう。

 日本SF大会の続き。
スタッフ弁当を食した後、スパに行く前に気になる展示があったので入る。それは「手作り3Dプラネタリウム」というものであった。詳細はリンクを参照してもらうとして、この彼は金沢から来たという。和倉のあたりで活動しておるようで、そこから全国にプラネタリウム展示に回っておるらしい。
投射機は鍋に穴を開けたもので、その精度はイマイチながらも、この3D映像は一見の価値がある。赤青メガネをかける、旧タイプの3D映像というのが手作り感であるけれども、ドーム、ちなみにこのドームは、扇風機の送風によって形を維持しておるエアドームなのであるが、その全天に映し出される迫力の映像は、やはり体験したものでなければそのすごさはわからぬであろう。
今回の日本SF大会でも、企画賞を受賞しておったからして、皆も機会あれば見てみるがよい。

 その後はスパへカメラを取りに行きついでに風呂に入る。そして会場に戻って最後にひとまわりふたまわりした後、星雲賞の授賞式、そして閉会式じゃ。

 いよいよエンドであるのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


9月5日

 短い不在は恋を活気づけるが、長い不在は恋を滅ぼす。
私が関白である。


 ちなみにもももの父は、月曜から金曜まで、長野の有名ホテルで長期ロケをしておるらしい。
多分高州園とかみたにや水光園のような感じに仕上がるのであろうが、皆も楽しみにするがよい。

 さて、日本SF大会の話に戻る。
朝10時前に会場に入る。今日は10-12時まで4F本部に詰めておらねばいかんのじゃ。
そうは言っても何があるという訳でもないのでグダグダしておると、向こうから誰かがやってくる。よく見ればその彼こそ、若き財団理事にして不気味社社主の彼であったのじゃ。
そもそも今回のSF大会の事務局長が世界に羽ばたくCUTEメンバであるのも、元は徒言えば彼の人脈からなのであるけれども、と言っても会うのは久しぶりである。今彼は大阪芸術大学の博士課程におるので、ひょっとしたらこのあたりに住んでおるので来れたのかも知れぬけれども、懐かしい話をしつつ、「関白はmixiをやっておいでますか?」と聞かれたので、マイミクなぞなる。
そんなこんなで12時を過ぎ、忘れずにスタッフ弁当をもらいに行く。スパに電話をしたらば「関白、携帯が見つかっております」という事なので、風呂に入りついでに取りに行く事にする。
それにしても電話番号も伝えて帰ったというのに、なぜ電話のひとつも寄越さなかったのであろうか。

 なかなか今回の大阪ツアーは、行きたいと思ったところにも行けぬ。
会場の隣が映画館やゲームセンターも備えた大ショッピングセンターであるというのに、そこへも行けぬじまいである。
色々時間をロスする事多かったからでもあるが、根性があれば日本橋あたりまで出て、大阪で我らがストライクウィッチーズの動画をやっておる知人と会談を持つ事も考えておったのだがな。

 まだ体調悪いのだと言いつつ、では関白は帰るぞ。


9月4日

 愛されることは幸福ではない。愛することこそ幸福だ。
私が関白である。


 最新のももも情報である。

もももの父「関白、また石川さんのロケが幼稚園に来まして、石川サンバを皆で踊る様が収録されたので有松

 石川テレビの囲い込み政策もなかなかであるな。
また近いうちに、テレビでもももの踊りが見られる事であろう。

もももの父「さらに、でありますが、新聞に子供の写真を載せる企画がありまして、そこにももももが載るのであります

 多分一面全面にデカデカと載るに違いない。

もももの父「ははっ、一面全面に、沢山の子供の写真が載るのであります

 その中でももももはひときわ目立つ事であるからして、一発で分かるであろう。
石川在住の民においては、楽しみにするがよい。

 それにしても、もももの媒体露出が続いておる。
ことに新聞媒体は初めてかも知れぬ故、皆においてはもももの初露出として記念にするがよい

 今日は体調が悪い故、適当にまとめつつでは関白は帰るぞ。


9月3日

 恋はスペインの宿に似ている。あるものといえば自分が持ってきたものばかり。
私が関白である。


 日本SF大会に話が戻り、スパである。
ここで携帯をなくした事は先に速報で伝えた通りである。結局無事に出てきたのではあるが、土地柄結構心配したものである。といっても関白の知人もロッカーの鍵を盗まれて財布を盗られたというくらいのクライムシティ岸和田である。皆、生きて帰ってきただけよかったとするべきであったかも知れぬ。
携帯がなくなった事、ここで泊まる訳ではない事で、早めに出る。宿の風呂に入ればいいという話もあるけれども、どうもあの狭い風呂は疲れるのである。
しかし帰りを強い雨が襲う。一旦途中のココ一番に入るも、「関白、ルーもごはんもありませんので3-40分待ちになります」という、深夜にしてもいかにも不自然な物言いで言われる。
これはひょっとして何か緊急事態でも発生し、関白に暗号でSOSを出しておるのも知れぬと思ったが、気にせぬ事にする。
折角カレー気分であったというのに、そういう話ではしょうがない。店に店を出る。そうしたらばとても過ごせぬくらいの大雨じゃ。隣のコンビニで傘などを買い、改めて夜食を食う為に駅前まで行く。
バッグの中まで雨が入ってくるほどの大雨じゃ。なんとか駅前アーケードまでたどり着くと、後は駅前までは濡れずに行ける。なか卯で牛丼を食しておると、最近よくある話だが雨が止んでおった。
向かいのコンビニに寄り、傘をささずに宿まで帰ったのである。

 明けて日曜、日本SF大会2日目、つまり最終日である。
この日は昨日の雨が嘘のように晴れ渡り、関白は傘をフロントに託して荷物を抱え、会場へ向かうのである。

 去年の世界SF大会は5日間だったのにのぅと思いつつでは関白は帰るぞ。


9月2日

 恋をして恋を失った方が、一度も恋をしなかったよりマシである。
私が関白である。


 名古屋ツアーの準備もちゃくちゃくと進んでおるようなおらないような感じであるが、名古屋の美人人妻の予定が土日とも空いておるらしい。
別に全ての女子は関白に惚れなければならぬと言う法律がある訳でもないのだが、相変わらずモテモテの関白、一緒に名古屋観光をする事であろう。

 そんな9月の日、関白のところにうちの教授から飲みの誘いが届いた。
いきなり今日飲まないかという話なのであるが、多忙な関白と言え、どうしてこれを断れようか。いそいそと出かけ、関白が声をかけた学生達と駅で合流し、大学への不満をぶつけつつ楽しく飲んだのである。

 そんな先月、ももも邸は家族揃って千里浜へ出かけたらしい。
金沢の地理に詳しくない民の為に説明すると、海水浴場である。ももも邸に加えてもかもかも参加したと聞く。多分おいおい写真が送られてくる事であろう。
もももの父は浜茶屋、つまり海の家でぐだぐだしておったらしい。しかし関白のように東京に住んでおると、なかなか気軽に海水浴とか行けぬ。もっとも近いのは、八景島のあたりとか湘南であろうか。
関白も肉体美を披露する場がない事は残念な限りである。

 そんな事を言いつつでは関白は帰るぞ。


9月1日

 女の口から出る「いいえ」は否定ではない。
私が関白である。


 早いもので、今日から9月である。

 そいでもってDAICON7であるが、適当に回って、17-19時からは4階本部に詰める。
何かネットワークトラブルが発生した場合に対応する為で、常に誰かがおらんといかんのである。
ファンタシースターポータブルなどやりつつ、つつがなく時間は過ぎて次はクソゲーライブじゃ。これは昨年の世界SF大会でも行われたもので、前回は関白の手になるソフトも紹介されたというものである。
19時から22時半までを予定しておるという長丁場な企画である。会場が23時で追い出されてしまう為、本当に時間的にギリギリまでやる企画と言えよう。
クソゲーの定義は様々であるけれども、ここでは単につまらないゲームというよりは、ねらい所がキているとか、力の入れ方を間違えたようなゲームが多く紹介される。
例えば冒頭では、セガの"DESTROY ALL HUMANS"が紹介される。オープニングでは、ストライクウィッチーズにも主要スタッフとして参加しておる、世界に羽ばたくCUTEメンバーの名前が見えるが、まぁそういうものとして見過ごす事にする。

 この日は近くのスパで行われる、泊まり込み宴会のCON-PACKというものもある。
申し込みをしておる訳ではないのでちょっと覗くだけにはなるのだが、クソゲーライブが盛況に続く中、後ろ髪を引かれる思いで会場を抜け、スパに向かう事にする。

 小雨が降り出しておる中、同じ大通り沿いにあるという目的地に向かう。
よくあるスーパー銭湯であるが、中では宴会場やステージもあり、吉本芸人が漫才をやっておったりするらしい。他にもお好み焼き&焼き肉屋があったり、結構そういう方面も充実しておるようじゃ。
屋上にはビアガーデンもあるようだが、関白が訪れていた頃は雨天の為営業中止となっておったのが残念である。

 スパでは、なぜかこのようなものが売られておる。
どうしろというのだという気にもなるが、あまり気にせぬ事にする。

 8月の方のSF大会の話にも一部写真を追加したぞよと言いつつでは関白は帰るぞ。